南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「ダークナイト」は期待通りおもしろかった

2008-08-24 13:52:02 | 映画
 「ダークナイト」はタイトルどおりダークな映画でした。
 この映画の見どころはやはりジョーカー。ジャック・ニコルソンのジョーカーがどこかコミカルな部分があったのに対して、こっちはひたすらダークで危ない奴です。
 まさに地獄の道化師(って、それじゃあ、乱歩か?)
 あの不気味なメイクで、仲間は殺すわ、ヒロインは殺すわ、ナースに化けるわとやりたい放題。
 それにしてもジョーカーって、札束の山を燃やすくらい金には執着してないのに、冒頭では銀行強盗の仲間を殺しまくり。分け前が増えるからとかいってたのに、じつは単純になんの意味もなく、自分の部下を殺したかったのね、こいつ。
 おまけに自分の顔の傷のストーリー、いくつもありすぎ。(つまり、大嘘つき)
 さらに検事とヒロインのレイチェルを別々に監禁して、バットマンに「どっちを助ける?」と聞きながら、反対の位置を教えたり、悪の限り。
 それにしても、ヒロイン、地味な女優に変更になったとはいえ、こうもあっさり中盤で殺されちゃうとは。
 それにしても、今回のバットマン、ヒロインは殺されるわ、正義の検事は悪党におとしめられるわ、それを隠すために警官殺しの汚名は被るわ、いいところなし。
 ジョーカーはけっきょく死なず、逮捕されるんですが、役者亡くなったのに、続編どうすんだろ?(作るよね? あんだけアメリカで大ヒットしたんだし)

 そういえば、前作でうやむやになっていた敵のスケアクロウは冒頭でちょい役で出てました。あっという間に捕まって終わりだけど。

 それと建物から落っこちたジョーカーをどうしてバットマンは救ったんだろう。
 前作同様、「殺しもしないが助けもしない」とかいって、見殺しにすりゃよかったのに。
 っていうか、あんときバイクでひき殺せばよかったのに。
 まあ、今回、警官殺しの汚名を自ら背負ってダークヒーローになったわけだから、次回からは遠慮なしに殺せるな。(え、ちがうの?)


 ちなみにこの映画のタイトル、「DARK NIGHT」かと思ってたら「DARK KNIGHT」でした。
 掛詞なのかな?


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コメント (2)
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