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島津さんを職場に戻すぞ!メルスモン製薬雇止め・解雇労働審判裁判所前激励集会を開催

2018年03月15日 08時45分20秒 | 労働組合

動画・3.14島津さん地裁前激励集会 第一回労働審判 

メルスモン製薬に14年勤続し19回の更新を重ね昨年9月会社から雇止め・解雇された島津葉子さん(全国一般東京東部労組労働相談支部所属)が、今年1月に解雇撤回を求めて申立てていた労働審判の第1回審理が、3月14日、午後2時30分から開始されるに先立ち、東京地方裁判所正門前で、島津さんを力づけ審理会場に送り出す激励集会が開かれました。東部労組組合員18名、友好労組・団体からは14名が参加し、会社による不当・不法な差別的解雇に対し糾弾の声を上げ、島津さんの決意表明を受け、代理人である河村健夫弁護士、東部労組の矢部明浩書記次長とともに、島津さんを「ガンバレ!」のシュプレヒコールで裁判所に送り出しました。

集会は、矢部書記次長の司会で進められ、菅野存東部労組委員長から「会社はもっと若いヒトを採りたいなどと言い放ち、年齢差別・女性差別をしていることは明らか。また、東部労組に対しても、組合の利益のために島津さんを利用しているなどと侮辱している。島津さんは、自らの意志で、自らの怒りで闘っているのだ。謝罪して、職場に戻せ!」と激励のあいさつを述べました。これを受け島津さんは「これまでどおり普通に働きたいだけなのに、なぜ私がこのような目にあわなければならないのか、怒りに震える。組合にめぐりあい闘えることをありがたく思っている。皆さんのチカラを借りて職場に復帰できるようがんばる」と力強く決意表見しました。

河村弁護士も法的側面から発言。「会社側の雇止めは、『5年無期転換ルール』(5年を越え継続して契約更新している非正規労働者に与えられる、申し出により無期雇用契約へ転換できる権利。来月4月より施行)を回避するための、現在『2018年問題』といわれている不当な行為であることは明白であるのに、会社は、今回の労働審判に際して、雇止めではなく島津さんは退職の合意があったのだ、という主張に切り替えてきた。主張はむちゃくちゃだ。島津さんのしごとぶりを高く評価している職場の仲間たちは、ベテランの島津さんの復職を待ち望んでいるはず」と怒りを交え、会社の非道も訴えました。

同じく不当解雇撤回で闘う、JAL不当解雇撤回争議団と全労FAユナイテッド分会から、支援のあいさつを受けたあと、島津さんをはじめとする弁護団は、須田光照東部労組書記長主唱による「島津さんを職場に戻すぞ!」「島津さんガンバレ!」のシュプレヒコールに送られながら、裁判所に向かい、集会は団結ガンバローをもって成功理に終了しました。

メルスモン製薬は雇止め・解雇を撤回し
島津さんをただちに職場にもどせ!

非正規労働者差別・年齢差別を謝罪しろ!

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