南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「ハプニング」って、この映画がハプニングだろうが

2008-08-02 21:34:48 | 映画
 「ハプニング」見てきました。
 なんだかんだいって、「シックスセンス」以降のシャマラン監督の映画はたいてい見てますが(前作は見てない)、相変わらずシャマラン節全開です。
 ストーリーはアメリカ東部でいきなり市民が自殺をしだしました。原因不明。
 わけわかんねえけど、一定のエリアで起こっているから、そっから逃げろ。と主人公達は逃げるのですが、電車は止まるわ、車で逃げようとすると、行き先では自殺者の遺体が転がってるわで、立ち往生。
 このへんはほんとうにおもしろいですねえ。謎とサスペンスがてんこ盛り。
 ただし、ここまで盛り上げておいて、皆を納得させられる落ちがつけられるのか?
 なんせこの監督、落ちでみなをびっくりさせたのは「シックスセンス」だけですから。(まあ、「アンブレイカブル」や「サイン」の落ちもある意味びっくりしましたが)
 ネタバレしていいかな?
 っていうか、するよ。







 この原因不明の自殺騒動は、植物の反乱。
 植物が人間が自殺するような毒素を出しているらしい。

 そんな馬鹿な!

 もっともこれは仮説に過ぎず、物語の中でまったく証明されません。
 まあ、普通のハリウッド映画なら、こういうネタを使うなら、主人公の植物学者が謎を解明して、解決策を探し、それで事件解決ってなるのが王道ですが、
 主人公、なにもしてないのに、勝手に収束しちまいました。「宇宙戦争」も真っ青な落ち。
 ううむ。いいのか、これで。
 なんかハッタリ噛ませすぎて、収集つかなくなったような……。
 いや、けっして詰まらなくはなかったんですがね。


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コメント
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