この間の仕事帰りにちょっと立ち寄った本屋で漫画を購入しました。
こちらの3冊です。
内容は三国志がテーマの4コマギャグマンガですね。
結婚当初に妻が「これ好きなのよ」と単行本を買ってきて、NHKの人形劇に始まり吉川英治氏の作品で大はまりした三国志ファンだった私もすっかり気に入った作品です。どうやら作者さんもNHKの人形劇から三国志の大ファンになった方らしく、登場人物のそれぞれキャラクターを上手に捉えつつ、かつ面白くデフォルメされています。三国志を知っている人間にはその人物像がとても楽しめます。妻は三国志本編を知らないのに好きなようですので、単なるギャグマンガとしてもなかなか面白いようです。
三国志がテーマの漫画として一番有名なのは横山光輝氏の「三国志」でしょうか。最近のもので有名なのは週刊モーニングで連載されていた「蒼天航路」かな?三国志ものとしては珍しく曹操孟徳が主人公の作品でした。一般的にはやはり劉備、関羽、張飛の義兄弟が主役なんでしょうけどね。でも客観的に見たら前半の主役は戦乱の中国大陸をほとんど統一しかけた曹操でしょうし、後半はそのほとんど詰んでいた曹操の天下統一を阻んで三国時代にまでもっていった諸葛亮孔明が主役なんじゃないかなって思います。ちなみに私が一番好きなキャラクターは孔明だったりします。
三国志がテーマの漫画作品って常にどこかの雑誌で何かやっていますよね。今でもビッグコミックスペリオールの「覇 -LORD-」をはじめ、数作品は連載されているようです。やはり安定して人気のあるテーマなんでしょうね。ちなみにこの「劉備くん」という作品ですが「三国志」モノとしては今や最古参かもしれません。本屋で見て「新作なのだろうか、それとも古い作品の再編集版か?」と悩みながら買ったのですが、しっかり新作でしかも持ってるのと今回買ったのとの間にも何冊か出ていました。後で調べてみたらもう連載されて23年だそうで・・・。実は地味~に隠れファンが大量にいるのかもしれません。
それにしてもここまで長く連載が続いている作品って少ないですよね。
少女漫画界で(一応「劉備くん」は掲載雑誌から考えると少女漫画らしい・・・)現在進行形で一番長いのは「ガラスの仮面」(1976年~)だそうです。でもあれは結構長い間休載してたりしたからなあ・・・。コンスタントに続いている作品で最も長いのは1978年からの「パタリロ!」らしいです。
男性向け作品もあわせたら、
「ゴルゴ13」1968年~
「浮浪雲」1973年~
「あぶさん」1973年~
「赤兵衛」1973年~
「三丁目の夕日」1974年~
「ヒゲとボイン」1974年~
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」1976年~
「総務部総務課山口六平太」1986年~
とかですかねえ。私が見かける範囲ではこのくらいかな。
なんだかビッグコミック系が多いですね。特に1973年~74年のビッグコミックオリジナルがすごい・・・。
ゴルゴ13は今ついに連載500回記念作品を掲載してますね。さいとうたかお氏はゴルゴ13の第一回を書いたとき、既に最終回のストーリーまで考えたそうですが、果たしてそれを読むことが出来る日は来るのかな・・・。あぶさんはついに現役引退を表明しましたね。
他に長寿作品は・・・。
毎日新聞の「アサッテくん」はまだやってるのかな?
宣伝漫画の「日ペンの美子ちゃん」はどうなのでしょう。作者が代わったりしてるらしいので、同一作品とは言えないのかな?(笑)
う~ん、なんだか全然まとまりのないブログになってしまった・・・。
読んだことあるのは「ゴルゴ13」ぐらいかなー
学生時代毎年合宿していた民宿(ペンションではありません)に
かなりそろっていましたから・・・
苦しい合宿中の心のよりどころでした(笑)
ゴルゴ13は全部読んでいるわけではないですが、読むとその時の世界情勢の裏の事情が詳しく書かれていたりして興味深いですね。
適当どころか、かなり正確で的確な設定になっているそうですよ。
一体情報源はどんな人たちなんだろうって思います(笑)
最近はとんと読んでませんが、表紙はいまでもイイのかな?
実はゴルゴより浮浪雲の方が好きだったりします。
まだ続いてるとはビックリコミック♪(^_^ゞ
ビッグコミック創刊号を買われたって、なんだかスゴイですねえ。
調べてみたら1968年2月29日なんですねえ。
一応私は生まれてるのか・・・(笑)
浮浪雲はオリジナルですね。
作者のジョージ秋山氏の作品はどれも哲学的で色々考えさせられるところが面白いですね(^^)