大天井岳山頂から戻ると雨は激しくなりました。
イヤだなぁ…。
急いでテント内部に身を隠します。
時折雷鳴が響きます。
降ったりやんだりを何度も繰り返しています。
テント(ツェルト)内部は浸水し始めました。
やっちまったなぁ…。
雨なんか降らないはずだったのに、女心と山の空…。
仕方ないですね。
自宅を出発してしばらくしたころ、帽子を忘れたことに気が付きました。
普通の野球帽みたいなのは車の中にあるけれど、ちょっとなぁ。
まあいいか、かっこつけなくとも山は登れるし、でオシャレの必要もないですからね。
途中のコンビニでタオルを1本買いました。帽子がわりに頭に巻いてもよし、という感じで。
相変わらず雨は激しく降ります。
今夜の食事は受付の時にお願いしておいた『鯖の味噌煮定食』です。
テント泊なのに小屋で宿泊客と一緒に食事をとるのは初めてです。さらに、山で魚を食べるのも初めてです。
もちろん完食しました。
テント泊で独りだと簡素な食事が多いのですが、小屋食だと食欲も増しますね。
雨があがっているうちにテントに移動します。
降ったりやんだりするうちにツェルトにしたことを後悔するほど浸水してしまいました。
マットがいかだのように水の上に浮いているかのような(大げさな表現です)感覚。ザックもビニール袋に入れて靴やら持ち物も防水します。ビニール袋は大きいのを1~2枚持ってくると何かと重宝します。
そして頭に巻いていたコンビニタオルが大活躍しました。
浸水したツェルト内部を拭いては絞り、拭いては絞りしました。その後そのタオルは最後の撤収まで雑巾として役目をまっとうしました。
じきに雨の峠は越え、視界が開けてきました。(画像)
明日こそ晴れるという予報です。
お隣のテント女子と山会話をしているうちに、震えが来るほど気温が落ちてきました。おそらく明日は顔を合わせることなく僕が出発することになると思うので、お互いの安全と健闘を祈ってサヨナラしておきます。
18時過ぎに寝て、午前0時過ぎに自然に起きました。
早すぎると思いましたが、星空も見たかったのでゆっくりと朝食を摂り撤収を始めました。
しっとりと濡れたツェルト内部の水分を拭き取ってからたたみ始めました。
ペグを1本1本丹念に拭き、シュラフカバーをたたんでケースに入れ、シュラフをサックに押し込んでいきます。
風も収まり、星空は無数の輝きを放っていました。
その6へ続きます。
イヤだなぁ…。
急いでテント内部に身を隠します。
時折雷鳴が響きます。
降ったりやんだりを何度も繰り返しています。
テント(ツェルト)内部は浸水し始めました。
やっちまったなぁ…。
雨なんか降らないはずだったのに、女心と山の空…。
仕方ないですね。
自宅を出発してしばらくしたころ、帽子を忘れたことに気が付きました。
普通の野球帽みたいなのは車の中にあるけれど、ちょっとなぁ。
まあいいか、かっこつけなくとも山は登れるし、でオシャレの必要もないですからね。
途中のコンビニでタオルを1本買いました。帽子がわりに頭に巻いてもよし、という感じで。
相変わらず雨は激しく降ります。
今夜の食事は受付の時にお願いしておいた『鯖の味噌煮定食』です。
テント泊なのに小屋で宿泊客と一緒に食事をとるのは初めてです。さらに、山で魚を食べるのも初めてです。
もちろん完食しました。
テント泊で独りだと簡素な食事が多いのですが、小屋食だと食欲も増しますね。
雨があがっているうちにテントに移動します。
降ったりやんだりするうちにツェルトにしたことを後悔するほど浸水してしまいました。
マットがいかだのように水の上に浮いているかのような(大げさな表現です)感覚。ザックもビニール袋に入れて靴やら持ち物も防水します。ビニール袋は大きいのを1~2枚持ってくると何かと重宝します。
そして頭に巻いていたコンビニタオルが大活躍しました。
浸水したツェルト内部を拭いては絞り、拭いては絞りしました。その後そのタオルは最後の撤収まで雑巾として役目をまっとうしました。
じきに雨の峠は越え、視界が開けてきました。(画像)
明日こそ晴れるという予報です。
お隣のテント女子と山会話をしているうちに、震えが来るほど気温が落ちてきました。おそらく明日は顔を合わせることなく僕が出発することになると思うので、お互いの安全と健闘を祈ってサヨナラしておきます。
18時過ぎに寝て、午前0時過ぎに自然に起きました。
早すぎると思いましたが、星空も見たかったのでゆっくりと朝食を摂り撤収を始めました。
しっとりと濡れたツェルト内部の水分を拭き取ってからたたみ始めました。
ペグを1本1本丹念に拭き、シュラフカバーをたたんでケースに入れ、シュラフをサックに押し込んでいきます。
風も収まり、星空は無数の輝きを放っていました。
その6へ続きます。