陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

生涯、イヌ派

2021-02-24 06:18:37 | 陽太のコト
今日は陽太のパピーの頃の写真。


我が家へやってきたばかりのもの。





一緒に写っているのは若かりし第一飼い主。


陽太のとこだけ写真を切り取ってしまったけど


その小ささに驚きます。






まだ何にも、ワケわかってない陽太。


この日からウチらは必死に


お互いを理解しようとしたんだなよなぁ。






母犬と兄弟犬との暮らしから一転、


ヒトと暮らすということは


並々ならぬ努力があったに違いありません。


そんなこと思ってると


イヌは本当にすごいなぁと


尊敬にも近い気持ちを抱きます。









去年のこと、


テレビから聞こえてきたのは


"優しさって、想像力だと思うんです"


という誰かの言葉だった。


それを聞いた時、とっさに浮かんだのは陽太のこと。


陽太は我が家に来たあの日から


"それってどういうこと?"


"ボク、どうしたらいいの?これで合ってる?"


とたくさんたくさん考えてくれたんだろうなぁって。





陽太はウチらに対して "優しさ" の塊でいてくれた。


そりゃあ、かわいいわけですよ。





ウチらの "優しさ" も陽太に届いてたはず。


そう思うとほんの少しだけ救われます。







そして、今日はウチの決意をここに。


ウチは可能な限り、犬と関わっていきます。


猫でも鳥でも魚でもなく、


共に暮らすのはやっぱり


犬という存在以外は考えられない。





実は、血迷って猫カフェなるものに行ったんです。


確かに癒されました。


温もりのある毛むくじゃらなコ達はかわいかった。


けれど、分離不安をも恐れず


行動を共にするにはやっぱりワンコよね。


それを思い知ったひとときでした。






ウチら、またワンコを迎えると思う。


「大型犬がいいよね、


お耳は垂れていて、しっぽもあって


毛も短いより長い方がいい」


結局、ゴールデンレトリバーが好きなんです。


そして、白っぽいオトコのコ。





完全に陽太を思い浮かべてる。


仕方ないさね。


ウチらにとっては陽太が全てなんだから。


陽太の姿を求めてしまうのは仕方ない。


きっと暮らしていくうちに


そのコらしさを見いだしていくのかもしれないし。





いつやってきてくれるのかは何にも決まってない。


その日までは、ただただどっぷりと陽太三昧。


悲しんだり、懐かしんだりと忙しいんです。





巡りめぐって陽太が戻って来やしないかと期待してみたりね。





ウチらに見送られて "旅立った" 陽太。


旅に出たからには、


近場の日帰りだろうと、3年間の海街への旅だろうと


ゆくゆくはちゃんとお家に帰ってくるものだと


ウチは13年半かけて陽太に刷り込んだんだから。






陽太、すぐでもいいしゆっくりでもいいから


いつでも帰っておいでね。


ウチらはここで待ってるね。



てんとう虫の記憶

2021-02-12 08:33:08 | 陽太のコト
12日、カレンダーの中でついつい目がいってしまう日付。


やっとの思いで1月をやり過ごしたけど


次なる試練は "12日" といったとこ。






とにかく長かった、この1ヶ月は。


ホントに、長かった。






そんな中でも冷静に思ったのは


陽太がいた頃も


陽太と離れてる時はとっても時間が進むのが遅かったのに


陽太と一緒に過ごせるお休みの日は


あっという間に時間が過ぎたなぁということ。


ウチはなんにも変わってないんだ。








それともう一つ、考えてたこと。


ウチにはもう、写真がない。


新しい陽太の、写真がない、ということ。






これは、


どうにもならん。





と、頭を悩ませて





またフォトフレームの写真を撮ってみたりして。








そうしてモヤモヤしていたら


仕事に向かうために近付いたカングーに





てんとう虫が乗っかっていた。







すぐにウチの記憶は海街の頃のあの日に翔んだよ。





マリンタウンまでのお散歩の帰り道のこと。


陽太の背中に乗っていたてんとう虫。








ね、あの日の写真が残ってた。








陽太、


ウチはこの場所を守りたいよ。


陽太が写る新たな写真がなくっても


ココを埋もれさせてしまうことはできないよ。







どんな風にしていけばいいのか


まだわからないけど


まずは悪あがきしてみるね。







これまでの陽太との時間が


きっとこれからのウチの時間も豊かにしてくれるんだと


そう思ってるからね。





まだまだお世話になります、陽太くん。