堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

戯れに語る!〈観良忌〉

2010-11-02 23:56:58 | 日記
〈戯言・観良忌〉

己身内仲間内だと良くても、他人だと許せ無い物事が有る。

他人だと良くても、己身内仲間内だと許せ無い物事が有る。

政治経済福祉環境文化芸術信仰に纏わる物事人だと尚更。

戯れに語る!〈改話〉

2010-11-02 22:22:17 | 日記
〈戯言・改話〉

隙有らば説教、間髪入れずに揚げ足取り反論、水を掛ける!

是では対話に成ら無い。
老若男女を問わず気が付かずに嵌まる者も当然居る。

是迄の人生観人生経験の一端が見えて来る。

相手に興味を持って聴いて語り対話したいのか、唯ひたすら一方通行説教反論したいのか、改めて見直すと善い。

〈坂村真民の詩〉

2010-11-02 21:50:45 | 日記
「その人」

1 救世(ぐぜ)の悲願に
生きたまう人

その人を思うて
私も生きてゆく


2 その人を思うて
寝ていると
海のようなものが
胸にひろがってくる
心配しなくてもいいという声が
その果てから
ひびいてくる


3 その人は
しづかな夜更け
そつと私の病む眼に
手をあててくださる

その姿は見えないが
その声は聞こえないが
おん手の重みが
目覚めた瞼に
いつも残つている


4 暗い日々の
暗い夜々の
半盲のあけくれのなかにも
消えてはともり
ともつてはひかるものがあつた
その人の名を呼ぶとき
その人を念ずるとき