テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

ほこ×たて終了?

2013-10-24 23:24:22 | 日記
数々の名(?)勝負を展開した番組でヤラセが発覚し、放送延期、おそらくはこのまま終了となるでしょう。
特に工学技術系のメーカー同士の対決は、知っている製品、素材なども結構登場し、あ~こんなのよりもっと強いのもあるのになぁ、などと不遜な感想を持ったりしながら、見てました。

今回の騒動の発端は、ラジコン×スナイパーという人気企画のなかで、演出を過剰に行ったことを、電動RCカーの世界チャンピオン(というか、実質世紀末覇者に近い存在)である広坂正美氏の告発で晒されたことで、さらにタチの悪い動物虐待などに論点が転化するまえに幕引きしようとしている模様です。
実際には、猿がRCカーを追わないため、釣り糸で猿を引き回していたと暴露された映像





広坂正美氏には、昔々に、ちょっと縁あって、その超人ぶりを何度も観戦してるのですが、RCカーレースでは、時の運の助け無しに彼に勝つことは不可能なくらいの卓越した技倆の持ち主で、掛け値無しにものすごい人でした。実際、時速60キロ以上で、縦横無尽に滑走するRCカーをショートレンジで狙撃するのは、路面高さからの水平射撃でも無い限り、限りなく不可能に近いでしょう。

私は(タミヤ模型)の製品ばかり買っていて(そう言えばかなり無理して買って、その使え無さに死蔵していたXR311コンバットバギーを、知人の知人に大枚を積まれて譲ったことがあります)、たいして熱中してなかったのですが、やはり実際に言葉を交わしたこともある人が出ている番組で、その人が起点となって騒動が起きたことには、驚くしかありません。

願わくばこういった事態になる前に、現状とは違って、良い方向へと変わっていれば、より楽しめる企画になっていた可能性も僅かにはあったはずで、改めて、今のマスメディアの横暴ぶりに呆れるばかりです。
放送局と製作会社の所為だけにする問題ではなく、スポンサー、電通を始めとする寄生虫体質の周辺企業などの構成が変化すること無しには解消されない問題で、いっそのこと、放送免許を濫発してもっと玉石混淆、淘汰を進めるしか無いんじゃないの、と思います。