卓球台

40年前　次男が7歳のころ　卓球台を買った。

4人でよく試合をしたが　次男は左利きなので　彼が打つと我々には取りにくい逆になる。
今回　再び40年ぶりに卓球台を購入。いま迄　7歳児はバスケットゴールに夢中だったが　卓球台を見たら　突然卓球に目覚め　ピンポンのようなものだが　2回はラリーが続く。

汗びっしょりになって　一生懸命やるのを見るとうれしくなる。直ぐじょうずになるだろうなあ。

私が現役のころ　40歳のころだったか　突然　職場で卓球が流行りはじめ　5時過ぎから体育館でやり始めたことがあった。私はその時が初めての卓球。

何しろ母は　疲れて眠たくなって　勉強する時間が無くなるからと言って　絶対　運動はするな　と言いつづけていたので　卓球をやるのは　40歳で初めてだった。

もちろん　へたくそ。まともにサーブさえ入らない。その当時の若手が　辛抱強く相手をしてくれたので少しずつ　返せるようになった。　でも　勝ったことはなかった。

あんまり悔しいので　毎朝早く行って　壁に向かって　一人でサーブの練習をした。
突然　回転が逆のシャープなサーブができるようになった。

その日の夕方　みんなで練習をしていたら　サーブだけで11点が取れたではないか。　
私のサーブを　みんな受け止められないのだ。受けても　とんでもない方向へ飛んで行ってしまうのには　私もびっくり。

でも　ラリーになると全然続かなくて　いつも試合は負け。
そのことを思い出して　きょう　夫相手に　サーブをやってみた。

うん十年ぶりのマジックサーブ。

それが決まったんだなあ。夫はスポーツ専門の仕事をしていたので　何でもできる。
それが　あれっ　と言いながらサーブをとらえられない。

うふふふふ　どうだ思い知ったか。7歳児には　もう少し彼がじょうずになってからマジックサーブの洗礼をしようと思っている。