得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・旧熱塩駅のラッセル車。

2010-04-27 18:03:16 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

一日中曇り空でした、風も吹いています先ほどから雨が少し降っています。私は本日もお客様と「とっておきの蔵めぐり」です。・・普段は非公開の蔵・座敷・蔵の屋敷・・等を前もって申し込んでいただき蔵主さんに公開していただき、お客様を案内します。本日のお客様は静岡県から訪れて頂きました。喜多方市観光協会に問い合わせがあってお勧めをしました。

このブログで何回も紹介している蔵です。「大和川酒造の座敷蔵」、昭和56年、新日本紀行で「蔵ずまいの町喜多方」が全国に放送されて6年目です。すぐに30年を迎えます。
街に観光客が大勢来るようになった頃、駐車場を造るために今まさに解体されようとしていた蔵を「待った」と声を掛けて譲り受けて私財数千万円を投じて大和川酒造の敷地内に曳き家で移動、3年近くの歳月をかけて移設した蔵座敷,先代の酒造の主です。

蔵のまち喜多方の蔵文化は、この様な人々が居るお蔭で今も続いています。当家の奥様が当時の様子を写真を示して案内してくれます。
今この蔵は当家でも大切なお客様をお迎えする座敷蔵として使われています。明治時代初めのころの建造です。

本日は時間の余裕もあり5ヶ所を巡り、蔵座敷で喜多方ラーメンを食して、裏磐梯の猫魔ホテルへ向われました。・・大変お疲れ様でした。

今朝の民報新聞・あぶくま抄に大変興味深い記事が載っています。
私が毎日、日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜を挿入していますが、その旧日中線の終点が喜多方市熱塩加納町に在る(旧国鉄熱塩駅)日中線記念館です。
画像で見えるラッセル車が展示してあります。・・・民報新聞の記事によると、廃線になった翌年(1985)に搬入れたのですが、住民によると、実は当初SLの設置を望んでいたそうです、旧国鉄関係者が手を尽くしたが見つからず、代わりに持ってきたのがこのラッセル車だったのです。ちょっとがっかりした人もいたそうですが、今では雪深いこの地にふさわしいと地域に愛される存在になっていると記してあります。

由来を知らなかった私ですが、ラッセル車こそ熱塩駅に相応しいと思います。後ろに客車が接続されています。駅の広場に素晴らしい桜の大木が在りますがつぼみが膨らみ始めたそうです。開花したらこのブログで皆さんに紹介します。

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