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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

ハルマゲドンの戦いとは 第2回

2015年09月23日 | 日記

3.歴史的な預言解釈をするキリスト教会の見解

 これは非常にユニークで重要な見解です。これはハルマゲドンの戦いを獣の刻印(黙示録13:16,17;16:2参照)が強制されるときから始まり、イエス様が再臨されるときまで、神様の民とサタンの勢力の間で繰り広げられる激しい最後の霊的闘争という見解です。

 上記の3つの見解のうち、神様を信じない人々の推測と空想は除外し、現在のキリスト教会の中に存在する2つの見解を比較してみましょう。

この2つの見解を正しく理解することが、ハルマゲドンの戦いの本当の意味を発見する重要な鍵となります。この質問への回答をどのように理解するかによって、ハルマゲドンの戦いが、イスラエル国を中心に繰り広げられる中東の武力戦争になるかもしれませんし、世界中に散らばっている真の神様の民と、サタンの民の間に繰り広げられる、最後の霊的な闘いともなるのです。

 まず、ヨハネの黙示録がハルマゲドンの戦いの勝利者についてどのように描写しているかを見てみましょう。

「第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した」(黙示録16:12-16)。

 このハルマゲドンの戦いで、誰が最後の勝利を収めるでしょうか?もちろん、イスラエルです。しかし、使徒ヨハネは、ハルマゲドンの戦いで最後に勝利を収めるようになるイスラエルの姿を、非常に興味深く説明しています。

「見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。」(黙示録16:15)。ここで、聖書は、最後の勝利者であるイスラエルを着物を身に着けている人と紹介しています。