王陽明（伝）

一、常に己の進路を求めて止まざるは水也

一、自ら活動して他を動かすは水也

一、障碍（ショウゲ）に遭い激してその勢力を百倍するは水也

一、自ら潔うして他の汚濁を洗い 然も清濁併せ容るるは水也

一、洋々として大海充たし 発しては雨となり雲と変じ 凍っては玲朧（レイロウ）たる氷雪と化す 而（シカ）もその性を失わざるは水也

（王陽明・伝）

〈トリスタン＝ツァラの文〉

「ダダに関する講演」より抜粋


見返りにダダは芸術のすべてを、ものごとの最初に存在する、でも相対的な単純さへと連れ戻します。ダダは、その気まぐれをカオス的な創造の嵐や、獰猛な部族の野蛮なダンスと混ぜ合わせます。

〈坂村真民の詩〉

「一字 一輪」

字は一字でいい
一字にこもる力を知れ

花は一輪でいい
一輪にこもる命を知れ

〈高橋新吉の詩〉

「断言はダダイスト」より抜粋


ＤＡＤＡは一切のものを出産し、分裂し、綜合する。

ＤＡＤＡの背後には一切が陣取っている。

何者もＤＡＤＡの味方たり得ない。

ＤＡＤＡは女性であると同時に無性欲だ。

だから生殖器を持つと同時に、凡ゆる武器を備えている

〈祈願講釈〉☆祈願の講釈と希望目標課題達成に役立つ名言箴言。

『第三条・凡そ事を作（な）すには、須らく天に事（つか）うるの心有るを要すべし。人に示すの念有るを要せず。

（言志四録・佐藤一斎より抜粋）』


☆意訳

仕事をする場合は、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行うのが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない。


※『人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くして、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。

（南州翁遺訓・西郷隆盛より） 』