『第六八条・好みて大言を為す者有り。
其の人必ず少量なり。
好みて壮語を為す者有り。
其の人必ず怯懦なり。
唯だ言語の大ならず壮ならず、中に含蓄有る者、多くは是れ識量弘恢の人物なり。
(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』
☆意訳
世の中には、よく大きな事を言う人が居るが、そんな人は大体度量が狭い。
また、強がりを言う人が居るが、そんな人は必ず臆病な人である。
大言でも無く、壮語でも無く、言葉の奥に深い意味を含んで居る人こそ、見識が高く、度量も広い人物で有る。
其の人必ず少量なり。
好みて壮語を為す者有り。
其の人必ず怯懦なり。
唯だ言語の大ならず壮ならず、中に含蓄有る者、多くは是れ識量弘恢の人物なり。
(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』
☆意訳
世の中には、よく大きな事を言う人が居るが、そんな人は大体度量が狭い。
また、強がりを言う人が居るが、そんな人は必ず臆病な人である。
大言でも無く、壮語でも無く、言葉の奥に深い意味を含んで居る人こそ、見識が高く、度量も広い人物で有る。