陽太理論

お天気悪い中を海街に戻ってきました。






向こうでは、


主にじーばーちゃんからキャベツやらリンゴやらをもらったり


日影に少しだけ残っていた雪に登ってみたり





飼い主の用事の間は、お昼寝の時間に充ててくれたり


と、


陽太なりに充実三連休。


のはずです。







みんなが代わる代わるかまってくれるのはいいけど


ちょっとお疲れの陽太くん。





ぺったんこにつぶれてます。







面白かったのは、


陽太をじーちゃんに預けてちょっと出かけるときに


カングーではなく家の車に乗り込んで準備してたウチ。


じーちゃんと仲良くしてたから


陽太には声をかけないで出てきたんです。



　


そしたら、


リビングの吐き出し窓のカーテンをめくって外をのぞく陽太。


視線の先には、ウチらのカングー。


カングーが停まっているのを確認すると


すぐさま部屋の方に戻っていきました。






用事を済ませて帰ってからじーちゃんに聞いたところによると


車があるんだから家のなかにウチがいるはず。


という陽太の理論で


熱心に探してくれてたそうです。


じーちゃんに“このドア開けろ”と要求したりしながら。


健気だなぁ、ワンコって。






今日も帰りの出発時間がせまってきて


なんだかんだと準備してると


いつのまにかそばに来てぴったりくっついてる陽太。





リラックスしてるようで


視界のはしにウチをちゃんと捉えてくれてるんです。


健気だなぁ、ワンコって。









一緒に帰ろうね。


そう声をかけたら、なんだか安心したみたいな顔してくれた。







明日からは日常海街。


またのんびりいきましょな、陽太くん。

夜な夜なドライブ

おはようのネムネム陽太。





そんなとこで寝たら風邪ひきますよ。






今日はちょっと早起きできたから


とってもきれいな空が見れました。





太陽が出る少し前の


空いっぱいにエネルギーためこんだみたいな空。






その後は


朝日に輝く白い犬。





陽太の輪郭がキラキラで素敵です。








１日ずれて、明日からウチらの三連休が始まります。


さくらんぼ県でなんだかんだと用事があるので


陽太にもお付き合いしてもらいます。






ちょっとの間、海街散歩できないから


今日はいい空が見られて良かった。






明日の朝にはさくらんぼ県です。


安全運転で行きますよ、陽太くん。

ちょうどいい

なんだかこの春は全然起きられない。


夏になったら早起きできるんだろうか・・・心配。







今朝もちょい寝坊。


部屋の窓から朝日が見えて、急いでお散歩へ出発しました。





太陽は雲のなかへ。


けど、きれいな空です。





陽太も左右のお空確認。












明日からは世の中三連休だし、


いい季節なので海街辺りも観光シーズンに入ってきました。


朝のお散歩で海沿いを歩いていると


県外ナンバーの車もちらほら走っていて


この時間でここを通過ってことは


いったい何時に出発かいな？！


なんて余計なお世話で逆算計算してしまいます。






そして、自分達の早朝出発のおでかけのことを


ぼんやり思い出したりもします。





休日の１日を無駄にしたくなくて


いい時間にはもう現地に着いていたいという


せっかちなウチ。


気に入ったお店で朝ごはんを食べたいがために


午前３時に出発なんてことも度々ありました。





陽太に


｢あの頃は若かったね、お互いに｣


って声をかけた。


まだほんの２年くらい前までのことなのに


ウチら、だいぶ落ち着いたってことだね。





ちょうどいい頃に、あっちこっち出歩いて


ちょうどよく今は、のんびりと過ごせてる。





いろんなこと、タイミングってあるんだね。


ちゃんとうまいこといくように、タイミングってあるんだね。

２００００キロ

なんだかパッとしないお天気。


朝はかろうじて陽のひかりが見えたけど





お天気崩れて、寒い１日でした。










カングーの保険の、更新案内メールが届きました。


もうそんな時期かぁ・・・としみじみしただけで


特に保険会社を変えようとかは思ってません。


もう長いこと更新手続きをしてきているので


すぐに今回も手続きに入りました。







免許の色も変わらないし


仕様用途もそのまんま。


ただ１か所、


走行距離を知らせるためのオドメーターの距離数の入力


そこだけはきちんとカングーに確認に行ってきました。






去年の更新の時に入力した距離数から


ほぼ２００００キロ増えていました。





そして、頭に浮かんだのは


この１年は何度も帰ったからな


ということでした。






さくらんぼ県に。


おばあちゃんに会いに。





さらに思い出したのは


北海道から家街に引っ越すことを決めた時のこと。





｢地つながりだもん、いつだって会えるなぁ｣


そう言ってにっこり笑ったおばあちゃん。





さくらんぼ県を通りすぎての引っ越しなのに


まるで近くに帰ってくるみたいによろこんでたっけな。





車でなら


ホントにいつだって帰れるからね。


しかも、陽太も一緒に。





よっぽどの事情がなければ


必ず車での帰省。






自分の大切なモノ乗っけて


大好きな場所に自由に向かう。


だからウチは運転が好きなんだ、きっと。







今回はちょっと切なくなる２００００キロだったけど


次の１年は、


楽しいこといっぱいの２００００キロにしよう。


もちろん陽太と一緒に。

陽太頼み

昨日の夜から家街ウチら。


今日はこれから陽太の健康診断なので。








昨日の朝空は





またどんよりだった。


日が昇ったのかどうかも全くわからないような


そんな空でした。







きれいな空のもとお散歩できた方が


今日も１日がんばろうと素直に思えるけど


こんな空のお散歩の１日だって


自分の気持ちとは無関係にやることはやらなきゃいけません。








一昨年の秋の終わりごろの話。


海街での仕事を始めて少し経ったころ。


大きな問題ではないけど


小さな出来事が日々積み重なって


密かにストレスをかかえてました。


朝仕事に向かうときに


“今日は何事もないように・・・”


そんなふうに祈る気持ちで自転車に乗っていたものでした。







ストレスがいよいよ表に出てきそうになったとき


何気なくしていた第一飼い主との会話に


ウチは救われたんです。






ちょうどそのころ第一飼い主も新しいことが始まるというときで


｢不安とか、そういうのないの？｣って聞いたんだっけな。


第一飼い主の答えは








｢与えられたこと、やるだけだから｣







期待されたことに応えるだけの準備があるからこそ


その努力をしている人の一言だからこそ


説得力がありました。







ウチもやるべきことやるだけ。


それしかない。






そう思ったら、とっても心が軽くなって


“スクワレタ”んです。


沈んでいきそうだった気持ちを


最高のタイミングですくいあげてくれた。






なのに、


ウチはいつも陽太頼み。


情けないね。






陽太とくっついて元気だして。


陽太がいれば頑張れるでしょ。





そんなことばっかり言ってるね。








憧れのものは遠くから見てるから憧れる。


近くにいけばいくほど


見たくないもの、知りたくないものにも


触れることになる。







それでも


誰もがそんなに近い存在になれるわけじゃない。


やっぱり、チャンスを掴んだんだ。


そう思って欲しい。


憧れの人に求められる存在だということは


誰もができることじゃない。







ど素人のウチにはわからないこともたくさんだけど


ウチも出来ることをするしかない。


なるべくせっせと陽太を連れて家街に帰ってくるね。





・・・ってやっぱり、陽太頼みだし。