南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「イニシエーションラブ」のしかけがまったくわからなかったアホな南野

2008-08-05 21:18:55 | 読書
 乾くるみさんの「イニシエーションラブ」を読んだのですが、感想としては、
 まあ、つまらなくはないけど、たいした山場もないし、けっきょくなんなのこれ?って感じのものでした。
 この人、いつの間にミステリー作家じゃなくて恋愛小説家になったんだとマジに思いました。
 ああ、なんという勘違い。
 このサイトを見て、ようやくわかりました。
 http://gonza.seesaa.net/article/2124042.html
 なるほど、そうだったのか?
 ほんとは最後の最後にやられたといわなければならない小説なのに、まったく気づきませんでした。
 (まあ、未読の人はなにをいってるのかまったくわからないと思いますが)
 いや、でもそういう人ってたくさんいるよね?(え、おまえだけだって?)

 この人の小説はデビュー作の「Jの神話」しか読んでなくて(これを読んだとき、そのオチに小説を壁にぶつけそうになった)、こんな話を書く人に変貌していようとは。

 まあ、万人にお勧めできる本ではありませんが、気になった人は読んでみては?



イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
乾 くるみ
文藝春秋

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