テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

幼年期の終わり

2012-09-15 23:53:58 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等
この不可思議な大きな心象宇宙のなかで
もしも正しいねがひに燃えて
自分とひとと万象といっしょに
至上福祉にいたらうとする
それをある宗教情操とするならば
そのねがひから砕けまたは疲れ
じぶんとそれからたったもひとつのたましひと
完全そして永久に
どこまでもいっしょに行かうとする
その変態を恋愛といふ
そしてどこまでもその方向では
決して求め得られない
その恋愛の本質的な部分を
むりにもごまかし求め得ようとする
この傾向を性慾といふ

                ―宮沢賢治 春と修羅より

最後の5行を省いて、プラネテスという漫画に引用されていた。

記事タイトルは、クラークの代表作のタイトルです。

二つ(漫画も含めれば三つ)の間に、明確な共通点はありません。
ナゼか思考が勝手に3つを結びつけてしまいました。

平均寿命の半ば以上を過ぎると、自分自身は、昇進したり降格したり、失敗したり達成したりするけれども、成長はしてないなぁと自覚する。
ひとつの賭け、プロジェクトに5年かかるものは稀ですが、その何倍もの時間を無為に過ごす、あるいは、目標に向かって、あくせくして過ごす。

どちらの過ごし方もアリなんですが、ふいに立ち位置がおぼろげになって、
かつて読んで、影響を受けたものを思いだし、追体験してみる。


無変哲な休日でした。

昨日の付け足し

2012-09-14 23:02:03 | 懐中電灯
Nitecore Exploler EA1 vs HDS EDC R1B 200 ロータリー ブラック
の記事で書き忘れたことに、ストロボ発光があります。
タクティカルライトでは、目くらまし用に、速いスピードで明滅するフラッシュ光の機能を持ったものがあります。HDSやEA1にもストロボはありまして、双方とも、フル発光の明滅は見ていられないほどです。
HDSの明滅は単純に等間隔ですが、EA1は、タ タ タ チッ、タ タ タ チッ、とリズムをもって明滅します。アメリカのパトカーの青い緊急灯の発光のような感じで、EA1のストロボは、目くらましより、遠くからの視認性をよくするのが目的のようです。

等間隔のストロボと不等間隔のストロボ、あるいはサイクルのちがうストロボを同時照射すると、対象がボコボコにされてるようで、面白いと思ってます。
通常の動画ではなかなか感じが伝わりにくいので、2本以上ストロボが可能な懐中電灯をお持ちの方は、遊んでみて下さい。





 

Nitecore Exploler EA1 vs HDS EDC R1B 200 ロータリー ブラック

2012-09-13 22:03:30 | 懐中電灯
ここのところ、EA1という単三電池一本のライトもEDCしています。

結構、使い勝手がイイので、EDCライトの代表格と比較してみました。
大きさはHDSが大きく、ヘッド以外は全体に太め、ただ双方とも掌中に充分収まる大きさです。

最小照度はHDSのロータリー調整機構がずっと暗くでき、このメーカーが、真の暗闇で必要充分まで照度を絞れるように意図している事がわかります。最大照度も当然HDSが明らかに上ですが、フツーのヒトが見ても差が判るかな?という程度です。照射パターンは、HDSのムラのないホットスポットから、スムースな減衰カーブを描くパターンは流石に優秀です。EA1もより大きなリフレクタでうまくコントロールし、よく似たパターンで優秀、ホットスポット中心の色ズレ、ムラは、やや目立ちます。色味はニュートラルに近いHDSに対し、わずかに赤いEA1ですが、比べないと分かりづらい程度です。

スイッチの機構は、テイルクリック、リング調光+カスタムセッティングのHDSに対し、サイドの2ボタンによる4段階+赤LEDのEA1では、目的が異なります。
ただ、EA1の赤LEDは何気に便利です。

耐久性、その他は、EA1もスペックはそれなりなので、これから検証したいところです。両機種ともにバッテリー消耗は知らせてくれ、この辺は、旧来の懐中電灯とは一線を画する機能です。


久々に星見

2012-09-12 23:00:19 | 双眼鏡 望遠鏡
昨日今日と夜に雲が切れる時間帯があり、久々に星空観望しました。
とはいっても、夜になっても昼に温められたアスファルトの熱の所為か、地表ちかくでもところどころガスが発生していて、強めの風にガスが薙ぎ払われ、同時に高空の雲間が切れるタイミングがうまく一致しないと、肉眼では3等星も観望が危うい、そんな条件です。

