いやあ 参った参った

4時過ぎ　突然　便意を催し　トイレに行った。

トイレを出てからも　なんだかおなかがしくしくするのでもう一度トイレへ。
もうでないのに　なんだかおなかがおかしい。吐き気もする。トイレから出ようとするが心配でトイレでしばらく座っていた。

そのうち　体全体に力が入らなくなり　脂汗が出てきて　廊下に倒れこんでしまった。日頃元気印の私の異変に　夫は気が付かない。このままでは　ダメだ　と這って夫のいる部屋に入り　おとうちゃん　苦しい！！尋常でない私の様子に　驚き　どうした？　と聞くが答えられない。

汗を拭き　クレオソートをだしてきて飲ませ　冷たい水をもってきてくれた。そのまま30分　ぶっ倒れたまま。とにかくベッドで寝なさいよ　と階段を押し上げてくれた。ベッドで1時間寝ていたら　ひどい状態は消えて　起き上がれるようになった。

おとうちゃんありがとう。　
なんでこんな状態になったんだろう。毎日おとうちゃんとおんなじ物を食べているのに。
きょう　図書館に行ったとき　おひる何を食べた？　
カフェで珈琲とデニッシュ。おなかが痛くなるようなものじゃないけどなあ。

いまだに何で突然　体の調子が坂道を転がり落ちたのかわからない。しかしこんな時　独居後期高齢者だったら　どんなに不安だろうか。救急車？　いや呼ぶほどのこともないだろう。
しかし　その判断が誤っていたとしたら？　私は耳が聞こえないので電話ができない。
大変な状態になっても　多分電話はしないだろうなあ　もだえ苦しんで孤独死？

夫婦になって51年。こんな時　相棒のいる安心を感じた。いつもは空気のような存在なんだけどね。

昨日は

英語のレッスンの日。

いつも8:30から駅のコンコ―スにある喫茶店で予習をする。
家でも勉強はしているのだが　なかなか集中できない。注意散漫になるのだ。
アッ　このニュースもいいね　とか　この資料は　何処にあるかな　などと立ち上がり　ちっとも前に進まない。

しかし　ここは　珈琲とサンドイッチを食べたら　ほかにすることはない。今まで用意した資料を真剣に点検し　どうやって70分を進めていこうか　と考える。もうここでには３年もきている。

そろそろ　行こうかと思った時　隣に座った60代のきれいな女性が　お勉強中失礼ですが　なぜそんなに細かい字の英文を読んでいるのですか　と聞く。

彼女の夫が外資系の会社だったので　外国に駐留することもあり　日本に帰って来てからもお客さんは英語を話す人が多く　私はいつも笑顔で黙っているしかなかったのです。もう英語は勉強しようと思っても　なかなか頭の中に入らず・・・・結局　そんな生活がいやになって　離婚しました。　という。　初めて会った私にこういうことを話すなんて・・・・　一生懸命　英文を読んでいる私が　よっぽど珍しかったのだろう。

レッスンの時間が迫ってきていたが　私は　アメリカで教員をしていたが　加齢とともに英語をどんどん忘れていくようで　それが悔しくて　何とか食い止めたくて　毎週英語のレッスンに行っているのですよ　と話すと　まあ　素晴らしいことですね。わたしは英語は駄目ですが他のことで頑張らなくては　と思います。と話してくれた。

私は家事は好きではないが　本を読んだり　勉強することは苦にならない。
加齢して行けば　今まで出来たことができなくなっていくことは　よく知っている。何とか食い止める努力はするべきだと思う。

体力　能力　生活力の維持が　後期高齢者の義務のような気がしている。　

夫の膝が…・

きのうの朝　夫が　壁や手すりにつかまりながら　よろよろと3階のわたしの部屋にやってきた。

どうしたのその歩き方は？

ジムに行く前の準備運動していて　片足で交互にジャンプしていたら　突然ガクッと音がして左ひざが　痛くなって　力が入らなくなったんだよ。

彼は40年前　高跳びの指導中　左ひざの剥離骨折をして　3か月入院　手術をしていたのだ。その膝が40年ぶりの再発らしい。

おとうちゃん　きょうはジムとプールも行ってはダメ。自分で何とかしなさい　と言い置いて私はジムに行った。本心は　心配で心配で仕方がないが　ああでも言わないと　けがを軽く思う傾向がある。80歳を超えてのひざの故障は　全身の不調にもつながっていくことをよく知っているので　はっぱをかけたのだ。

