テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
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(当然、その他についても、語ったりする)

星空観望、WP7×50RB-Dを固定する

2013-10-06 23:34:59 | 双眼鏡 望遠鏡
※写真は、イメージです

実際に、PIXIミニ三脚で固定して覗いているわけではありませんが、ソリッドなこのミニ三脚、重量級の双眼鏡を載せても、たわみ、ガタ無く、無難に支えています。

先日来、観望日和が比較的多く、中には、肉眼で4~5等星が見える、この地域としては良好な条件の日もあります。
双眼鏡による星空観望では、口径の大きさは武器の一つなので、その大きさが阻害要因にならない限り、大口径機を持ち出すようにしています。
WP7×50RB-Dは、ストラップを首に掛けて持ち歩くとすれば、充分に阻害要因になる大きさ重さなのですが、手持ち観望で安定する視界は7倍機故であり、50mmの大口径と優秀な光学系が醸す、きらめく星々の点像が溢れる視界は、光害地で背景の空が薄明るくなってしまうとはいえ、さすがは元祖星見用仕様であり、天球を流し見するのにもってこいです。

この前、SS10×50SK-Dとセレストロン15×70の比較で、固定したときのSS10×50SK-Dが溢れる星々の凄みを感じさせるような好条件の日がありましたが、今夜もそれに劣らずなかなかです。そこでセレを三脚から降ろし、SS10×50SK-Dについてた三脚アダプターを自由雲台ごとWP7×50RB-Dに装着して三脚に載せます。目当ての天体に大まかに向け、目を瞑り、冠布(暗幕)を用意して、暗順応した目をつくります。
冠布を被って、目当てのM42、オリオン大星雲を観ます。双眼鏡のピントはだいたい無限遠に合ってますが今日の目のコンディションに合わせて微調整し、淡く浮かび上がる、ガッチャマンのマントのようなカタチに惹き込まれます。
カタチこそSS10×50SK-Dやセレ15×70で観たときより、おぼろげですが、却って、広がりの感じられる、オリオン大星雲の雄大さは、よく分かるようです。
いままで、このWP7×50RB-Dを三脚に固定して使うことはあまりなかったのですが、条件が整えば、やはりしっかりした三脚の威力は文字通り目を瞠るものがあります。

写真は心眼でのイメージです
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