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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

ハルマゲドンの戦いとは  第6回

2015年09月27日 | 日記

3)正確な時に現れたメシヤ

 

ルカ3章1節によって、私たちはイエス様がバプテスマを受けられた年代に関して、決定的な情報を得ることが出来ます。皇帝テベリオの在位第十五年、ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主だったときです。歴史を見ますと皇帝テベリオが即位した年がAD12年であることが分かっています。それから、皇帝テベリオの在位第15年は、AD12年に15年を加算してAD 27年になります。AD27年に何が起こったのでしょうか?同じルカ3章21節に答えが出ています。民がヨハネによってバプテスマを受けていたとき、イエス様もバプテスマを受けられ、聖霊が鳩のように彼の上に下ってきて、聖霊と力の油を注がれました。これによって、ダニエル9章に出てくる「とがを終わらせ、罪に終わりを告げ、不義をあがない・・・いと聖なる者に油を注ぐ」(ダニエル9:24)ときが来たこと、まさにメシヤ出現の預言が成就したのです。

 

≪70週間(490年)預言:ユダヤ民族に与えられた恵みの期間≫

 

[1日=1年の原則]

7週:7週×7日=49日=49年(エルサレムが再建されるために要する期間)

62週:62週×7日=434日=434年(メシヤが来られるまで、ユダヤ人たちが準備して待っている期間)

69週:7週+62週=69週=69×7日=483日=483年

1週間:1週間×7日=7日=7年(キリストの地上での奉仕期間+十字架の後、弟子たちがユダヤ人に福音を伝えた期間)

AD34:ユダヤ人に定められた70週(490年)の恵みの期間が終わり、ステパノがキリスト教会の最初の殉教者となることを通して、福音が異邦人に伝えられ始めた

 

イエス様はまさにこの預言を根拠に、ご自身の地上での働きを開始されたので、次のように語られたのです。「イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた、『時は満ちた』」(マルコ1:14、15 『The time is fulfilled』)。どのような時が満ちたのでしょうか?まさに、ダニエル9章に預言されていた69週(483年)という預言の時が満ち、西暦27年に、イエス様はバプテスマを受けられ、聖霊の油そそがれた後、公生涯を始められたのです。

 

4)正確なときにメシヤを殺害したユダヤ民族

 

ところで、70週の最後の残りの1週(70週-69週間=1週間)、この7年間に何が起きるのでしょうか?最後に残った1週についての天使ガブリエルの説明を聞いてみましょう。 「その六十二週の後にメシヤは断たれるでしょう」(ダニエル9:26)。ガブリエルは62週の後、つまり西暦27年以降に、イエス・キリストが十字架上で亡くなることを述べた後、イエス様がメシヤとしてなさることの詳細な説明を次のように付け加えています。 「彼は一週(week)の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。そして彼はその週(week)の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう」(27節)。(ここで、7日〈1週〉の半分は7年の半分なので、3.5年、つまり、3年半になります)