4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

OnebyEsu JFF#501_その②:ジオメトリとサイズ選定

2021-11-02 10:23:00 | 自転車
JFF#501についてネットで調べていくと、独特のジオメトリという情報が多く出てきます。
特に注目されているのが72°のシート角。 通常のロードなら73~74°あたりでしょうか? 最近は前乗りがトレンドで立ち気味のバイクが多いとも聞きます。



(東京サンエスのウェブサイトより拝借)

フレームを新しくするにあたって、今乗っているGIANT TCR ADVANCEDのポジションを測定。
ありがたいことにGIANTは過去のウェブサイトを公開し続けてくれているので、ジオメトリもわかります。
GIANT TCR ADVANCED(フレームセット) 2010年モデル Mサイズ


(GIANTのウェブサイトより拝借)

気になるシート角は73°ですのでJFF501とは1°違い。

シート高725㎜なので1°の違いによる後退幅は…こちらのサイトが便利!
https://keisan.casio.jp/exec/system/1259983274
2辺abと夾角Cに数値データを入れると…
約12㎜後退することがわかります。
これなら現行のGIANTから丸っとポジションを移してから詰めていくことも容易そうです。


ということで備忘録的にGIANTのポジション

・トップ長:555㎜+110㎜ステム=合計665㎜
・シート高:725㎜
・サドル後退幅:65㎜
・ハンドル落差:70㎜


次にJFF501のフレームサイズをどうするか?
上記のジオメトリを見ていくと順当にいけば550㎜、ハンドル落差の自由度を考えれば540㎜というところでしょうか。 でも今回オーダーしたのは530㎜。 

なぜかというと…このフレームに深~いかかわりを持つ方からのアドバイスでした。「サドルを引くことを考えるとちょっと小さ目の方がハンドル回りに自由度出ますし、何よりホリゾンタルでピラーが出るとカッコいいです!」 

カッコいいのは最重要なのでサイズ決定!


OnebyEsu JFF#501_その①:このフレームに決めたきっかけ

2021-11-01 09:06:00 | 自転車

『ロードレーサー』
最近はめっきり使わなくなりましたが、私にとってはロードバイクという表現にはいまだになじめません。単純に年取って頑固になってきたということかもしれませんが、ちょっと考えてみると…

この15年ほど、アルミ(CARRERA)→カーボン(GIANT)とレーシングバイクに乗ってきました。グイグイ進む硬さはまさにレーサーという表現がふさわしく、どこかロードバイクという言葉に違和感があったのです。一方でレースなんて全く走ることのない今、「レーサー」に乗る必要もなくなってきました。

まもなく自転車歴も20年。これまで感じてきた「自転車の気持ちよさ」を集めて形にしてみよう。そんな思いで10年ぶりのロードフレーム探しの結果たどり着いたのがこのバイク。東京サンエスが展開する「OnebyESU」ブランドのクロモリフレーム・JFF#501です。ピュアレーサーではなく、純粋に気持ちよさを追求したというコンセプト。なんだか初めて「ロードバイク」という言葉がしっくりきた気がします。

なぜこのバイクにしたのかは改めて書いて行こうと思いますが、決め手となったのが実際のこのバイクを購入したという辻善光さんの記事です。
https://ameblo.jp/teamzenko/entry-12161509923.html

同じく辻さんのインプレこちらも興味深いです。
https://tsss.co.jp/web/?p=3118

この記事を読んでいると、実はバリバリレースも走れるフレームなんじゃないかという気もしてきます。そうなるとやっぱりロードレーサーなのか??笑

ぼちぼちと組んでいこうと思います。

北摂ニュータウンライド

2021-10-24 09:50:53 | 自転車
一部の方には有名?な、北摂に点在するバブル期に開発されたニュータウン。
『希望ヶ丘』『北摂バードタウン』『北摂ローズタウン』『茨木台ニュータウン』。
 特に希望ヶ丘を除く3つは、実は京都府・亀岡市。茨木市との県境尾根の亀岡側斜面・標高500~600mにへばりつくように造成されています。
 
本日4つとも一気に巡ってきました。分譲から30年近くが経過して一部は山に還っているような場所もあり、大阪市内への通勤を想定したニュータウンというよりは別荘地のような状態でした。
週末になったら市内から1時間半~2時間で行ける別荘と考えれば、昨今のアウトドアブームの中で意外とアリなのかもしれません??
 
