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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組のフードパントリーが25回目 ご支援に感謝します!

2024年05月19日 12時42分19秒 | 労働組合
東部労組のフードパントリーが25回目 ご支援に感謝します!

全国一般東京東部労組は地域の労働者に向けたフードパントリー活動を東京・葛飾の組合事務所でほぼ毎月1回のペースで実施しています。5月19日も実施し【写真】、開始から25回目を迎えました。これまで食料品などを支援提供していただいたみなさんに心より御礼申し上げます。

フードパントリーとは生活に困窮している人に食料品などを身近な地域で無償配布する活動(場所)のことです。東部労組ではコロナ禍を背景とした生活苦が広がっている現状を踏まえて2022年2月に開始しました。毎回20世帯前後の人たちが訪れています。

配布する食料品は、お米、インスタント食品、缶詰、調味料など毎回様々で、フードバンクと呼ばれる団体から東部労組が提供を受けているほか、組合員や組合外の協力者からの寄贈で確保しています。

(下の写真=5月19日のフードパントリーで元国鉄闘争共闘会議議長の二瓶久勝さんから提供していただいているお米をみんなで分けている作業の様子)


活動では「助ける側」と「助けられる側」という役割が固定化しないように、当初は組合側で事前にやっていた食料品の袋詰めなどの準備作業を参加者自身が担っています。

また東部労組が取り組む争議の解決を求める署名などにも協力してもらっています。今年1月には石川県・能登半島地震の被災者を支援するために東部労組が取り組んだ駅頭募金活動にフードパントリーの参加者がすすんで駅頭に立ち、私たちとともに募金箱を持ったりビラを配ったりする行動も実現しました。

5月19日のフードパントリーでは初めて参加した在日中国人に別の在日中国人が日本語を通訳してやり方を教えるなど、参加者同士が助け合う場面が見られました。

貧困の根底には労働の問題があります。私たちは地域での労働者の団結と連帯を拡大し、搾取と貧困をたえず生み出す社会を変える運動としてフードパントリー活動を継続していきたいと考えています。みなさんの引き続きのご支援をよろしくお願いします!

※ <フードパントリーへの参加を希望される方へ> 現状は物価高の影響などもあり食料品が集まりにくい状況にあるため、新たに参加者を受け入れることができにくい状況です。あらかじめご了解ください。

※ <食料品をご提供していただける方へ> 新品(未開封)のものでお願いします。また配送料もご負担をお願いしています。初めての方はお送りいただく前に東部労組事務所まで電話(03-3604-5983)でお問い合わせください。
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