4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

安物買いの…

2015-05-05 21:11:00 | 自転車
気づいたら3か月以上ほったらかしてしまってました…

実は今回のネタは、3月のお話です。

RITCHEY号に使用している970XTRのブレーキパッドが減ってきてしまっていたので、交換することにしました。ここで素直にSHIMANO純正を使えばいいものを、出来心から激安サードパーティ製に手を出してしまったことが間違いでした…

メタルパッド。1ペアで1000円ほどだったと思います。純正品の半額ほど?


さっそく取り付けてみたら第一のトラブル発生!
なんとパッドの厚みが純正より厚く、ローターにすれてホイールが回らない!!
(もちろんピストンは奥まで引っ込めたうえでです)

しゃあないので再びパッドを外して、脱脂したヤスリで厚み調整。何とかホイール回るようになりました。


翌日はお約束していたトレイルライド。ちょうど当たり出しにもなって良いや~と考えていたらとんでもない結末を迎えようとは……

まずは強烈なブレーキ鳴き。周囲を威圧するかのごとく盛大なサウンド。
でもまぁ当たりが出たら大丈夫でしょうと思っていたら全く収まる気配なし!
というか、当たりが出ない!! いつまでたっても『カチッ・ギュワ』といったタッチにならないのです。まるでパッドにオイルでもついているかのように、レバーを強く握っていっても制動力がかからないまま音だけが大きくなる状態。

さらには金属が焼けるようなにおいまで漂い始め、鳴きは騒音に近いものに…
それでも止まるためにブレーキを握りしめていたためか、ベーパーロック現象まで発生!レバーがスカスカになって最後は足ブレーキで何とかストップ。

この振動の影響か?ホイールのスポークが折れるというありがたくないおまけまでつきました。


問題のブレーキパッドを見てみると…

外してみると

爛れたように変形・変色しているパッドと台座。
とても一回の使用後には見えません。

※このような結果になったのはパッドの個体差かもしれませんし、私の組み付け技能不足が原因かもしれません。あくまで私の場合です。



この後さっそくSHIMANO純正のメタルパッドに再交換。沸騰してしまったフルードも交換。
試走しましたが下り一発でカチッと当たりが出て、もちろん効きも申し分なし。


ブレーキは命を預かるモノ。決してケチってはけないことを改めて教えられました。

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