陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

また来年も

2019-02-27 19:37:14 | 陽太のコト
昨日はお休みの1日。


夕方からちょっと用事があるので


その前にバババッと陽太とお散歩に出かけました。







よく車で通るところの道路脇が一面黄色なんです。


特にここ最近はどんどん色がキレイに広がって


通る度に “陽太と来たいなぁ” と思っていたところ。






菜の花畑です。





カングーの後ろのガラスにも写りこんで、ホントきれい。





曇り空なんかには負けないくらいの


元気の出る見事な黄色。





ぐるっと一周回り終えた頃に会ったのは


ご近所に住んでいるというトイプー兄弟。


飼い主さんの話によると


去年までは勝手に中へズカズカ入り込む人が後をたたなくて


踏まれて折れて無惨な姿になった菜の花もたくさんあったとか。


「その人にとってはその時一回限りの菜の花だろうけど


このあたりに住んでる私たちにとっては


今年も花が咲いた、昨日よりもっと花が開いたって


何度も目にして楽しめるところ。


また来年見られる、きれいな景色のことも考えてほしいんです。」


そう言ってた。






そういうウチも


たぶん今シーズン陽太と来るのはこの一回だろうなと


自分のこと言われてるみたいで恥ずかしくなったけど


そのあとすぐに “また来年もきれいな黄色の菜の花畑へ来よう” 


と決意できたから、


毎年楽しみに待つ側になれたから、


お話しして良かったなぁと思いました。











そのあとは帰り道にある初めての公園へ。





休日にはたくさんの人であふれてそうだけど


平日万歳、です。






アップダウンがあって、くねくね道で











けっこう好きタイプ。








陽太のおすましポーズもかわいかったしなぁ。





たぶんここなら第一飼い主も一緒に来られる気がする。






今度はサンニン体制で。


そんなことをもくろみながらのポカポカ散歩でした。





サンニン体制

2019-02-25 18:44:40 | 陽太のコト
天気のいい日曜日に


のんきに陽太とお散歩ぷーらぷら。


なんて贅沢なんでしょうね。


しかも昨日はサンニン体制、


第一飼い主も一緒のお出かけです。




森林公園の芝生広場にて。





ウチを見るバージョン。





第一飼い主を見るバージョン。


こっちで呼ばれてはこちらを見て、


あっちで呼ばれてはあちらを見る。


気遣いのできる素晴らしい白犬さん。







陽太の最近のホームとも言えるこの公園では


先頭きって歩くんですって。





“二人ともちゃんとついてきてる?”


と確認も怠りません。






陽太とフタリの時でもブラブラ歩いてたと思ったけど


サンニンだとさらにのんびりになります。


たくさんの人に追い抜かれても


あんまり急いで歩いて、楽しい時間があっという間に終わってしまわないように


無意識のうちにのんびりのびのび。





歩くスピードが変わると見える景色も変わってくるらしく、


今まで何度となく通ったところに


別れ道があったことに初めて気がつきました。


たぶんそこは穴場の通路。


ワンコさんがたくさん通っているメインの道では


道路脇の匂いが気になって仕方ない陽太だけど


この脇道ではお顔をちゃんとあげてぐんぐん進んでいくんです。





“寄り道はしませんよ!”


チェックするべき怪しい匂いはないそうです。






第一飼い主も一緒だと、たぶん陽太は安心するんだと思う。


このサンニンの群れのリーダーは第一飼い主、


その次は陽太自身、


手のかかる下っぱがウチ。


きっとそんな風に思ってるんじゃないのかなぁ。





だから、いつもは2番手の自分がちゃんとしなきゃダメだけど


今日はリーダーいるから手を抜いてもいいかなって。





ゆっくり気の済むまで匂いを嗅いでいました。






第一飼い主のこんなにのんびりなお休みは珍しい。


ホントだったらお家でゴロゴロ休日にあてたかったのかもしれない。


けれどきっと、ゴロゴロとはまた違った形で体力気力はリカバリーされたはずです。


陽太のニコニコパワーと森の中での人間性の回復パワー。





暑くなる前に、できたらまた行こう。


サンニン体制楽しいもんね、陽太。


ハズレの予報

2019-02-20 22:17:28 | 陽太のコト
雨降り予報の昨日火曜日。


“せっかくのお休みに合わせなくてもいいじゃんね”


そう誰に言うでもなくぼやいて


1日のスケジュールをたてます。


まずは何がなんでも陽太とのお散歩。


雨が降ってくるまではとりあえず歩こう。


そう思って森の公園へ向かいました。






いつ降ってもおかしくない空模様で





陽太にも急ぎ目でポーズを取ってもらいます。


今のスマホになってからは画面を何度かさわるだけで


明るさを調節できて、明るめ白めの陽太をおさめることができて満足。






雨が降り始めたらおちおち写真なんて撮っていられないから


人の影がなくなるとすかさず撮影。





ロケーションも陽太の表情も二の次です。


それでも、


階段の途中まで来たのに “ちょっと休憩で” 


