１１６０００キロの相棒

大型犬と車、切っても切れない関係。


ウチはそう思ってるんです。


ワンコとの移動を考えたときに


まず最初に頭に浮かぶ方法。







カングーってちょうどいいんです。


陽太のスペースもしっかり確保できるし


なんなら気ままな車中泊だってできるし。






陽太を迎えてからいくつかの車に乗ってきたけど


カングーは６年半の間、ウチらを運んでくれた。






いつだって


どこまでだって。






昨日、大好きな水色カングーを手放しました。


まだまだ元気な陽太と


まだまだどこまでも行くため。





なかなかふんぎりがつかないウチに


車屋さんが言った言葉は


｢また次の車でもたくさんの思い出作ってください｣


でした。





第一飼い主とおんなじこと言われた。





あんまり思い入れのある車にしてしまうと


本当に手放せなくなってしまうから。


陽太が元気なうちに次に進むべきだと。


確かに・・・ね。






なので、


陽太とカングーが映っている写真達で


水色カングーに感謝の気持ちを贈ります。











６年半、楽しい思い出ばっかり。


ありがとうね、カングーさん。





１１６０００キロお疲れ様でした。

大健康診断２０２０

木曜日に予約を入れてあった陽太の大健康診断、


朝からとってもいいお天気で


予約をすっぽかしてどこかお出かけしてしまいたいと


そんな衝動にかられながらも


楽しい日々を過ごすためには


必要な時間なのだと


自分に言い聞かせて。







数時間陽太を病院へお預けして


夕方にはお迎えです。


少し待たされた後に呼ばれて入った診察室では


台の上に検査結果の用紙とカルテが広げてありました。






緊張感。






｢血液検査はね、異常ないんだけどね・・・｣


と話し始めた先生、


その後に続く言葉に


なんとなく緊張が高まるウチ。






｢肝臓と脾臓が大きくなってるんだよね｣


と話しながら


前回と今回のレントゲンの結果を並べて映し出してくれました。


｢これが肝臓でね、こっちのが脾臓｣


と指差しながら。







陽太は皮膚のトラブルでお薬を飲むことが度々あるから


肝臓のほうはそのせいかもしれないと。


ただ、


脾臓は何でかなと。


あらかじめ、レントゲンで気になることがあれば


エコーで診てもらうことにしてあったので


脾臓の様子をチェックしてくれてました。


｢ブツブツと何かできてるわけでもなく


なめらかでキレイなんだよ｣


貧血からくる病態も考えられるけど


検査結果から見てそれもない。






｢経過見てくしかないかな｣





今までの１年に１回ペースでの検査は


３ヶ月後にとサイクルが早まり


犬の体の変化はそういう速度なのだと


改めて教えられたのでした。






お会計を待ってる間から


"脾臓　大きい"


"脾腫　原因　病気"


など様々なワードで検索するけど


先生が言うように


腫瘍であればエコーで異物が確認できそうだし


貧血の病気で大きくなるらしい。






・・・わからん。






足元で待つ陽太。


キミのお腹の中はどうなってるの？？





・・・わからん。


答えがはっきりしないって、キツイ。






けれど、ウチはぐるりと思考をねじ曲げた。


"脾臓にいい食べ物、調べよっと"


ウチらには経過をただ見るだけじゃなく


毎日のごはんという手があるんだもんね。


手作りご飯を始めるときに準備した


薬膳の考えがまとめてある一冊の本。


帰宅してすぐに手にとってジロジロ眺めてみました。






鍼の先生に聞いたことと


いつもの病院の先生が言ってたことと


目の前にいる陽太と


診断はできなくても


取りまとめできるのはウチらしかいない。






病気なのかもまだわからないけど


見えない何かに


何かされる前に


陽太を守らなきゃ。






当のホンニンは、わけわからん。





３ヶ月後にまた朝ごはん抜きの１日がくること


知らぬが仏


です。






何はともあれ、


お疲れ様でした、陽太くん。

今年最初の陽太ＤＡＹ

先週木曜日、突然のお休みをもらいました。

働き方改革の一環で有休消化です。


日にちを希望してもらった有休でも


"急だけどこの日はどう？"　ともらった有休でも


陽太と一緒なことに何の変わりもありません。


うれしい申し出に二つ返事でＯＫしたのでした。







そうなると、


行くのは、


ここですよね。





くっきりと見えた富士山。


陽太も朝から清々しい表情です。


この日のドッグランのコンディションはウチ好みで


落ち葉のカサカサも感じられるし


ちょっと湿った空気も漂ってるし。


何より受付の時の


｢今のところ、貸し切りです｣


の言葉に心踊ったのでした。






奥の林のランへ入り


陽太とそれぞれ思い思いの時間を過ごします。





遠く離れてもウチのことチェックして





近づいてきたと思うと素通りちゃん。


ネコみたいなやつめ。






冬の陽射しはとてもやわらかくて


あっちで撮った写真にも





こっちで撮った写真にも





一筋の光が写っていました。






このあと入ってきたラブのオンナノコを気に入った陽太は


一生懸命追いかけてました。


このあとプールダイジョブかいな・・・？


とちょっと心配になるくらい熱心に。


あちらのコがうまく対応してくれてありがたかったなぁ。






デッキでの休憩をはさんで


次はいざプールへ。





準備万端。


"ボク、やったる！"


