まったりした日々

トレイルランニングや自転車に取り組むクリエイターのまったり雑記。
たまには占星術やプチグルメも。
札幌在住。

札幌~根室ツーリング24時間耐久444キロ

2010-06-23 17:33:38 | 自転車
昨日、今日と札幌~根室ツーリングを行って来た。
集合場所はサイクルプラザ、朝の4時。
メンバーはヒデッチさん、toy君、クロさん、私、Kさん。見送りのペンギンさんが撮影してくれた。


サポートカー(ヒデッチさん所有)ドライバーのペンギンさんが所用により参加出来なくなったので、
Kさんがドライバーを務めることになった。もちろん、交代出来る様自転車は積んで行く。

4時半頃、根室向け出発。白石サイクリングロードから274号を道の駅マオイまで、toy君とヒデッチさんが
主に引っ張る。

ここで、仕事のため引き返さなくてはならないクロさんをお見送り。また一緒に走りましょう。5時45分


マオイから、夕張の入り口まで進む。ここで、週末本州の大会に出るtoy君が引き返す。
その剛脚で、優勝をもぎ取って下さい!
同時に、ヒュックさんが合流。ベテランレーサーだ。ブログを通して存じ上げていたが、お会いするのは初めて。

7時頃

夕張から日高の間は、なかなか手強い峠が4つも待ち構えている。軽めのギアでクルクル回しながら
登って行くが、ついつい頑張りすぎてヒデッチさんにペース調整された。先が長いので、
無理しない様に行こう。

最後の峠のてっぺんで、ヒュックさんが仕事のため引き返すことに。一緒に走れて楽しかったです。
またご一緒しましょう!
ここで、ドライバーがKさんからヒデッチさんに交代。超人降臨ですよ。9時頃

この時点で、既にメンバーは3人。少し寂しいかな。

日高の道の駅で休憩(10時頃)した後、難関日勝峠に向かう。1合目までは、田園風景が広がりいい眺め。
1合目以降、徐々に傾斜が増していく。しかし1級国道とのことで、あまりきつい傾斜がないまま
標高を上げて行く。照りつける太陽と無風状態の暑さで、汗のかきっぷりが凄い。
どんどん水が減って行く。


頂上のトンネルを越えると、快晴の日高側とは異なり一面のガス。長い下りと相俟って結構寒い。
途中の峠の茶屋でヒデッチさんと合流し、帯広豚丼の予定を変更してここでランチとすることに。12時20分

大盛り牛丼にしたのだが、肉と米の量が反比例してる様な‥。食べきれる訳ないと思ったが、
案外すんなり食べることができた。
ここで、Kさんとヒデッチさんの間で打ち合わせがあった模様。この時点で最初から走っているのは
私だけなので、根室までサポートしようということになったらしい。申し訳ないです。有難うございます。

峠を下ると、いよいよ十勝平野だ。帯広までの間、田園風景が広がる。風が生暖かい。


ようやく帯広到着、この時点で200キロちょうど。まだまだ先は長い‥。14時30分
コンビニで休憩、コーラとパンを補給してるとヒデッチさんにガリガリ君を頂いた。ありがとうございました。


ここから豊頃までは、5月開催の十勝ブルベ200と同じコース。ブルベの時は追い風だったが、この日は
向かい風。今日は風に恵まれない。
ブルベの時は果てしなく長く感じたが、案外速く豊頃に到着。ブルベCPのコンビニで休憩。
豊頃大橋では、ヒデッチさんが走行風景を撮影してくれた。16時頃


この辺りから、雲行きが怪しくなってきた。それまでの暑さは消え、どんどん肌寒くなってくる。
そのうち霧雨になってしまった。
浦幌を越え、海に出るとそこは音別。パーキングの看板で記念撮影。18時15分


ここから釧路はあと少し。真っ暗になった38号線を2人でひた走る。
やがて20時45分、釧路到着!300キロちょっと。長かった‥。ここがゴールでもいいくらい。


近くのお店に入り、海鮮を頂くことに。太っ腹なことに、Kさんのおごりとのこと。有難うございました!

毛蟹、身が詰まっていて美味しかったですよ。しかしいくら丼が1時間以上経っても出て来ないという珍事が
発生し、時間を大幅にロスしてしまった。痛恨。

食事中、Kさんが寝不足からくる体調不良になってしまい車に乗ることになった。残念‥。ここからは一人旅になる。

2人に先行し、幣舞橋からフィッシャーマンズワーフを1枚撮影。22時30分。


根室まで124キロ。大分近くなって来た。44号線を進む。


釧路の街を離れると、車も余り通らない山の中の1本道。霧雨が強くなり、ついに路面がウェットになって
しまった。ライトの届く範囲しか見えず、その視界もサングラスに付く曇りや水滴でよく見えない。
時々動物の気配や鳴き声がし、ついには目前を鹿が横切った。
やがてサポートカーが追いついてくれたので、視界が一気に広がりペースを上げる。
厚岸のパーキングで一服。日を跨いで0時30分


茶内あたりのパーキングで、サポートカーのお二人が仮眠を取るため別行動に。ゆっくり休んで下さい!
再び一人になり、厚床目指して暗闇の霧雨の中をひた走る。
普段よりも大分時が遅く経つのを感じながら、ようやく厚床のコンビニ到着。携帯していたおにぎりと
パンを食べる。
厚床を出てしばらくすると、徐々に空が明るくなって来た。やがて、浜中あたりで根室市の看板発見。
ようやくここまで来た‥!2時56分




根室市道の駅スワン44ねむろでお2人と合流、最後の休憩を取る。あと少し、がんばろう。4時


道の駅から根室市街はすぐ。しかし街に入ってからが長い。坂が繰り返しやってきて、波状攻撃を
喰らっている様だ。消耗した肉体に響く。

この区間、お2人が私を撮影してくださった。


そして4時55分、やっと根室駅到着!着いた瞬間、ハセツネ完走時に頭の中を流れたある曲が流れましたよ。
成し遂げる感動を強く感じた。


距離はゾロ目の444キロ、平均時速は25.5キロ。タイムは24時間32分、実走時間はサイコン不調で不明。


フレームの中は水でいっぱい。ありがとうビアンキ1885。


根室駅を出立し、市内のコンビニでカツ丼と豆乳を購入。
ここから一路、札幌を目指す。目が冴えている気がしていたが、何度となく意識を失った。
途中、占冠ではソーセージカレーをみんなで注文。おみやげに鹿肉ソーセージを購入した。

15時頃、サイクルプラザ到着。疲れが出て来た‥。ゆっくり休もう。
次は宗谷岬かな。

今回は膝が痛まなかったのが幸いだった。しかし股間やお尻が激痛に見舞われ、更に最後の霧雨の濡れと寒さが
結構堪えた。
出来ればオプションの納沙布岬も行きたかったが、天候不順と体調を考え止めといた。
ラストスパートの30分では胸が痛くなったし。
また後日の楽しみとしておこう。


今回は、皆さんのサポートのお陰で完走出来た。
Kさん、ヒデッチさん、本当にありがとうございました!
そして応援くださった方々、途中一緒に走ってくれたtoy君、クロさん、ヒュックさん本当に感謝致します!











コメント (28)
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