もう20年以上前に買った、シライデザインのリュックです。
当時、まだまだ賑やかな街中ではグレゴリーなどのガチでアウトドアなデイパックは浮きがちな雰囲気で、かといって、キルト、皮革素材などのアパレルなザックは性に合わなかったので、どこにでも不思議と馴染む、このリュックを買いました。
気に入ったのでさらに大型のバックパックも買いましたが、そちらはいつの間にかエマージェンシーパックになってしまって、実際に使うのはコチラの小さめのリュックばかりです。
今でも、ほぼ変わらない姿で売っていて、
ブランドネームタグの位置が昔とは異なります。
当時14000円で買ったこのリュックも、いまでは29400円と、倍以上になってますので万人にお勧めする訳にもいきません。
ただ、20年以上使っているにもかかわらず、一本締めの革ベルトはよほど丹念になめしてあるのか、柔軟さを失わず、ひび割れもありません。内部のドローコード(ナイロン製)は古びてきているのに帆布、革、真ちゅうの部分はいささかも古びず、時を経た深みを醸し出しているので、このリュックをつくったシライデザインの意図の一つが20年を経て理解できたような気がします。
シライデザインの白井要一氏は工業用デザイナーで、自らもシール(アザラシ皮)を貼った板とジルブレッタのビンディングで山スキーをしたり、ヨット、カメラなど多趣味な人で、小西六から始まり、カメラ、望遠鏡、双眼鏡など数々のデザインを手がけてきた方です。
白井氏がデザインしグッドデザイン賞などに選ばれた数々の品です。ビクセンや鎌倉光機、ニコン、ケンコーなどなどの製品を手がけておられるので、知らない間に、使っている製品もあるかもしれませんが、この102リュックがもっとも”シライデザイン”らしい製品だと思っています。
当時、まだまだ賑やかな街中ではグレゴリーなどのガチでアウトドアなデイパックは浮きがちな雰囲気で、かといって、キルト、皮革素材などのアパレルなザックは性に合わなかったので、どこにでも不思議と馴染む、このリュックを買いました。
気に入ったのでさらに大型のバックパックも買いましたが、そちらはいつの間にかエマージェンシーパックになってしまって、実際に使うのはコチラの小さめのリュックばかりです。
今でも、ほぼ変わらない姿で売っていて、
ブランドネームタグの位置が昔とは異なります。
当時14000円で買ったこのリュックも、いまでは29400円と、倍以上になってますので万人にお勧めする訳にもいきません。
ただ、20年以上使っているにもかかわらず、一本締めの革ベルトはよほど丹念になめしてあるのか、柔軟さを失わず、ひび割れもありません。内部のドローコード(ナイロン製)は古びてきているのに帆布、革、真ちゅうの部分はいささかも古びず、時を経た深みを醸し出しているので、このリュックをつくったシライデザインの意図の一つが20年を経て理解できたような気がします。
シライデザインの白井要一氏は工業用デザイナーで、自らもシール(アザラシ皮)を貼った板とジルブレッタのビンディングで山スキーをしたり、ヨット、カメラなど多趣味な人で、小西六から始まり、カメラ、望遠鏡、双眼鏡など数々のデザインを手がけてきた方です。
白井氏がデザインしグッドデザイン賞などに選ばれた数々の品です。ビクセンや鎌倉光機、ニコン、ケンコーなどなどの製品を手がけておられるので、知らない間に、使っている製品もあるかもしれませんが、この102リュックがもっとも”シライデザイン”らしい製品だと思っています。