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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組第48回定期大会 資本主義と対決する階級的労働運動を前進させよう!

2021年11月08日 13時22分25秒 | 労働組合
東部労組第48回定期大会 資本主義と対決する階級的労働運動を前進させよう!

11月7日、全国一般東京東部労組は第48回定期大会をかつしかシンフォニーヒルズで開催し、労働組合で命と生活を守るコロナ禍の労働運動をいっそう強化させ、大会スローガンに掲げた「資本主義と対決する階級的労働運動でゼネラルストライキをめざそう!」などを誓い合いました。

大会には組合代議員ら61人が参加。冒頭、菅野委員長が「コロナ禍で資本家・経営者の人命軽視、金儲け優先が明らかになった。労働者の命や生活を顧みることなく内部留保をため続けている。労働者が働かなければ、この社会は1ミリも動かない。労働者が社会の主人公だ、という闘いを突きつけていく階級的労働運動をさらに推し進めていこう」とあいさつしました。

今期の東部労組の活動をまとめた動画を上映した後、来賓として、福島みずほ参院議員、全国一般全国協の平賀雄次郎委員長、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの岡本哲文事務局長、葛飾区労協の三浦徹也議長、葛飾区議のみずま雪絵さんからあいさつをいただきました。また、争議を闘っている全労ユナイテッド闘争団と全労東伸社グループ分会からアピールを受けました。会場で全参加者がシュプレヒコールを上げ、すべての争議に勝利する決意を固めました。

他の友好労組や関係者からも今大会への連帯メッセージが77通寄せられました。

議案討議に入る前に、都内のごみ収集運搬会社で劣悪な労働条件を変えていくために近日中に東部労組の新支部結成を予定している労働者が紹介されました。これに全参加者は団結ガンバローで応え、新しい仲間を寄ってたかって支える決意を示しました。

第1号議案<経過報告と総括>では、須田書記長が「コロナ禍で労働者の命や生活を奪う資本家に対して私たち労働者は職場や地域で必死に抗ってきた。これこそが階級闘争である。岸田政権は『新しい資本主義』を標榜しているが、こんなものに幻想は持てない。私たちの職場にある労資矛盾こそ資本主義の本質だ。階級的労働運動で対決していこう」と提起しました。

討議では、争議を闘っている大久保製壜支部、アミンさん(労働相談支部)、争議を勝利解決した市進支部などが発言。執行委員からも提案補強の意見表明があり、今期の闘いの成果を踏まえ、仲間と団結してあきらめずに闘えば活路が開けることを全体で確認し、議案は賛成多数で採択されました。

第2号議案<運動方針案>では、10月31日の衆院選で改憲勢力が3分の2を上回った結果を受けて「戦争ができる国づくり」を企む憲法改悪を阻止すること、全日建関西生コン支部など闘う労働運動への国家弾圧と闘っていくこと、生活困窮にあえぐ地域労働者や外国人労働者の組織化に取り組んでいくことなどの方針を提起しました。賃上げ闘争、天皇制、思想学習などに関する意見が出たうえで、議案は賛成多数で採択されました。

その他、決算・予算案も賛成多数で採択し、年間ストライキ権は満票で確立されました。外国人労働者のアミンさんが新たに執行部に加わる役員投票は全員が信任されました。

退任する役員のあいさつの後、再任された菅野委員長の音頭による団結ガンバローで大会を成功裏に締めくくりました。

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