土曜日、夫婦で青山に出かけました。
もちろんお目当ては、我が家の12月の恒例。
ア・ラ・カルト ~役者と音楽家のいるレストラン~
結婚する前の年から毎年見ているお芝居です。
私は今年で7回目、ダンナは8回目の観劇です。
今回は、観劇の前にちょいと寄り道。
明治神宮に立ち寄りました。
実は、今日からダンナ様が初めての海外出張なので、
ちょいとお参りに行ったのです。
お正月にはテレビで放映されるように、人があふれる境内も、
今日は静かなほうです。
だけど、お日和がいいようで、白無垢の花嫁さんを見かけました。
途中にはこんな風に酒樽が飾られています。
ま、郷土愛ってことで(お約束)
こういうとき、沖縄ってだいたいラストだから探しやすくていいねえ。
ちなみに、明治神宮の絵馬はいんたーなしょなるで、
ハングルやらフランス語やら、はては
どうみてもアラーの神の人の言葉まで。
八百万の神はフトコロが深い。
さて、明治神宮から青山に向かって、今年のア・ラ・カルトを観劇。
毎年、同じ設定で作られているこのお芝居。
飽きが来ないのはなぜなのか。
もちろん毎年少しずつ違う趣向があることも確か。
ビジターが華を添えてくれるのも確か。
(今年は結構好きな羽場裕一さんだったのでうれしかった)
そして今回は(今回も)レギュラーの白井・高泉・陰山の3人の、
なんというか、演技に対する余裕のようなものが感じられた。
長いことこの世界にいて、この仕事に打ち込んで、
自らを磨き上げてきたオトナたちが、お互いを信頼して、
そのうえで楽しんでいる感じが伝わってくるのです。
どの芝居でもそうだけど、こんなに客席が間近にいるのに、
いい意味で肩の力が抜けているように見えて、
すべてにおいて「呼吸があっている」感じ。
その気持ちよさが、客席まで伝わってきました。
そして舞台上で、ペギーさんの歌とカルロスの妖しいダンスにやられ、
高泉さんと白井さんの老夫婦のシーンで泣かされ、
「レストラン閉店直前」に、陰山ギャルソンが煙草に火をつけるシーンで胸がキュンとなり、
今年の「ア・ラ・カルト」も無事終了、となりました。
20周年ということもあって、ロビーには昔の公演のパンフやポスターが展示されていました。
私も懐かしんでいましたが、第1回公演から見てる方も多いようで、
私なぞまだまだ青いわ。
青山で、毎年開かれている、オトナだけが集まるちいさなクリスマスパーティ。
そんな感じの、ちょっといい時間をすごして帰ってきました。
さて、いよいよ年末です。
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