【労組反戦情宣】麻生の戦争挑発発言弾劾！労働者は反戦に立ち上がろう！

【労組反戦情宣】麻生の戦争挑発発言弾劾！労働者は反戦に立ち上がろう！

労働者が戦争反対の先頭に立とうと様々な労働組合でつくった労組反戦行動実行委員会は８月10日夜、東京・水道橋で反戦の宣伝行動を実施し、全国一般東京東部労組の組合員らも参加しました【写真】。

参加者らは横断幕やプラカードを掲げ、通行人にビラを配りながらマイクで反戦の思いを訴えました。多くの参加者が９月１日に100年を迎える関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺に触れ、「再び戦争を許さないため差別排外主義を克服しよう」と呼びかけました。

今年の夏は日本の敗戦から78年目を迎えましたが、二度と戦争を起こさないという労働者人民の決意にそむく動きを日本政府・自民党は続けています。

広島の平和式典に出席した首相の岸田は「核兵器のない世界の実現に向け積極的に取り組む」などとあいさつしましたが、その実態は正反対です。

「核抑止」と称して日米安保軍事同盟に基づく米国の核兵器でアジア諸国の労働者人民を威かくしているのは日本政府に他なりません。昨年２月のウクライナ戦争ぼっ発後には元首相の安倍が米国との核共有を打ち出すなど、日本の核武装化が企まれています。原爆の悲惨さを描いた漫画『はだしのゲン』が今年度の広島の平和教材から削除されたことも、日本が再び戦争への道を突き進んでいるからだと考えざるをえません。

また、台湾を訪問した自民党副総裁の麻生にいたっては「日本、台湾、米国をはじめとした有志の国に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」「金をかけて防衛力を持っているだけではだめ。いざとなったら使う」などと発言し、中国に対する戦争挑発の姿勢を明らかにしました。

今年は関東大震災に際して多くの朝鮮人・中国人が当時の軍隊や警察、「自警団」を名乗る人たちによって虐殺されてから100年になるにもかかわらず、都知事の小池は今年も犠牲者追悼式典に追悼文を送付しないという形で加害の歴史を否定・隠ぺいしようとしています。

労組反戦実行委では、日本の労働者が差別排外主義を克服し戦争反対の決意をあらたにするため、９月１日に朝鮮人犠牲者追悼式典への参列を各労組に呼びかけています。

日本政府による大軍拡、憲法改悪の策動、東アジアへの戦争準備に対して、すべての労働者は労働組合に入って職場と地域から反戦運動を起こしていきましょう！

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