やまんばのひとりごと

あと何年 健康で生きられるかわからないけどその日まで この世に生きた足跡を残していきたいな。

パスポートの更新

2015-05-21 15:07:45 | 日記
9月15日で 10年になるので 期限切れ半年前なら 細かい書類がいらないので 今のところ渡航する予定はないが 更新に行った。

10年前は 電車に乗って政令指定都市に行き 写真も専属のカメラ屋がいて 料金も高かった。今は 私の住んでいる街にこの地域のパスポートセンターがあるので 簡単だ。いつも行く図書館の隣。

改めて9年半 使ったパスポートを開けてみたら なんと出入国のハンコの多いこと。1,2,3,4、と数えたら60個。

…ということは30回 外国に行ったんだ。65歳から75歳までよく行ったもんだなあ。1年に大体3回か。70歳までは アメリカが多かったね。1年に4回行ったことがあったから。もう 今はそのエネルギーはないね。

偽造パスポート防止のため 非常に精巧な作りになっている。写真も縦35㎜。1㎜でも足りないとやり直し。でも 駅のスタンドで 1分でできるから簡単。

1週間で出来上がり。ピカピカのパスポートはうれしかったが このパスポートでこれから何回外国に行けるだろうか。オッとも同じ時期に期限切れになるのだが 更新に行こうとしない。78歳という年齢を考えているのだろうか。

我々はいつも2人の個人旅行。夫が行かないとなると私一人で? うーーーーん

友人の死

2015-05-06 23:49:45 | 日記
ああ その時がとうとう来てしまった。


3月の初め 突然 今まで仲良くしてくれてありがとう。いつも楽しく 刺激を受けた日々だったよ。・・・・・というメールをもらってびっくりして 病院に駆けつけると  もう自宅では生活できないのよ だから入院したんだけど もうどうにもできない末期症状なので・・・・というのを聞いて呆然とした。

それから毎週日曜日 病院に行った。会うたびに症状は重くなり 息をするのも苦しそうだったけれど 笑顔と冗談は いつもの通りだった。


4月26日 もう彼女は声が出せなかった。筆談で 28日にホスピスに移ります と書いてくれた。
5月3日 ホスピスに行ったが その方は 入院していませんと言われ アレーおかしいなあと思いながら 元の病院に行ってみた。

彼女がいた部屋は もうからっぽで 風でカーテンが揺れているばかりだった。看護師に聞いたが いません というだけで その後 どうしたかの説明はなかった。

毎週 2か月も見舞いに来ていたのに  親切な看護師もいたのに この何の説明もないというのは どういうことなんだろうか と漠然と不安を感じながら どうにもできないもどかしさを感じて 去るしかなかった。

突然 昨夜 彼女の兄さんからメールが来て もう一週間前に亡くなったこと 初七日を済ませたこと 霊園に納骨したことなどが 淡々とつづられていた。きっと 生前 私に連絡してくれるように と彼女は言い置いてくれたのだろう。

ただ呆然とするばかりだった。 なんとあっけなく 人は逝ってしまうのだろうか。
まだ67歳。どんなに生きたかっただろうか。

私は なぜ生きているのだろうか。