
3月9日、東部労組は春闘の一日行動を展開し、皮切りの行動として大久保製壜支部が向島労働基準監督署に対して要請のアピール行動を行いました。
東部労組各支部組合員、地域・友好労組の仲間80名が結集し、大久保製壜所で昨年7月に発生した大労災事故に伴う向島労基署の不誠実な対応に抗議の声を上げました。
向島労基署に対しては2月20日、コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク(首都圏ネット)の一日行動において要請行動を行い、その際、「大久保製壜における危険な多段積みをただちにやめさせること」「大久保製壜支部・被災者組合員に情報を開示すること」等をないようとする要請書を渡していました。
3月9日の行動では、この要請書の回答を聞くことになっていましたが、集まった参加者を前にした労基署の回答は「会社に対する指導は継続しているが、それをうけてどう対応するかは会社の判断」「情報は今後も開示しない」との趣旨で、いずれも「ゼロ回答」と言っていいほど不誠実なものでした。
被災した当事者である大久保製壜支部・戸谷組合員、大久保製壜支部組合員、東部労組各支部、支援の仲間の怒りは燃え上がり、向島労基署に対する抗議のシュプレヒコールが響きました。