1987年5月に登場したマツダ5代目カペラ。最初はステーションワゴンの設定は無かったが、1988年3月に追加されステーションワゴンはカペラカーゴワゴンと呼ばれた。同時に商用車のカペラカーゴバンも設定されるようになった。これらカペラカーゴはカペラシリーズ初のミニバンだったそうである。
今回見掛けたカペラカーゴワゴンは北海道 北斗市の交通安全指導車で屋根上に拡声器と青のパトライトが載っているのが特徴である。
リア。久々に見た感のあるこのデザイン。カペラカーゴが販売されていた当時は姉妹車のフォード テルスターワゴンと共に日常的に見掛けたが、年数が経つにつれ全然見掛けなくなった。デザインは悪くないが少しくどい感じのリアデザインだと当時は思った。しかし没個性的なデザインの自動車が増えた今となってはカッコよく感じる。
懐かしいマツダロゴと2.0DOHCと16‐VALVEの表記。「シートベルトをしめた?」「ヘルメットかぶった?」のシールが貼ってあるのも交通安全指導車らしい。
カーゴの大きなロゴ。
国勢調査のステッカー。
北海道新幹線 北斗市開業のステッカー。左側にフルタイム4WDのロゴが見える。そうなるとこの個体は2.0Ⅼ 4WDのGTのグレードになる。年式は1990年10月から1994年10月くらいまでだろうか。
もう一枚、別角度より。1990年代前半の公用車を使っていること自体が驚きだが、レアなカペラカーゴなので少しでも長く現役でいてほしい。
三菱リベロとの並び。どちらも滅多に見なくなった自動車同士の並び。リベロについては次の機会に紹介する。