TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東百名山100座目『天上山』その8

2019年11月10日 | Weblog
温泉に着きました。

まっちゃーれセンター内の観光案内所であらかじめ買ってきたおいた券を出しました。
その時小銭をばらまいてしまいました。

『お客様、露天風呂はご利用になりますか?』
『はい、水着持ってきました』

そう、ここの露天風呂は道路から丸見えです。
でもね、真横は海だし上に移動すると東屋のようになっていて夕陽を見ながらお湯につかれるのですよ。
これは絶対入らずには帰れませんて。

お湯はしょっぱく海水と同じ成分のように感じました。
なるべく長く入っていたかったのですが、手が痒くて(アレルギー性手湿疹ね)もうダメになりました。
頑張ったー。(そこで頑張ってどうする)
すぐに手を冷やして痒みを抑えました。

いや~良かった。

温泉を出る時に『ありがとうございました』と言った瞬間『お客様、小銭をおとされましたよね?もう100円落ちてましたよ』
おお、なんて親切な。

靴を履いて出る時に、もうちいど『親切にありがとうございました』と言ってから出ました。
こういうのは大切ですよね。

暗い道をテン場に戻ります。
ヘッドライト点けてテクテク気持ちいいっす。
なんせ1ヶ月ぶりの登山でしたからね。
ちょっと筋肉痛になりそうです。
登り続けているとこれっぽっちも痛くならないのに、筋肉は本当に落ちるのが早いです。

真っ暗になった沢尻キャンプ場ですが、炊事場の蛍光灯は煌々と灯っていました。
ここにはトイレもあります。
水も飲めます。
ここが閉鎖なんてとても残念です。

食事は持ってきたカップ麺にしました。
ラーメン食べたくなったので、温泉の食堂にも入らず帰って来ました。

コッヘルに水を入れて沸かし、カップ麺に注いで残りはコーヒーを作ってポットに入れました。
夜のスイーツタイムのためでーす。

テントに潜ってマットにエアーを入れます。
これもちょっと重さはあるけど、なんせコンパクトで寝心地抜群です。
これ使うの久しぶりだなー。

シュラフは5℃対応のものですが、日中の気温を考えると暑いかなと思いました。
ところが夜になると一気に気温は落ちました。
寝床を作りながらちょうど良かったかもしれないな⋯ と思いました。

寝るまでの間、このブログ(まあ個人の記録として書いているのを公開しているだけなんですねどね)を入力して過ごします。

夜中に撮影しようと思って外に出ましたが、月が邪魔して星空としてはイマイチでした。
ここじゃ難しいですね。
光源が多すぎます。
なのでこんな写真を撮ってみました。

何枚か撮って、そこそこ満足したところで寝ることにしました。
隣のテントが急に騒がしくなりました。
食事を作るようです。
でももう21時ですよ。
笑い声やらでちょっとだけうるさかったです。
22時を回っても収まりませんでした。

でも寝れました。
ちょっとぐらいなら寝れますよ。シュラフ被って顔のドローコードを引けばけっこう大丈夫です。

夜中の0時過ぎに目が覚めました。
トイレに行って再び写真を撮ってみます。
相変わらず月が出たままでした。
雲も多く、3枚ぐらい撮って諦めました。
1枚撮るのに3分ぐらいかかりますから、面倒になったのです。

朝が来ました。
5時30分でした。
炊事場に行って驚きました。
残飯が排水口に残されたままです。
こんなことしてるから閉鎖になるんだぞ!
もう来るな!
と思うだけにしました。

それからというものすれ違っても目も合わさず、知らんぷりなのでこちらもそうしました。
あーダメだダメだ愚痴ってる。
今回は楽しい事しに来たんだ。

そそくさとテントをしまいます。
手馴れたもんだと自分でも思いました。
ちなみに今朝は「カレーめし」にしました。
旅先のカレーは何故か美味しい。
特に山では定番で、山小屋でもカレー比率高いです。

ゆっくりと歩きながらどうするか考えました。港からちょっと登ったところにパン屋があるので、そこに行こうと思いました。
甘いパンが食べたいぞ。

不定休だというので、やっているか心配でしたが良かった~開いてました。
クリームがサンドされたコッペパンと渦巻いてチョコチップが入ってて砂糖がかかった甘そうなやつとハムタマゴのトーストサンド、さらにハンバーガーを買いました。

