南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

馬鹿なのか頭いいのかよくわからん社長がんばる「アイアンマン」

2008-10-08 00:03:22 | 映画
「アイアンマン」見てきました。
 さほど期待してなかったのですが、意表を突いておもしろかったです。

 さて、どんな話かというと、こんな話。
 天才社長は、武器商人。きょうも最新兵器を売りまくってます。
 ところが誘拐されて、武器を作ることを強要されます。洞窟でスクラップ使って、たったふたりで最新ミサイルを作れと。
 ミサイルのかわりに、パワードスーツ作っちゃったぜ。それで敵を倒して脱出だ。
 社長、改心。俺はもう武器は作らねえ。かわりにパワードスーツ作っちゃうよ。
 あれ? 売るなっていってたのに、我が社の武器で民間人が殺されてるぞ?
 社長、スーツを着て、アイアンマンになって武器を壊してやるう。
 ところが社内に裏切り者が。そいつも同じようなもん作っちまった。戦うぞ。

 まあ、こんな話です(笑)。

 深刻な話のはずなのに、なぜか脳天気な映画。
 がらくた使って、自ら溶接やはんだごてまでして兵器を作っちゃうあたり、天才を通りこして、いくらなんでもそりゃねえだろ? と思っちまいます。敵の頭目も、なに作ってんだ? 俺を舐めんじゃねえ。とかいってましたが、気づくの遅すぎ。
 監視カメラで監視してたやつ、馬鹿だろ?
 無事帰ったあと、改良品を作りますが、データがそろわないうちに、ときには歩く前に走ることが必要だ。とか言いだして、ロケット噴射で飛びます。
 もう、ひゃっほ~っ、って感じで。
 そのままどんどん高度を上げて、凍りつき、墜落。
 おまえほんとに頭いいのか?

 とまあ、こんな感じで、空飛んだり、火炎放射したり、小型ミサイル打ったり大活躍。
 ラスボスの自分よりでかいパワードスーツも撃破。
 ラストでは、社長、記者会見します。
 もちろん、正体は秘密。アリバイまで用意してもらったのに、社長、なにをとち狂ったのか、思わず口走っちゃいました。

 アイアム アイアンマン。

 おまえ、やっぱり馬鹿だろ?
 記者達大喜び。
 ああ、バットマンやスパイダーマンはあれだけ必死になって正体かくしていたのに、こいつときたら(笑)。
 IQはやたら高いけど、意外と馬鹿な社長ががんばる話でした。




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コメント (2)
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