テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

ノーモア三脚なカメラ小僧が便利であることを認めざるを得ない小道具

2012-03-30 18:54:42 | 写真機 画像
写真関係の小道具は、いろんなモノを手にしてきています。
関式露出計、ベローズ、ダブルレリーズ、バリアングルファインダー、傘レフ、ヒカル小町、1/4ネジの付いた数々のパーツ等々。
そのなかで今回取り上げるのは、コレ。

当時はKenko他、いろんなトコロが扱っていた、いわゆるウルトラポッドです。
上の写真は、KenkoのHandyBoyという商品名で売られていたウルトラポッドに、一番小型の自由雲台を付けてあります。
元々はアメリカ製で、PAT. NOS. USA 4,439,032  JAPAN 1,482,580 と刻印があり、
小型三脚としてはもちろん

ベルクロのベルトで巻き付けて固定、 

肩胛骨に開いた脚を、胸板にアングルの脚をあてがい、チェストステーにしてファインダー式のカメラを安定させたり、脚を畳んだまま、補助グリップ、ムービーにつけてマイクステー、バイクハンドルにつけたり、数限りなく使いでのあるアシスト用品です。
加えて特筆すべきなのが、耐久性。開閉する脚のグロメットは堅固でかつ適度なトルク感のままスムース、ベルクロも薄いわりにくたびれた様子が全くなく、最近の100均面ファスナーとは段違いの品質、メルトで固定された石突きのゴムカバーもひび割れや劣化が全くなく、20年以上酷使しているとは思えません。
現在も、同じ形状の製品が売っているのですが、品質はやはり衰えていて、使い捨てのミニ三脚っぽい評価でしかなく、資本拝金主義に冒されてしまっているようです。