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タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

    「父母の しきりに恋し 雉子の声」  芭 蕉 ・・・・水鳥飛来

2020-11-22 10:21:52 | キジ

冬の雉(キジ)

日本の「国鳥」でありながら、狩猟対象鳥でもある。  何とも不幸な鳥です。

全長60~80cm。  尾の長いのが特徴のニワトリ大の鳥です。  日本全土に分布しています。  オスは濃い緑色の体で、繁殖期になると、ハート型の赤い顔が顕著になり、「ケーンケーン」と鳴きながらメスを求めます。   日本人には、関わりの深い鳥で「桃太郎」伝説などで今に語り継がれています。  「焼野の雉(きぎす)・夜の鶴」などの、子を思う親の愛情の深さを表わす例え話もあります。   草地に巣を作り、人が間近に近づいても、じーっと潜んで巣の卵を守ります。  天気や地震の予知能力まで持つと言われています。  冬季はめっきり見掛けることが少なくなりましたが、自然破壊の進む地域では、冬木でも人家の近くまで下りて来ると言われています。  冬季の食糧は草の種子や果実であることが確認されています。  撮影時にも(自然破壊は進んでいませんが (><))人家のすぐ近くの草地や畑地で、餌を食べていました。  繁殖期にはオスの警戒心も緩みますが、冬季には警戒心が強く、滅多に見られません。  かなり遠くからでしたが、気付くやいなや山に駆け上がりました。  冬季の「雉:オス」は、初見となりました。

春にはよく見掛ける場所ですが、偶然ですが、50メートルほども離れた草地のイチジクの木陰に、キジ:雉 が潜んで様子を窺っている様でした。  当方も木陰に身を隠すと、しばらくして安心したのでしょうか。  畑で餌を食べ始めました。  時間にして約5分程でしたが見ることが出来ました。!(^^)!  ほんとにラッキーでした。