一二三の10x50を覗いて星を追いますが、ヘラクレスも、りゅうも全貌を掴む前に、雲やガスが邪魔しに来ます。このブログに書いてきたとおり、星を観ることに関しては、条件が第一で、それを補う機材という図式は変わりませんが、とぎれとぎれに見える星から、星の名前や星座を同定するのには、星図や星座盤より、星の知識と観望の経験が役立ちます。星図ソフトを使って重ね合わせていくより、垣間見えた星の色や明るさから、方位すら判ってしまうぐらいの素地があると、より星空観望は愉しくなります。
夏のあいだ、天の川下りで星の海をたゆたいつつ、時折星図を確認する、そんなスタイルがいいのかもしれません。
汗ばむ日中とちがい、夜は幾分涼しさを感じるいまどきの星見が、星辰の動きとあいまって、最も早く秋への移り変わりを感じることの出来るひとときなのだと思えます。

シロートの戯言 その8

2012-09-11 12:29:12 | シロートの戯言
政治経済という教科がありました。
現代社会の仕組みをお勉強しようという科目で、民主主義・自由主義経済のキホンを学ぶ、たとえ選択しなかったとしても、生活していく上で、幾許かは知らざるを得ない必定の知識であると思います。

政治・経済は社会を構成する両輪であるような扱いですが、現代では、政治も、倫理や、文化と同じく、経済の支配下に入っています。経済政策という言葉が欺瞞に満ちて聞こえ、有効性が疑われるのは尤もなことです。

アメリカでは、近年の大統領は例え民主党であれ、もちろん共和党であれ、金融マーケット、経済界が推す人物に限られます。
また、東電が、フクシマの事故のあとも、税金投入を受け、値上げを行い、発送電分離や分割などの改革なしに存続しているのがその証左です。日本の高度成長期には政治が経済を牽引しました、と同時に、膨張する経済から政治にお金がキックバックされるに及び、緩やかに両者の結びつきを強くしながら、優位性が逆転して行きました。

いまや、私的大企業、金融機関などが公的に多大な障害を発生する要因、大きな事故、社会的な責任のある失態をしでかしたとしても、それが主因でつぶれる事はなく、その失態で、関連市場、企業に如何ほどの金額の損害を与えたかで、つぶれるかそうでないかが決まっているようです。で、あるなら、日本のように、民主主義の古い原点、お金の裏付けのない選挙権によって政治家が決まり、資金的裏づけのあるマスメディアなどによってその行く末をコントロールされる政策は、頼りないエンジンで駆動される細い車輪を、大出力の二本足で舵取りしながら前進するいびつなクルマのようです。

拙ブログでのいくつかの記事で、個人的には、拝金主義を嫌い、金融マーケットという存在そのものに猜疑心のある姿勢をあからさまにしてきましたが、いくつかの国が、カネとセイジが緊密に協力した態勢で、マーケット、外交の場において、戦いにも模される主張、交渉、取引を行っている事態に際して、日本は、その国力に似合わない外交力しかないのは、政治家が金融的膂力を持っていないのが一因だと考えます。逆に金融的膂力を増大させることによって力を増したのが、中共の指導層です。
最もその思いを強くしたのは、日本の地価総額が最大だったバブル絶頂期です。あの時代に、日本の指導層が国内の左翼系圧力利権団体とその影響下のメディアから解き放たれていれば、諸外国の揶揄や言いがかりに屈せず、今日まで続く外交諸問題と、その原因でもある、不完全な法体制(憲法含む)をも改善することが可能になっていたかもしれないと思うのです。

いま、日本の政治は表面上、動こうとしています。相変わらず、国民の思いや要望は、経済、金融の都合から、政治にそのまま反映出来るわけではありませんが、このように、政経の乖離が大きくなりそうなままでは、実効性のある政治は行われるはずがないということを理解し、現実に即した目標、判断が必要だと思うのです。
日本という国のことをよくしたいと考えるなら、政治も経済も一緒に目標に向かわざるを得ません。それを妨害するものはなにか、よく考える必要があります。
沖縄の反米デモ。首相官邸前の反原発デモ。あの非常にうまく惹起された様子を見る度に、「そっちじゃないでしょう」という思いが湧き上がります。


口蹄疫-当時の農水相赤松広隆

2012-09-10 21:46:39 | 脱線して底抜け
印象的に憶えているのは、宮崎県、あるいは全国の畜産農家の希望である優秀な種牛たちを、何とか口蹄疫から救いたいと必死の努力がなされているとき、無情に殺処分を命じ、その命令に背いてでも畜産農家の人がなんとか救おうとしていて、そのうちの一頭に前駆病状が顕れたとき、この赤松氏は、「ほら」と高笑いした。「だから(はやく殺しとけと)言ったのに」と言い放った。
そんな人間が、民主党代表選に推挙されています。

