やまんばのひとりごと

あと何年 健康で生きられるかわからないけどその日まで この世に生きた足跡を残していきたいな。

歳をとる ってこういうことなのかなあ

2016-05-15 15:00:00 | 日記
ずいぶん長い間 書かなかったなあ。

特に忙しかったわけじゃないけど… 書く気になれなかった。3月25日が最後の記事になるから 50日以上も書かなかったんだ。

この頃 夜中に目が覚めて ずーーーーっと眠れないことが 頻繁に起きてくるようになった。もう何十年前のことから 十数年前に起きた仕事のことを思い出しては悩んでいる。

あの時 あんな方法をとったけれど あれでよかったのだろうか 盗みをしたあの子をひっぱたいてしまったけれど ほかに改心させる方法がなかったのだろうか けがをした子に もっとほかの対応をすれば けがをしなったのではないだろうか・・・・。

いま 後期高齢者になった私が 今更反省してもしょうがないことなのだけれど どうしても落ち着いてはいられない。 今のこの落ち着いた生活は あの怒涛のような毎日の積み重ねで 出来上がってきたものなんだ としみじみ感慨にふけることがある。

もし 何か大きい失敗をして 失業していたら 私はどんな生き方ができたのだろう。 

新聞によると 教員免許を持たないまま三十数年間 教員をして月給をもらっていた女性がいたらしい。退職間際に無免許だということが発覚した と新聞に出ていた。
一番新しいニュースでは 家族の床屋代も領収書をもらって 経費にしていた と報道されていた。また仕事上の不祥事で 免職になった人々はその後の生活はどうしているんだろう。

ひょっとしたら私は 誰かに守られて生きてきたのではないだろうか 
生活に不安がない年金をもらえる幸せ。
孫に 好きなだけおもちゃを買ってあげられる幸せ。
健康で 夫と安穏な生活がおくれる幸せ。

これらは みんな 誰かのご加護のおかげなんじゃないだろうか。いま 落ち着いた生活になったから 昔の自分の至らなさを 反省してこれからの生きていく道に生かしなさいよ ということなのだろうか。

昔 起きたことは 当事者に良かれと思ってしたことだけど もっとほかに方法があったんじゃないだろうか と時間に余裕ができたからこそ 考えるのだろうなあ。
余裕がないときは それが一番いい方法だと思うのだろうなあ。

こんなことをごしゃごしゃ プールで歩きながら考えていたら 
知人が どうしたの?難しい顔して。 
82歳の彼女に あなた 昔の自分のやったことを くよくよ考えることない? と尋ねると あるわよ。楽しかったことは あんまり思い出せないけど イヤな思い出ばかり 夢の中に最近出てくるのよ という。 

ああ みんなそうなのね。ちょっと ほっとした。