今回は、相対位相。
以前紹介した、『サブウーハーによる位相変化』はSW無し有りによる位相変化です。だだ、この方法では、どちらかのレベル(音量)が小さい時の位相差が分かりづらいのです。
今回はサブウーハーとメインスピーカーの位相を測定し、その差を計算。この方法なら全ての周波数で明確に位相差を測定できるはす。
さて、グラフを見てみましょう。
とりあえず、クロスオーバー周波数100Hz(青色の棒)に注目すると、『逆相』時は+90°付近で落ち着いているのですが、『正相』時は110Hzで大きな位相変化が確認できます。というものの、クロス100Hzでは総合的に見て『正相』『逆相』は大差ないとも言えますね。
次に、クロスオーバー周波数50Hz(赤色の棒)に注目すると、『逆相』時は105Hzを除いて32Hz~160Hzの広範囲において±90°以内という優れた特性だと言えます。一方、『正相』では大半で180°近い位相変化となってしまっています。
OFF会時に良好とされた『クロス48Hz 逆相』は非常に位相差が少ない特性を持つ、という事が確認できました。これは、聴感と測定結果が一致していると言えます。
とりあえず、クロス100Hzでは『正相/逆相』のどちらも良好とは言えず、『クロス50Hzの逆相』は理想に近い位相特性と分かりました。
『クロス50Hz 逆相』は、理想に近いのですが、最適とは決まったわけではありません。そして、ヤマハサブウーハーには『ミュージック』『シネマ』という二つのBASSモードが存在し、それぞれ位相特性が異なる事を確認済みです。
次回は、位相の観点から最適な設定を探します。
以前紹介した、『サブウーハーによる位相変化』はSW無し有りによる位相変化です。だだ、この方法では、どちらかのレベル(音量)が小さい時の位相差が分かりづらいのです。
今回はサブウーハーとメインスピーカーの位相を測定し、その差を計算。この方法なら全ての周波数で明確に位相差を測定できるはす。
さて、グラフを見てみましょう。
とりあえず、クロスオーバー周波数100Hz(青色の棒)に注目すると、『逆相』時は+90°付近で落ち着いているのですが、『正相』時は110Hzで大きな位相変化が確認できます。というものの、クロス100Hzでは総合的に見て『正相』『逆相』は大差ないとも言えますね。
次に、クロスオーバー周波数50Hz(赤色の棒)に注目すると、『逆相』時は105Hzを除いて32Hz~160Hzの広範囲において±90°以内という優れた特性だと言えます。一方、『正相』では大半で180°近い位相変化となってしまっています。
OFF会時に良好とされた『クロス48Hz 逆相』は非常に位相差が少ない特性を持つ、という事が確認できました。これは、聴感と測定結果が一致していると言えます。
とりあえず、クロス100Hzでは『正相/逆相』のどちらも良好とは言えず、『クロス50Hzの逆相』は理想に近い位相特性と分かりました。
『クロス50Hz 逆相』は、理想に近いのですが、最適とは決まったわけではありません。そして、ヤマハサブウーハーには『ミュージック』『シネマ』という二つのBASSモードが存在し、それぞれ位相特性が異なる事を確認済みです。
次回は、位相の観点から最適な設定を探します。
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