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生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

風間虹樹:本日2013年7月1日の絵画2丁

2013年07月01日 20時00分56秒 | 美術/絵画
2013年7月1日-2
風間虹樹:本日2013年7月1日の絵画2丁

 

                     energy rainbow
 図1:〈いのち。いのち、、[水ほとばしり、精氣虹]〉の全体画像。振出し法の製作例。
  S30菱形展示。一対の茶金的画布を立体的にして貼り付けた【盛り貼り絵画】。根元部分は下地画布を切り裂いて貫入させた。つまり、どちらも【芽生え絵画】でもある。

 
  

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 図2:〈いのち。いのち、、[水ほとばしり、精氣虹]〉の部分画像。
  図を地として、画布を浮き舟的ないし立体的に盛りつけたまたは盛り貼りした絵画である【盛り貼り絵画】。
 
  


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 図3:〈いのち。いのち、、[水ほとばしり、精氣虹]〉の部分画像。
  虹色の輝きは、数層の油絵具のゆえであろう。その上にグロスポリマーメディウムを全体にかけた。グロスポリマーメディウムを乾燥させた上には水彩も乗る、と数年前に或る美術文化協会会員の方に教えてもらった。ここではグロスポリマーメディウム面の上に乗っているのは膠で溶かれた胡粉である。さらに保護のためにグロスポリマーメディウムを塗ったのは失敗であった。胡粉線が滲み、その明瞭さと虹色の輝きがくすんでしまった。異なる画布を盛りつけたのは、一部失敗面を地とする複層的な誤摩化し策である。
 
  

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 図4:〈いのち。いのち、、[水ほとばしり、精氣虹]〉の初期段階。左上が天。
  水性絵具のうえに油絵具を滴下するという【異種類絵具滴下法】の適用である。油絵具が周りに広がって花びら的模様ができる場合がある(【花びら形成法】。色によって、つまりは顔料の性質によって結果は異なる)。上に数層を重ねているのでほとんど隠れているが、虹色の輝きに寄与しているのかもしれない。
  なお、地の面をギザギザ形のステンレス鉄板で梳っている。水路を作って、絵具を流すのである。
 
 
  
 

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 図5:〈いのち。いのち、、[水ほとばしり、精氣虹]〉の部分画像。
  
 
  


 図6:〈いのち。いのち、、[電氣生誕]〉の全体画像。振出し法と叩きつけ法と異種類絵具滴下法の製作例。S30菱形展示。
  電氣性 electricity の一括して呼ぶものまたはことの種類とは何だろうか。生命を活動させているのは、何らかの電氣性であろう。磁氣性との関係はどうなのか。
  むしろ、生命体とは様々な電氣が錯綜するシステム体ではないのか。あるいはその活動または機能を電氣性が担っているのか。
 
 

 図6:〈いのち。いのち、、[電氣生誕]〉の部分画像。
  叩きつけ法で作った物体の上に、【異種類絵具滴下法】を適用した。すると、円形に縁が盛り上がり内部が凹む模様となり、さらに油絵具が外側に花開く模様となった。つまり、油絵具の色を適切に選べば、【花びら形成法】の適用である。細い線と太い線はどちらも、【振出し法】による。