ベーカリーと名前がついていますが、普通に雑貨もあります。
なんで坂の上にあるなのかな?って思う時、やはり水害に少しでも強い立地の方がいいからかな?って考えちゃいます。
海辺を歩く時だって、津波が来たらどこをどう逃げるのが良いのかって思ったりします。

そういえば昨夜、温泉に入っているときに防災無線が鳴りました。
『な、なんだ!?』と思ったら防災無線を利用して講演会のお知らせでした。
島ならではの放送ですね。
今朝も東海汽船の発着所の連絡(天候によって変わります)が防災無線を通じてありました。

まっちゃーれセンターに入ると誰もいません。なんで?
もしかして僕は間違っている?
何度も確かめたのに、こっちじゃなかったとか⋯。

念の為、観光案内所で聞いてみました。
すると『はい今日はこちらです』と教えてくれました。
見るとパッションフルーツのジャムが売っていました。スイカのジャムもあったけど何となく想像出来るのでやめてパッションフルーツだけ買いました。
あと、手ぬぐいもね。
だめだなぁ手ぬぐいフェチやめられない。

時間が迫っても誰も腰を上げません。
ついには僕が一番に発着所に行きました。
入港するところも見たかったしね。

さるびあ丸がちょうど汽笛をあげて入って来たところでした。
やはり警察官が待機していました。

『おはようございます。あのー乗船するにはここで待っていれば良いのですか?』


その9に続きます。
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関東百名山100座目『天上山』その7

2019年11月10日 | Weblog
表砂漠はまた違った雰囲気で、ここにもテーブルとベンチがあります。

ここからは黒島登山道に向かい、下山体制に入ることにしました。

露岩と切り立った岩と白砂のコントラストが素晴らしく、後ろ髪を引かれる思いとはこの事だと思いました。

下って行くと樹林帯になります。
背の高い樹木の中を進むと、「千代池(せんだいいけ)」の入り口がありました。

細く茂った樹木の中を下ると、黒く見える池が風によって怪しくざわめいていました。
どうやら火口跡に雨水が溜まって出来たようです。
渇水時には干上がってしまうそうです。

登山道に戻ります。

黒島登山道の最上部には10合目の標柱がありました。
ここから露岩帯を下って行きます。

下に村落を見ながらつづら折りに急斜面を下りますが、岩がごろごろしているのでゆっくりと降りていきます。

30分ほどで一般道に出ました。

黒島登山口と標柱が立っていました。
白島登山口と同じように登山名簿がありました。スタンプも押せます。
竹の棒は杖の代わりに使ってくれということでしょうか。

この先は工事中なようで上に行くのは通行止めのようです。
一台の工事車両が停まっていました。
中には人が一人乗っています。
その脇を通りすぎた時『おかえりなさーい』と声をかけてもらいました。
若い女性でした。
ヘルメット被って優しい声を出したので、ちょっと驚きました。

僕はただ『こんにちはー』としか言えませんでした。

そういえば登っていく時もバイクに乗った若者がこっちを見て会釈してくれました。
もしかしたら村をあげて観光客を歓迎しようという空気があるのかもしれませんね。

でも、そのあと会う人との挨拶はありませんでした。

神津島港の前のメインロードに出ました。

なにか食事しようかとも思いましたが、さほどお腹も空いていなかったので、テントを張るのを先にしました。

そこから30分歩いて「沢尻キャンプ場」に着きました。

すでにテントが3体張られていました。
そのうち2体はワングループのようです。
『ご一緒させていただきまーす』と声をかけましたが反応は20点ぐらいでした。
まあ、いいか。
山とは違うもんな。
俺は山だけど⋯。

今回は先日お客様のタダ〇さんにミシンかけてもらった、ゴアテックスのツエルトです。
普通のツエルトよりもちょっと重いけど、自立式のテントよりは軽いし、試したかったから。
下を縫ってもらって出入口の片方を完全に遮断してもらいました。
出入口は片方で十分だし、そっちも角から半分までは下とつなげてもらいました。
完璧です。
結露を起こしやすい時期はこれが活躍しそうです。

これだけツエルトもピシッと張れれば文句なしでしょう。
自己満足。

テントを張ったら温泉に行きます。
歩いて10分ほどで「神津島温泉保養センター」があります。
シュラフやマットなどを出して温泉に向かいました。

歩いている途中で日没になりそうです。
海の向こうが真っ赤になるまで道端で待っていました。


その8へ続きます。
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