生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

絵画公募展の審査体制

2010年08月30日 15時19分47秒 | 美術/絵画
2010年8月30日-3
絵画公募展の審査体制

 『芸術センター』2010 August Vol.53の19頁に、

  日本芸術センター第4回絵画公募展

の募集案内が載っている。16頁から18頁にある、東京と神戸でのピアノコンクールや映像グランプリと同様に、審査員は公募であり、「芸術センター顕彰委員会は公募展の審査に加わらず、審査員の決定のみを行〔な〕います。」(19頁)とある。

また、審査方法として、

  「 ・ 審査委員会、審査委員長は設けず、各審査員が独立して審査を行〔な〕います。
  ・ 応募者の氏名・所属・学歴等の情報は一切公表せず、エントリーナンバーによって審査していただきます。
  ・ 審査員は公募により選出し、事前には公表せず、審査結果発表後に発表いたします。」
(http://www.art-center.jp/)

とある。公平性と(審査員に依存する)客観性が担保される体制となっているようだ。

 また、25頁を見ると、芸術センター顕彰委員会は絵画作品の買い上げもやっているらしい。ひょっとして、金賞から銅賞までの賞金(100万円~30万円)は、買い上げのものかと思ったが、そうではなかった。公募要項には、「作品の買い上げは行〔な〕いません」とあった。

 
 神戸芸術センターは、

  1階~6階  芸術センター(芸術劇場、音楽ホール、貸し展示スペース、貸しスタジオ、貸しアトリエ)と、商業施設(スーパーマーケットなど)・フィットネスクラブ・医療モール

  7階~37階  高級賃貸住宅(24類型の全172戸)

となっているらしい。

 日本芸術センターは株式会社で、東京芸術センターは有限会社らしい。

 席巻する芸術 日本芸術センター常設展/神戸芸術センター 2階と3階(JR新神戸駅から徒歩4分)/400円、を今やっているようだ。