なんかもう、呆れてしまった。とうに呆れきったと思っていましたが、まだ嘆息を放つ息が残っていました。

口蹄疫当時のこのひとは、愚かで、尊大で、自分の権勢を示すために、畜産農家の熱意を挫き、政治家としてどころか、ヒトとしても外道なふるまいをしていました。いわゆるサヨクのなかでもアカに染まったヒトで、アカいゆえ、自分は他の人間と違って偉いんだとでも考えていそうな、表面を取り繕うのに長けた卑劣漢です。事後従犯という言葉がありますが、口蹄疫の直要因は病原菌であるにせよ、この人は事後主犯とでもいうべき存在です。




OSRAM Dot-it

2012-09-09 17:27:28 | 懐中電灯
ホームセンターでよく見掛ける、ペンダントタイプ、単4電池3本使用のプッシュスイッチのライトです。
両面テープ、マジックテープ、マグネットシートの三種で裏面を壁や天面に貼り付けて使う補助照明です。
今のブリスターパックではオプションになってますが、ワタシが入手した頃は、ラバーホルダーとネックストラップも付いてました。

中央の3つのLEDを覆う円形のクリヤーカバーを押すと、3灯、2灯、1灯、消灯と切り替わります。当然のようにコピー品が出回り、100均でも買えますが、元祖らしい丁寧なツクリには、実用品としての充分な耐久性があります。

納戸、奥まった棚、ラゲージポストの天面など、不自由な暗さがあるところで便利に使えます。電池の寿命も呆れるほど長く、棒状のタップスイッチタイプや
ハイパワーLEDを使ったセンサータイプもありますが、オリジンのこのタイプが一番使い出が良い感じです。

2012-09-08 20:52:18 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等
良くない噂に、不安に転びつつも、コミックス最終巻が出るのをじっと待って、そして、主人公島崎三歩の死に臥し転び、最近ようやっと、あー死んで終わったんだ~と思い始めた、登山、遭難、救助、山男漫画です。
映画化もされた(黒歴史ですが)ので、ご存じの方も多いかと思います。

その昔、一年の終わりに、「凍死して春の雪解けと一緒に流れ出るまでゆっくり過ごそう」を合言葉に比較的低山の厳冬期山中泊をしてたことがあるのですが、この漫画に出てくる主人公の三歩さんは、そんな軟弱登山者とは対極にある崇高な超人で、山岳救助ボランティアをしながら、山に住む、不死身の人なのでした。

山の事故は、平地とは全く違う天候の変化の圧倒的打撃により引き起こされることが多いのですが、さすがの超人も、最高峰での厳しい天候の急変下で、二重遭難に陥り、生還できなかったようです。

登山の素晴らしさを肯定的に描き、その裏に潜む遭難の怖さを身近にリアリティを持たせるこの漫画は、従来の登山漫画とは違う切り口で、連載開始当初から結構お気に入りでした。それ故一層残念なのです。そして、この漫画の至るところに溢れる生きて帰ることへの無条件な礼賛から、まさかこんな終わり方になるとは思っていなかっただけになおさら吃驚しました。

ネタバレしておいてなんですが、こうして主人公三歩も死んでしまうということを理解してからでも、読む価値は充分にあるので、お勧めしておきます。

カシューなど

2012-09-07 22:20:58 | 脱線して底抜け
特定の企業の宣伝っぽくなってしまいますが、工業用で使われる、漆調塗料です。建築用から樹脂、家具、調度、金属にいたるまで、漆調塗装にはよく使われます。
特徴は深い黒の発色と落ち着きのある光沢。そして最も重要な、乾燥硬化が速いことです。
昨今、工芸の分野では漆のもつ様々な特徴や驚くべき耐久性などが再注目され、メディアでもよく話題に上ります。ただ、その扱いにくさと乾燥硬化の条件管理の難しさから、工業用としては全く不向きです。その漆の代用として、戦前から戦後にかけて、カシューナッツの殻からオイルを抽出し、塗料化したもので、工業用漆としてあまりにも当たり前すぎて、いまではそう話題に上ることも無いのですが、決してその価値が衰えたワケではなく、数々の高機能な合成樹脂を活用したあたらしい塗料が生まれている現代でも、まだまだ使われている製品です。

