テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

徒然

2012-03-28 22:23:42 | 日記
今日はクルマで東京湾半周(往還)、その後、電車でほぼ同じルートを移動しました。
そもそもよく考えて見ると、通勤メインの電車路線において、座席の向きが内側向きで、車窓風景の観望に適していないのは、勿体ない気がします。
車内が空いていれば、対面の窓から見えないこともないし、実際、ワタシはよく対面の窓から見る景色のことを考慮して、座席の方向を選んだりしますが、やはり、視界内での車窓風景の割合は狭く、コドモさんが膝立ちで、座席から外を向いて車窓の外を眺めているのに、ほのかな羨望を感じます。
見慣れた通勤路線の風景など、見るに価しないという向きもあるかと思いますが、例えば今日、クルマで東京湾奥へと向かったときに感じたのは、電車では、あまり意識したことの無かった、進むにつれ空気感がよどみ、遠方の風景が段々とかすんでくる様子です。
特に進行方向に向けて助手席から双眼鏡で覗いたときの、東京都内上空の重く濁った空気の塊は、「うぇ、あんなとこ、行きたくねぇ」と感じるに充分なくらい不興で、何十回も電車で行き来していて、あまり感じられなかった印象でした。
観光路線や、グリーン車と同じく、窓からの観望に適した、進行方向向きの座席にして欲しいなぁと、つくづく感じた次第であります。
日本では、JR在来線は狭軌に制約された狭い車両なので輸送効率を考えた場合、致し方のないコトなのかもしれませんが、日本が豊かな国だというなら、このようなところにも是非その豊かさを発揮して貰いたいと思うので、賛同される皆さんで、膝立ちで窓にへばりついて電車に乗ってアピールしましょう。
コメント
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