花と畑と その他 諸々…

半自給自足の生活を目指し、鍬とスコップと鎌で
時には鳥と話をしながら花と野菜を作っています。

母の一周忌をした(その2)姉の見た夢

2014-04-18 16:52:05 | 野菜畑
<法事の日の夜、姉が見た夢>

もう、30年くらい前
姉が、母に借金を申し込んだ。

30㎞ほど離れた姉の家に、母がお金を持って来てくれて

玄関の敷居をまたごうとするのだけれど
どうしても、家の中に入れない。

そこで、目が覚めた、と。

それで皆が

「あんた、そのお金を返してないから
母上が、三途の川を渡れなくて困ってんのよ
早く、返しなさい!」

と、言って笑った。

「そうかも知れんね…」と姉が神妙にうなずく
(から、おかしい)

母は、明治最後の生まれで

戦中戦後の厳しい時代を生きてきた。

姉たちも、戦前生まれが多く
だから、親に楽をさせてあげたいとの思いが強いのだが

中には、いくつになっても親に頼る、という人もいる訳で

それが、親不孝になっているかというと
必ずしも、そうとは限らないものでして

人の心というものは
なんとも、不可思議なものでごいす。