盛岡でユニオン全国交流集会開催 東部労組も参加

10月６日・７日、全国一般東京東部労組が加盟しているコミュニティ・ユニオン全国ネットワークの主催で第30回全国交流集会が岩手県盛岡市で開かれ、290名が全国から結集。東部労組からは金澤新悦副委員長と矢部明浩書記次長の２名が参加しました。

初日６日の全体会では定期総会のほか、東京管理職ユニオンが果敢に取り組んできたスガノ農機争議の勝利的和解に関する解決報告、ユニオンネットお互いさまによる日本通運「５年無期転換ルール」逃れ・雇い止め撤回闘争への支援要請、また呉学殊・労働政策研究・研修機構副統括研究員の30周年記念講演などが行われました。

全体会終了後の闘争報告会では、19回の契約更新を経て14年勤続しながら雇い止め解雇された東部労組労働相談支部の島津葉子さんが敢然と闘い抜いた「メルスモン製薬争議」のDVDを放映。矢部書記次長が、病に倒れ和解を余儀なくされた島津さんの意志を東部労組が引き継ぎ、今後の闘いにつなげてゆく決意を述べました。

翌日７日の分科会では、金澤副委員長と矢部書記次長が第９分科会「団体交渉のすすめ方－『ユニオン対策』に対する対策を一緒に考えよう！」に参加。矢部書記次長が、東部労組の団体交渉の方針とその進め方、会社への申し入れ・公然化時における動画撮影、「ユーチューブ」へのアップ等「メディア班」の位置づけ・役割などを報告し、活発な討議が進められました。

閉会集会では、次回開催地・兵庫県姫路市による参集呼びかけのアピール、集会宣言を採択し、全体の「団結がんばろー」で盛会理に閉幕しました。