割と有名な茨木台ニュータウン入り口のバリケード。
 
ぱっと見はごく普通の住宅地ですが…標高は500m以上。
 
上の写真の向かい側の斜面です。
笑っちゃうくらいの斜度。39×30tでも押しました…
 
こちらも有名?なバードタウン入り口バリケード。
どちらもニュータウン内の道路は『私道』らしく、大型車の通行で道路が傷まないようにするためらしい。
 
本日の最高地点はローズタウン内。
 
ローズタウンの入口。この先結構な斜度の登りでした。完全に林道レベルです。
 
(結果的に)グラベルバイクが似合う。
 
帰りに安威川ダムに寄り道。

POLAR VANTAGE M

2021-08-11 09:36:12 | 自転車
心拍計新調!!もちろんPOLARです。
『VANTAGE M』
毎回デザインもカッコよくなってきているし、ウェブ管理ソフトも進化していて楽しい。
FLOWにはかれこれ10年くらいのデータが溜まっているはずなので今更浮気は絶対にできません笑
 
 
以下私のPOLAR遍歴
■S210
 →学生の頃初めて買った心拍計
 
■LOOP 2014.07
 →社会人になって日常の運動不足を痛感して…
 
■RC3GPS(1回目)2014.08
 →初のGPS&初のウェブデータ管理!
■RC3GPS(2回目)
 →初号機水没により買い替え…
 
■M430 2019.05
 →『パーソナルトレーナー』終了のためFLOWに対応すべく
 
■VANTAGE M 2021.08
 →M430のバッテリーの持ちやバンドの劣化により

リムブレーキは永遠に…?

2021-05-31 09:04:39 | 自転車
ちょっと古い(?)話題をば。
 
TOJ富士山ステージ・増田選手がリムブレーキで優勝したことがSNSで話題になっていました。リムブレーキ派としては「まだまだ捨てたもんじゃないぜ!」と言いたくなります。
 
ふと思い出したのが…2004年アテネ五輪MTB・XC。トップレースシーンではディスブレーキとなっていたころに、Vブレーキで金メダルを獲得したガンリタ・ダール選手。
 
このころSNSはまだありませんでしたが、仲間内では同じように「まだまだVも捨てたもんじゃないぜ!」的に盛り上がりました。
奇しくもバイクはどちらもMERIDA。レース機材として最先端を走るイメージのあるブランドが、リムブレーキでの印象的な勝利に貢献したことが面白いです。
 
ちなみに私のバイクは…まだまだリムブレーキ現役!
 
MTBやシクロにおけるマッドコンディションやロードで雨天の峠ダウンヒルなど、ディスクブレーキが性能的に優位な場面はもちろんあります。
レースシーンでは当然そのメリットのために採用されているわけです。
 
しかしながら、レースを走らない一般のサイクリストにとってはメリットを享受する場面が特殊なことも事実。
以下、FACEBOOKでも盛り上がったこの話題から…
『あくまでも個人的な感触ですが、Diskブレーキはブレーキによる制動力がタイヤに伝わる感触が遠く感じています。ドライ時にはリムブレーキのバイクが恋しくなります(^^)』
『一番慣性の働いている外周部を直接止めるリムブレーキと、少なからずねじれを発生させながら止めるディスクの違いでしょうか?とはいえ雨や泥が一番つきやすいのも外周部…やはり悪天候ではディスクに分がありますね』
『実はリム制動ブレーキに戻ろうかと。1秒でも速く走りたいわけでもないのと、ブレーキシューの当たるキャリパーの軌道・造形美・ワイヤーの取り回しによる効き味の変化など、機械式ならではの楽しさと美学があるんですよね。』
 
必要な安全性さえ満たしていれば、正解や正義は無いと考えるほうが楽しいですよね。