なんてわがまま言う陽太のことも撮れたし。





そのまま “まだ行きません” と意地をはる陽太のことも撮れた。





初めは 「先に行くね」 なんて声をかけて離れたけれど


途中からはどこまで大丈夫かな?なんて思って


「陽太、まだ待てだよ」 にかけ声変更。


でもこの写真のすぐあとに駆けおりてきました。





いつも、どこでもやってること同じだなぁ。





それが嬉しくって、また繰り返すんですけどね。





途中でのんびりと匂いを嗅いだり





休憩したいと猛烈アピールしたり





結局ウチが折れて、まんまと休憩したり





楽しいんだよなぁ。






客観的に見たらたった一人のお散歩。


ウチからしたら陽太とのお散歩。


いるといないじゃ、大違い。










まばらに咲いた梅の花も


真ん中に陽太がいると思うとなんだか嬉しかったりね。





ただの下りの階段も





クネクネ具合が陽太といい勝負だなぁなんて


一人でニヤっとするバカ飼い主。






こんなにどんより空で


雨粒にビクビクしながらでも





お家にこもっているよりも、来て良かったと思う。











陽太も “そうだそうだ” と盛り立ててくれるから


なおのこと嬉しい。











ニコニコでも





キョトンとしてても


陽太は元気でいてくれればいいんです。
















ウチのところに、ヘラヘラしながら


駆けよってくれたら


それだけで。







結局は歩ききるまで雨には当たらずに済んで


カングーに乗り込んだあたりで


大きめの雨粒が降ってきました。


予報よりも遅めの降りだし、


ウチらついてたね。







春の気配があちらこちらで感じられて、


寒い寒い空気はもう終わりなのかなぁと思いながらの散歩道。





季節が変わりそうになると、少し不安になる。


次の季節も、また楽しいだろうかと。


過ぎていく冬がまた訪れる時のことを思って


少し不安になる。


そんな、繰り返し。




人間はやっぱりめんどくさい。


ね、陽太。





そして家街へ

2019-02-14 22:07:32 | 陽太のコト
火曜日、家街へ帰る日です。


ギリギリまで遊んで帰るというプランもあるけど、


帰り道も楽しみたいなぁと思ったウチは


チェックアウトすると家街への移動を開始しました。





カングーへ乗る前に陽太の時間。





お宿のテニスコートがドッグラン状態。


新雪の場所もあって


陽太が足をズボズボと取られながら歩いてる様子がかわいかった。





犬連れ用のお宿は、やっぱり気が楽です。


なんだかんだと便利だし。


家にいるのと同じように旅先で陽太と過ごせるのは


とっても大事なことなんだと


シニア犬になった今だからこそ心から思えます。







陽太がまだ若い頃なんかは


あえて、ワンコであふれてるところには行かないようにしてみたり


人との暮らしに自然に馴染んでいるんだと自分に言い聞かせるようにしてみたり。


だいぶ考えが偏ってましたね、ウチは。






けれど、そんな未熟な飼い主でも


陽太はいつだって寄り添ってくれて





締めにはこんな笑顔も見せてくれて。






とっても疲れたと思うけど、


「行こう!」 と言うとガバッと起き上がってくれる


そんな陽太がかわいくて仕方ない。






まだまだ色んなとこに行きたいなぁ。


また、行ってみたいところもあるしなぁ。





密やかに思い続けているマイルール。


それは、一度行った場所へはもう一度行くこと。


陽太がせっかく匂いを残した場所へ


できたらもう一度連れていって


また匂いを嗅いでもらいたい。


マーキング、容認ではないですが


匂いの情報はワンコにとって大事なことのはずだからね。







実現しそうにないけれど、また行きたいのはうどん県。


ウチにはウチの楽しみももちろんあるけど、


陽太と一緒に歩いた屋島が気持ち良かったから。






こうして、どこかへ出かけては


また次の目的地に思いを馳せる。


計画に終わりはないのです。


だから、どうかできるだけ一緒に。


そこが大前提ですからね、陽太くん。




2回目のお宿へ

2019-02-14 21:48:28 | 陽太のコト
月曜日に泊まったお宿はだいぶ前にも利用したことのあるところ。


この辺りへはちょっと前までは


日帰りで来るのが当たり前のウチらだったけど、


あの時はウチらの誕生月だからって奮発したんだった。







チェックインの時にスタッフさんからかけられた言葉は


「前回来ていただいたのが、2013年でした」


でした。


6月だったから、5年半ぶりです。





素直にまた元気な陽太と泊まりに来られたことが嬉しかった。





お部屋に荷物を運び込んだら


早速敷地内のお散歩です。





落ち葉と雪。


雪の下にはツルツルの氷。


途中には小高いところにあずまやもあって





もちろん陽太はあづまや目指して登っていきます。





達成感。






下りの道は陽太も少し慎重に。





お互いに足を引っ張ってしまってはいけないので


下り坂ではリードはセルフでお願いしました。





真っ白な雪に負けないくらいの陽太の白。


でも一番のポイントは白色じゃなくって、


ちょいベロなのです。






雪が積もっているからといって暴走することもない、


自然いっぱいの場所だからといって逃走することもない。


自分の首からつながるリードの先が


ウチの手の中にないとわかっていても


心配かけないようにそばにいてくれる


真面目な優等生ワンコ。


陽太がマイペースなコで良かったなぁとしみじみ。


きっと陽太の良さを一番に感じられる人間じゃないかと


自画自賛なバカ飼い主です。