もっとも、その”カシュー”という会社ですら、ウレタンやその他石油化学系合成樹脂塗料がメインになってきてるようですが、生産性やコストからそれら新製品が主流になっても、本来の漆に迫る意匠性では、カシューに分があるように思います。


以前に、暇に飽かせてつくった、手作りの木製ルアー(テールフックのみのシンキングミノー)に、カシュー塗装をおごったことがあり、実釣には使わなかったものの、その手触りにはたまらなく魅せられて、眺めたり、触ったりを繰り返していました。

水に強く加工の楽な、ほおの木を、ラパラ9センチを参考に何度も研磨し、流石にtank testedは出来なかったので、オフロでたわむれ、最後は世話になった釣具屋のオヤジに進呈しました。



閑話休題、よくできた塗料でなにかに色を塗るって行為には、その対象を自分にとってより重要、意義のあるものにする可能性があります。いま、ホームセンターには、20年前には思いもしなかったくらい多種多様で特殊な塗料があります。例えば2液ウレタンのスプレーは、ラッカーとは肉持ち感の全く違うクリヤー塗装を可能にします。ウッドサテンなどとうまく組み合わせると、100均で売ってるような白けた籐かごが、あめ色の深いツヤのある民芸品っぽくなったりもします。もし、カシューが使えるなら、眼鏡ケースなどを塗るのがお勧めです、液晶モニターでは絶対に再現できない、深いツヤに希少な価値を見いだせるでしょう。

夕焼け

2012-09-06 22:04:35 | 写真機 画像
空を見上げた写真はたくさん撮っているのですが、同様に、夕焼け写真も結構あります。
しかも今回は、ワタシで無いヒトがワタシのコンデジを使って撮った写真です。
お日様写真ですが、雲の階調がターナーの絵っぽくて好きです。

缶コーヒー

2012-09-05 22:49:02 | 脱線して底抜け
その昔、バイク(DT-200)でツーリングに行くと、大変に摂取する機会が多いのが自販機の缶コーヒーでした。
キホン、昼間は遊びたい、夜は退屈なので移動~なパターンの時、或いは素泊まり2000えんの木賃宿から出立する厳寒の朝など、缶コーヒーは身体を始動させるための必須アイテムでした。特に、三国コカ製造のジョージアのプレミアムセレクトコーヒーは、驚くほど香りが良く、吝嗇モードの私が150えんを惜しげもなく払っていたのは、開缶した刹那の立ち上る香り故でした。
ま、その頃から眼前の缶コーヒーについて、中身より容器の方にずっとコストがかかり、それよりも自販機販売とその維持コストが大きく、更にそれよりも販売利益の方が大きいのは知悉していましたので、それなりに資本主義の歯車になっている感はありましたが。

閑話休題、最近よく買うのがこのシリーズ。
広口なのが特徴で、これからホットが多くなるにつれて、どんな香りがするのか、はたまたしないのか、愉しみにしているのです。また、貧乏性なので、この広口缶の再利用などを、よくしていたりも、します。

戦場カメラマン

2012-09-04 22:28:10 | 日記
渡部陽一さんのタレント活動で飛躍的に認知され、山本美香さんの非業の射殺で言葉通りの意味がまだ失われていないことを知らしめたコトバです。

私にとっては、沢田教一、ロバート・キャパ、一ノ瀬泰造の順で想起されるコトバです。



上の写真は沢田の「安全への逃避」、下はキャパの「人民戦線兵士の死」です。”崩れ落ちる兵士”としても知られるキャパの写真は、数年前にヤラセ疑惑が持ち上がったことがあり、ご存じの方も多いかと思います。

