
今年12月31日の閉鎖撤回を求め、東部労組フロラシオン青山支部は8月20日、ホテルを運営する公立学校共済組合・同東京支部との団体交渉に臨みました(写真)。
その際、評論家の小沢遼子さんが約束してくれた支援の一環である地域の署名運動によって集まった署名と、署名に添えられていた地域住民代表の方からのメッセージを読み上げて共済組合側に手渡しました。
以下、そのメッセージを原文のまま紹介します。
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私たちは、ホテル・フロラシオンがこの年末閉鎖されると聞き、驚き悲しんでおります。このホテルは、東京都公立学校共済組合が運営しています。部屋数189の、こじんまりしたホテルですが、それゆえに親しみやすく、カフェやレストランは日常的に利用できる憩いの場です。
ランチやディナーに、ここ青山には、人が集う店はたくさんあります。
きらびやかな結婚式場もあります。
でも、フロラシオンは他に変え難い、40年の年輪があります。
耐震工事が必要らしいと聞いたとき、私たちは喜びました。この雰囲気をそのままに、いざという時頼りになってもらえると・・。
本当に取り壊して売り払い、巨大なテナントビルに作り替えてしまうのでしょうか。
それは、文化や教育に携わる方々の総意なのでしょうか。
どうか、もう一度ご検討ください。地域というものの大切さが改めて問い直されようとしている当節、まさに地域に愛されているホテル・フロラシオンを是非とも存続、発展させる方向に向かってご努力くださいますよう、取り急ぎ有志の署名を以てお願いする次第です。
2014年8月 有志代表
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フロラシオン青山がいかに地域に根付いたホテルか、地域の方が愛着をもってホテルを利用しているかが分かります。
公立学校共済組合・同東京支部は地域の方のメッセージを無視しようというのでしょうか。それは許されることではありません。
公立学校共済組合・同東京支部は地域住民の声を聞け!
フロラシオン青山利用者のみなさん!地域住民のみなさん!全国のみなさん!
閉鎖撤回をかちとるため、さらなるご支援・ご協力をお願いいたします!
閉鎖撤回の声を公立学校共済組合・同東京支部に集中してください!
■公立学校共済組合(玉井日出夫理事長)
・東京都千代田区神田駿河台2-9-5
・電話:03-5259-0011(代表)
■公立学校共済組合東京支部(比留間英人支部長)
・新宿区西新宿2-8-1 都教育庁福利厚生部内
・電話:03-5320-6812
閉鎖撤回を求める署名にご協力をお願いいたします!
■署名用紙を下のURLからダウンロードしていただき、印刷・署名の上、以下の宛先までお送りください。
http://www.toburoso.org/floracion-shomei.pdf
【署名送り先】
全国一般東京東部労組 宛
〒125-0062
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
ファックス 03-3690-1154