と頼もしくも見えます。





いつも通りの静かな泳ぎ。


華やかさ、豪快さはないけれど


これこそ陽太らしいなぁと思うんです。


バシャンバシャン飛び込むコ達がたくさんいると


"へぇ～すごいねぇ"


と感心したようにプールサイドから見物するし、


自分よりも泳ぎの速いコがいると


おもちゃを譲って戻ってきてしまう。







そんな陽太とじっくり向き合ってきたウチは


きっと最高の飼い主に違いない。


幸いなことにワンコは　"よそ"　のことはわからないから


きっとウチらが最高に違いない。






わざわざ早起きして、水遊びの準備して


結果、数回泳いだ後には








浅瀬でのボールちょいちょいであっても





そのままじっとプカプカ浮かぶボールを眺めてたとしても


"あ～ぁ、今日も来てよかったなぁ"　と思える。






陽太にとっての最高の犬バカ飼い主、


今年もまだまだやめられん。






またすぐ来たいね。


とこそっと陽太に耳打ちしておきました。

どこでも行ける

この前の日曜日、陽太の病院の後はサンニンお出かけ。


なんだかんだと用事も済ませて


陽太のお散歩の時間も確保です。






寒いこともあって何度か行っているお店で休憩しようと


そこを目指して向かったけれど


お昼と夜の営業のちょうど合間にあたってしまって。






予定していたお店がダメだったので


近場で他にないかと探してみたところ


一軒のお店が目に留まりました。





営業しているか、大型犬も大丈夫かを電話で確認して


いざ初めてのお店へ。





お店の方が穏やかで


店内の雰囲気も落ち着いていて


何より陽太がリラックスしてくれてたのが嬉しかった。





８年前までは看板犬としてゴールデンがいたというこのお店は


テーブルの配置もゆったりしているし


大型犬が横になっても


誰の邪魔もしないような空間の取り方。





とろ～んとしちゃうよね、陽太も。






ワンコと暮らして１０年以上、


それでもまだ知らないお店ってまだまだあるんですね。


そろそろウチもベテランさんの域に入るかなぁ


なんて思ってたところへ


新しいお店との出会い。






やっぱり陽太と一緒だと


いろんなところへ行けるんだなぁと思ったウチでした。






"犬を飼ったら出かけにくい、旅行も行けない"


こんな考えもまだまだ世の中あると思うんです。


けれど、実体験してみれば正反対。


陽太と行って楽しいとこはどこか、


陽太と一緒に行けるとこはどこか、


陽太がいなかったら行くことのなかった


様々な場所を訪れることができる。





ワンコとの暮らしは、ホントにいい。





こんな風に思えるのも、陽太のおかげ。


我が家のかわいいコがいるからこそです。





まだまだ陽太と行きたいとこいっぱいあるね。


気に入ってるとこもいいけど


初めてのとこもチャレンジしましょな。








そして、おまけの一枚。


ふにゃふにゃ陽太の姿ばっかり写真に撮ってた


第一飼い主だったけど


送られてきた中に


凛々しいのが入ってた。





目の色とツルッとした感じがワイマラナーみたい。


ぼんやりおじいちゃんと見せかけて


こんな表情も見せる


魅力満載な陽太くんなんです。

ついつい本音

年明け最初の日曜日は陽太のいつもの健康診断。


お正月太りを少しだけ心配しながらの病院でした。




手作りご飯に変えてから


月に７００ｇペースで減っていた体重は


今回はちょっとペースを落として





２６.２５ｋｇ。


６００ｇの減量でした。


間もなく目標体重です。


筋肉が減っていることは否めないけれど


身軽なことは陽太にとってメリットだなぁと思ってます。


お散歩していても歩道の少しの段差を


ぴょんとジャンプしようとする動きが見られたりして。


動くことが億劫になってしまわないように


前と同じ動きをしようとする気持ちに


体が少しでも追いつくようにと


そんなことを願ってるわけです。






今月半ばには陽太の大健康診断の予定です。


去年のうちにしておきたかったけど


今年に持ち越しちゃいました。






この１年の間に陽太の体の中に何も起こってないように。


検査する前からソワソワしてしまいます。


何かが起こっていないことを


ぼんやりと願ってないで


ホントは何かあった時のことをちゃんと考えておくのが


シニア犬飼い主としてはあるべき姿なのかもしれないけど。






こんなに元気に過ごしてる陽太を見てると


ついつい良い方に捉えてしまうんです。






ここでは　"できるだけ、いつまでも"　なんて


物わかりのいい風を装っているけど


心の底では


心の底から


"ずっとずっと、いつまでも"


とそればかりを願ってる


欲張りな大バカ飼い主なんです。