ただ、これらの写真が撮られた頃は戦場カメラマンという呼称ではなく、従軍カメラマンと云われていました。この時代、戦争というのは、自軍と敵軍が、特定の戦地にて、きまりごとをある程度守りながら行う、戦闘行為だったのですが、今の戦争は2国間で行われるより、クーデター、政府軍と革命軍で行われる割合がずっと多くなり、国同士で争われる戦争も、相手を屈服させればそれでよい紛争より、相手を殲滅するまで闘うような、宗教、主義の対立による戦争、経済的事由に後押しされ、金融マーケットがダメ出しするまで続けられる戦役などのように、従軍というくくりでは、齟齬が生じるケースが多くなってきたので、コトバも変わってきたのだと考えています。統制の取れた軍による戦闘は少なくなり、さらにガンカメラの発達により、現代的な軍そのものがカメラマンを必要としなくなってきたとも云えます。
現代において、金融マーケットが大国間の最大の戦争抑止要因となってからも、小国間の戦争、内戦、唾棄すべき聖戦で行われる戦闘は、その残虐さを薄められることなく存在していて、それを報道しようという戦場カメラマン達の動機に、従軍カメラマンの時代との違いはあまりないように思うのですが、その行動が、戦場が存続する事由を低減する役に立つかどうかは、疑問を挟む余地が多くなってきたと感じています。
有り体に言って、戦闘で被害を受け、死ぬ子ども達より、経済格差で死ぬ子ども達のほうが多いのではないかとも考えます。
逆説的に云えば、戦争をするための武器取引がより経済格差を広げ、却って悪い結果に繋がる、そんないやな時代になったということ。それなら、戦場カメラマン達の動機に、もっと違った方向性があっても良いんじゃないかと思うのです。
戦争の実情を伝える一枚の写真、一本の映像で感情に訴えるよりも、風評や、人気や、噂と思惑により敏感なマーケットを刺激する方法があるのではないかという、願望に近い思いです。
かつてはソ連はじめとする共産圏、現在では中共が提供する安価なコピー兵器は、崇高な人格や、優れた叡智、無辜であどけない子どもを、あっけなく蹂躙します。戦争の非情をいくら敷衍しても、金の流れを産む限り、より経済格差は広がり、負の連鎖が止むことはないと思うのです。
拝金主義に半ば屈服するようで、苦い思いなしに、考えることは出来ないのですけれども。

国産ポロ双眼鏡

2012-09-03 21:07:06 | 双眼鏡 望遠鏡
ふと気付くと、勝間光学さんで、WP16×70SB-D(アウトレット) 、SS7×50SK-D(アウトレット) 、QF8×40SK-D(アウトレット)、QF6×30SB-D~SK-D、一二三光学さんで10x50BCF 双眼鏡を再販してます。
勝間さんで合計10台強、一二三さんも残り数台らしいので、拙ブログを見るなどして、お買い得国産ポロ双眼鏡が欲しくなっちゃった方にはお勧めです。

そういやビクセンウェブのアルティマ8x56も売り切れてますし、いまどき、軍需や狩猟などの目的でなく観望汎用に高性能なポロ双眼鏡を各社でフツーに製造販売してるのは、日本の光学機器のメッカ、板橋ならではのことでしょう。ニコンSPやフジノンFMTにお金を突っ込んで、史上最高クラスの見え味を愉しむのも一興ですが、勝間や一二三のコスパの素晴らしさを堪能するのも良しです。
決して海外御三家の超高価格高級ダハを見比べて愉しむ野望を捨てきれないビンボー人のヒガミではありませぬ。

シーズン終了

2012-09-02 22:31:16 | 脱線して底抜け
某プロ野球球団のお話しではなく、私が夏にEDCしている外用薬のことです。




主に蚊による虫さされ用として常備しています。最近流行のPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)配合の新しい薬も持っていますが、抗炎症剤としては、キンカンを何度も塗る方が、有効な気がします。

たしかに、気付け薬にも使えるほどの刺激臭ですが、効く仕組みが理解しやすい所為か、納得ずくで使っています。



あと、虫さされで注意が必要なのは、ムカデ等のタンパク毒はウナギの血の毒と同じように、加熱によって変成し毒性を失うので、他の多くの毒虫さされとことなり、冷やすのは炎症をちょっぴり抑制する効果しか無い事です。刺されたあと、可及的かつ速やかに、43度以上のお湯で温めながら洗浄することで、巷間よく云われる、ムカデに刺されて腫れ上がったという症状を無くする事が出来るようです。

話はそれますが、ムカデは嫌いです、某高貴な公園で、昼下がりの芝生に寝っ転がってほんわかタイムを過ごしていたとき、優に20センチ近くはあろうかという大物に肩からつま先まで無許可通行されて以来、自宅においてまでムカデにはよく絡まれており、その気質を知った知人から、映画「ムカデ人間」の話を聞かされて軽く滅入ったことがあります。お返しに、半分自虐ネタで、ムカデ油の未完成品を手渡してあげました。
でも、出現して、もっとも慌てるのはゲジゲジです。真夏のゴキブリを凌駕する超速軽快な機動性を誇るかの虫は、捕縛しようとするのは禁物です。
 

ちょっと鬱。

でかすぎ

2012-09-01 21:00:22 | 日記
数十グラムのパックを買ってもスグ無くなるので、大きいのを買おうと思ってました。

でも、でかすぎたかもという焦りにも似た感情が這い寄ります。

自家製柚胡椒風調味料でもつくろうかと画策中です。