でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

今年も「ア・ラ・カルト」

2008-12-15 01:21:08 | Weblog

土曜日、夫婦で青山に出かけました。
もちろんお目当ては、我が家の12月の恒例。

ア・ラ・カルト ~役者と音楽家のいるレストラン~
結婚する前の年から毎年見ているお芝居です。
私は今年で7回目、ダンナは8回目の観劇です。

今回は、観劇の前にちょいと寄り道。

明治神宮に立ち寄りました。
実は、今日からダンナ様が初めての海外出張なので、
ちょいとお参りに行ったのです。

お正月にはテレビで放映されるように、人があふれる境内も、
今日は静かなほうです。
だけど、お日和がいいようで、白無垢の花嫁さんを見かけました。

途中にはこんな風に酒樽が飾られています。


ま、郷土愛ってことで(お約束
こういうとき、沖縄ってだいたいラストだから探しやすくていいねえ。

ちなみに、明治神宮の絵馬はいんたーなしょなるで、
ハングルやらフランス語やら、はては
どうみてもアラーの神の人の言葉まで。
八百万の神はフトコロが深い。

さて、明治神宮から青山に向かって、今年のア・ラ・カルトを観劇。

毎年、同じ設定で作られているこのお芝居。
飽きが来ないのはなぜなのか。

もちろん毎年少しずつ違う趣向があることも確か。
ビジターが華を添えてくれるのも確か。
(今年は結構好きな羽場裕一さんだったのでうれしかった)

そして今回は(今回も)レギュラーの白井・高泉・陰山の3人の、
なんというか、演技に対する余裕のようなものが感じられた。

長いことこの世界にいて、この仕事に打ち込んで、
自らを磨き上げてきたオトナたちが、お互いを信頼して、
そのうえで楽しんでいる感じが伝わってくるのです。

どの芝居でもそうだけど、こんなに客席が間近にいるのに、
いい意味で肩の力が抜けているように見えて、
すべてにおいて「呼吸があっている」感じ。
その気持ちよさが、客席まで伝わってきました。

そして舞台上で、ペギーさんの歌とカルロスの妖しいダンスにやられ、
高泉さんと白井さんの老夫婦のシーンで泣かされ、
「レストラン閉店直前」に、陰山ギャルソンが煙草に火をつけるシーンで胸がキュンとなり、
今年の「ア・ラ・カルト」も無事終了、となりました。

20周年ということもあって、ロビーには昔の公演のパンフやポスターが展示されていました。
私も懐かしんでいましたが、第1回公演から見てる方も多いようで、

私なぞまだまだ青いわ。

青山で、毎年開かれている、オトナだけが集まるちいさなクリスマスパーティ。
そんな感じの、ちょっといい時間をすごして帰ってきました。

さて、いよいよ年末です。


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