テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

寝そべって、星空観望用、のコット

2013-10-02 19:19:45 | 双眼鏡 望遠鏡
仰向けに寝転がって、全天を観る。
これが、有史以前から、ヒトの身体の構造と、観る対象(星空)から導き出された正当派の観望スタイルです。
文明化したニンゲンは、住居をつくり、靴を履き、地べたに寝っ転がることが少なくなりました。
また、寝た体勢は、身体の構造からも、次の動作に制約があり、文明の利器たる望遠鏡なども、座ったり立ったりした姿勢での使用を前提に発達してきました。

でも、やはり寝て観望は非常に魅力的で、かくいうワタクシも、マットやシート、あるいはリクライナーなどを使って、実行してきました。
ただ、前述の道具類では、ちょっと間に合わないロケーションや、観望方向もあるので、屋外用ベッド、つまりはコットをいろいろと見繕っていました。
まず、重視したのは、耐荷重。
この耐荷重というのは、イスやコットでは、そのまま安定性、耐久性に繋がる要素ですが、並みいるコットのなかで一番強そうなのがTETON(ティートン)Sports という米国のアウトドアスポーツブランドの製品。

Grand Teton、あるいはグランドティートン国立公園は、ロッキー山脈の一部、米国の山岳アウトドアのメッカで、その名を冠したコットは無類の耐荷重を誇ります。

お手軽観望用としては、この性能は充分すぎるのですが、暗がりで、さっと組み立てる、もしくはさっと撤収するような製品ではありません。このコットに限らず、両サイドにフレームが通っているタイプは、張ったキャンバスのテンションで寝心地を良くしているので、張る時に、かなり力がいる製品が多いのです。
で収束タイプというかエキスパンダータイプのものをいろいろと物色しました。


で、やはり以前にユニフレームから出ていた、

前モデル:フォールディングコット


現モデル:リラックスコット

が設置、撤収ともホントにワンタッチなので、コイツを探しました。

ユニフレームやスノーピークのアウトドアギアは、値崩れを防ぐためか、潤沢に商品を供給する、ということをしません。
探しているコットも、前モデルはおろか、現行モデルも、実店舗、WebShopとも、軒並み品切れです。

そこで、普段見ている双眼鏡関係のWebから、ビクセン/ユニフレームのコラボ商品、ソラリラを確認、購入しました。
コストダウン版の現行モデルよりはやや高価ですが、前モデルと同じ布地、サイド小物入れ、星座盤がついて、前モデルよりやや安め、なので、まあそれなり、です。


やはりトラス構造のフォールディングタイプは頑強で、ベンチとしてなら3人掛けもOKな頑丈さは秀逸です。

屋内での昼寝にも最適ではないか、と余計なことも考えています。