2時間後帰宅すると　私がいない間に　冷やして　マッサージして　動かさないようにしていたらしい。彼は接骨医だったので　直す方法を知っているのだろう。

早い夕食の後　早々にベッドに入っていた。使わないのが一番だということらしい。

私も　具合どう？と聞かない。できるだけ話題にしないようにしていた。

けさ　自分から　痛みは減ったよ。ほら　何とか歩けるよ。と歩いて見せていた。でも足を引きずっている。無理しないのよ。きょうはジムが休みだから　うちにいなさいよ　といって私は隣の市の図書館に行った。

3時帰宅すると　日中4㎞ばかり　ゆっくり歩いてきた。大丈夫だよ　という。本当かなあ。

夕方　孫が幼稚園から帰ってきたが　いつもの戦いはやらないようにと　5歳の孫に云った。どうして？と聞いたが　骨が危なくなった　とは言えないね。おとなしくどらえもんのＤＶＤを見ていたが　明日は　戦い出来るかなあ。

あったあ 万歩計

きのうなくした万歩計。

きょう一番にジムの受付に行って　昨日1昼の11時ごろ　落としたと思うのですが　万歩計が届いていませんか　と聞くと　あちこち探してくれて　ああ　届いています。と見覚えのある古い万歩計を奥から持ってきてくれた。

ありがとうございます。　と受け取り　万歩計の記録を見ると　夜の9時ごろ　同じロッカーを使った人が気が付いて受付に持って行ったらしい。

えええー？10時間もロッカーにぶら下がっていたの？　同じロッカーを使った人は何人も何人もいたはずなのに　皆さん気が付かなかったのねえ。小さいし　みんな急いで着替えるからわからなかったのねえ。

ありがたいねえ　わざわざ受付に持ってきてくれて・・・・。

アレー？

いやいやいや　昨日はまさにドッキリの厄日。

①プールから上がって着替えようと思ったら　なんと下着一式がバッグに入ってない！！！！　入れ忘れたのだ！！！！

仕方なく誰にも見られないように　そそくさとズボンとブラウスを着て何食わぬ顔して出てきたが　なんとなくスース―して落ち着かない。うちから水着を着てきたので　下着を入れ忘れたことに気が付かなかったのだ。

②帰りにスーパーによって食材を購入。じゃがいもとサツマイモと鮭とイチゴと大福。
出かけるときに　財布に一万円札がはいっていたと思っていたので　安心していた。ところがレジで財布を開けて目が点！！！一万円札が入ってない。あれーー？確かに入れたののに。
小銭が1000円ぐらい。しかし会計は1500円。仕方なく　じゃがいもとサツマイモを抜いてもらって　冷や汗をかきながら1000円支払った。

ちょうど花見の最盛期で　後ろには買い物をするひとの長い列ができてしまったのを見て　また冷や汗。すみません　すみません　を連発して　その場を離れた。あああ　どうしたんだろう　あの一万円札？？？

③スーパーを出て100ｍ歩いたところで隣のご主人と会った。　あらっ　かごをどうしたんですか　と言われて　手元を見たらスーパーのかご。気が動転したのか商品を袋に入れないでそのまま　店を出てきたんだあ。慌てて戻り入れなおして　帰宅。あせったなあ。

うちに帰って一万円の行方を考えた。アッ　午後　ワインの宅配が来るので　万札を細かくして袋に入れたことを思い出した。

④この10年間ぐらい肌身離さず万歩計を首からかけている。1週間で7万歩を意識しているし　毎日の運動の励みにもなっている。ところが　夜　きょうの記録を書こうと首のあたりを触ってもないのだ。この10年間毎日つけてきた記録が　きょうは書けない。

アレーどこに置いたんだろう。　プールに行ったときはあった。ロッカーにちゃんと掛けたことも覚えている。そのあとの記憶はない。――――となるとロッカーの中に置き忘れてきたのだろうか。ああ　なんという日だ。


76歳になり　友人たちが認知症になり　いままで　4人も亡くなった。もっとも仲良しだった63歳の友人は　5年前から症状が少しづつ進んで　最後には　自分が誰かもわからなくなっていき　会うたびに心が壊れていくのがわかり　本当に悲しかった。
母は95歳までしっかりしていたから　私も大丈夫だと信じているが　今日のようなことが起きると心配になってきた。夫は　たまたま重なっただけで大したことじゃないよ　と笑い飛ばすが　今まで　こんな失敗は絶対しなかった。

毎日たくさんの本を読み　文を書き　1か月で5人の友人と会食し　おしゃべりをしても何の支障もないのに。皆さんは　こんな経験ありますか。