速い・はやい・・・アジサシVSつばめ
アジサシは、日本は渡りのルートに当たり、ふつう春と秋に旅鳥として、北海道から沖縄まで全国各地で観察される様ですが、私は「鳥撮り」始めて約4年。 「アジサシ」を見るのは今回が初めてです。 多分、当地では珍しい野鳥ではないかと。
アジサシ
ユーラシア大陸中部以北と北アメリカ大陸中部から東部の広い地域で繁殖し、冬は熱帯から南半球にかけての沿岸部で越冬する。 日本は渡りのルートにあたり、ふつう春と秋に旅鳥として北海道から沖縄まで全国各地で観察される。 まれに、越夏する個体もある。 また、近年富山・群馬・東京で少数が繁殖していることが確認された。
鳩と同じくらいの大きさ。 翼と尾羽がツバメのように細くとがっていてスマートにみえる。嘴はまっすぐで黒い。 雌雄同色であり、頭、足、翼の先も黒く、のどと胸が白、他の体の部分はうすい灰色。
日本では海岸に大きな群れがやってきて羽を休める。 海に近い池や河川などの淡水域でも見られる。狙いをつけて水にダイビングして魚をとらえるが、狙いをつけるときには短時間ながらホバリング(停空飛行)をすることもある。 コロニーで繁殖し、海岸や河川、湖畔の砂浜などに浅い窪みをつくり草などを巣材に用いて巣をつくる。 卵は2-3個産む。
つばめ
「燕尾服」の由来となったオスの尾羽は、長ければ長いほどモテる?!
燕返し - 佐々木小次郎の剣法。ツバメが飛翔中の急旋回に優れることから名付けられたとされる。
尾は長い方がオスです。 空中を飛んでいる虫を餌にしていますので、農薬を使っていなかった昔は稲作の害虫を食べてくれる大切な鳥でした。 そのためツバメを大切にするような言いつたえが各地にありました。 ツバメは南の国からやって来る渡り鳥の代表です。 家の軒下(のきした)に巣をつくったツバメは、雷や火事を防ぐ生きものと信じられ、子どもを生み育てるおめでたいしるしの鳥として人々に愛され、大切にされました。
オスカー・ワイルドの有名な童話に出て来る。
ある町の高い円柱の上に「幸福な王子」と呼ばれる立像がありました。あるときそこへ飛んできたツバメがひと休みしようと降りると、王子の眼から涙がこぼれているのに気づき、そのわけをたずねました。王子は「高いところから町を見ていると、かわいそうなことが起きているのがわかって悲しいから」と答えました。情(なさけ)ぶかい王子に感心したツバメは、王子の目になっている宝石や、からだに張ってある金パクを不幸な人に届ける役をひき受けて働きました。やがて冬が来て、ツバメは凍(こご)え死に、王子の像もボロボロになってこわされましたが、心やさしい王子とツバメは天国に召されていきました。
今来たと 顔を並べる つばめかな 小林一茶
(出典:wikipedia より)
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