慰安婦問題を考える会

日本は世界から慰安婦問題で非難されていますが、その慰安婦問題はだどういうことで、どういう対応・対策をすべきか考えたい。

「みっともないことするなよ」日韓W杯で韓国に思ったこと――川淵三郎が語る「反日種族主義」

2019-12-31 20:15:21 | 日記
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「みっともないことするなよ」日韓W杯で韓国に思ったこと――川淵三郎が語る「反日種族主義」

 
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川淵 三郎
<time datetime="2019-12-30T03:00:00.000Z" data-always-show="true">2019/12/30 12:00</time>
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 竹島、徴用工や慰安婦問題など韓国で通説となっている歴史認識を検証した書籍『反日種族主義』。今夏刊行された韓国では曺国前法相が批判するなど物議を醸し11万部超、11月発売の日本版は36万部のベストセラーとなった。日韓で賛否両論、波紋を呼ぶ本書を識者が論じる。

◆◆◆

川淵三郎 日本トップリーグ連携機構会長 © 文春オンライン 川淵三郎 日本トップリーグ連携機構会長

 よくぞ韓国の学者先生が、このような本を書いてくれたものです。

 何より驚いたのが、李栄薫(イヨンフン)先生をはじめ、李承晩学堂に所属している方々が中心となってご執筆されたこと。李承晩大統領と言えば、反日政策で有名です。1952年に公海上に「李承晩ライン」を設定し、この境界線を越えた日本漁船を拿捕、大勢の漁師を拘束した。それゆえ、75歳以上の世代にとって李大統領は、腹だたしい存在でした。

 その反日の象徴のような大統領の名を冠した研究機関の方が、韓国の反日の実態を明らかにする。著者の元ソウル大学教授の李先生たちが自らの信念に従い、歴史的事実に嘘はつけないと行動された結果でしょう。

 資料に基づいた実証的研究で、説得力もある。李先生は日本統治下の朝鮮の土地調査事業を調べていた。当時の土地台帳と朝鮮王朝のものを比較し、日本が朝鮮の土地の4割を収奪したという歴史教科書の記述が事実ではないと明らかにした。慰安婦についても「日本軍によって強制連行された性奴隷」という韓国での通説を否定し、公娼制度の一環だったと書いている。

 こういった事実は韓国で無視されてきた。反日を利用したい政治家はもちろん、マスコミも報道しなかった。やせ細った日本人労働者の写真を「労務動員された朝鮮人だ」と世界にアピールする始末。非常に残念です。

日韓W杯で「えっ」と驚く経験

 韓国の方々は、対日本となると冷静ではいられない面があるのは事実でしょう。私も日韓ワールドカップ共催のときに「えっ」と驚く経験をしました。

 大会の呼称問題です。本来はアルファベット順で「JAPAN・KOREA」のはずが、韓国側が難色を示した。そこでW杯組織委員長のヨハンソンから「決勝は日本で行う代わりに、韓国・日本の順でもいいか」と打診があり、私たちは受け入れた。だが、鄭夢準(チョンモンジュン)韓国サッカー協会会長は「日本から勝ち取った」と名称のことだけ宣伝した。みっともないことをするんじゃないよ、と思ったものです。

『反日種族主義』の出版には、ことによっては身に危険がふりかかるかもしれず、大変な勇気が必要だったでしょう。でも、歴史認識の誤りを放置しておいたら、韓国は衰退していってしまうのではないか。そう考えた見識ある著者の方々の叫びが本書には詰まっている。日本にとっても、これ程ありがたい歴史書はない。

 私は孫にも渡しました。ぜひ大勢の方に読んで欲しい。100万部、行ってもらいたいね。

単なる反韓・嫌韓本ではなく、現在の韓国を憂えて記した“憂国の書”――石破茂「反日種族主義」を語る へ続く

(川淵 三郎/週刊文春 2019年12月19日号)

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単なる反韓・嫌韓本ではなく、現在の韓国を憂えて記した“憂国の書”――石破茂「反日種族主義」を語る

2019-12-31 00:08:30 | 日記

単なる反韓・嫌韓本ではなく、現在の韓国を憂えて記した“憂国の書”――石破茂「反日種族主義」を語る

12/30(月) 12:00配信

文春オンライン

「みっともないことするなよ」日韓W杯で韓国に思ったこと――川淵三郎が語る「反日種族主義」 から続く

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 竹島、徴用工や慰安婦問題など韓国で通説となっている歴史認識を検証した『反日種族主義』。今夏刊行された韓国では曺国前法相が批判するなど物議を醸し11万部超、11月発売の日本版は36万部に。日韓で賛否両論、波紋を呼ぶ本書を識者が論じる。

◆◆◆

 今年の秋口のことです。日韓両国の要人が集まるフォーラムでスピーチを頼まれました。そこで私は「かつて韓国でインフラを整備したり、教育体制を整えたりする日本人がいたからといって、併合時代を正当化してはならない」と話そうと考えていました

 しかし主催者側にそれを伝えると、「たとえ『併合時代を正当化してはいけない』という趣旨でも、途中で怒って席を立つ方もいるかもしれないので、止めてください」と言われました。韓国にとって植民地時代はデリケートな問題なのだと改めて感じた瞬間でした。

 本書には発売当初から興味がありました。韓国内で若者を中心に読まれる一方、曺国前法相が「吐き気がする」と述べたように、賛否両論が巻き起こっていることは知っていた。また著者の李栄薫氏が同様の主張をした際、迫害を受けたことも聞いていました。

 その上で、通読して感じたのは、単なる反韓・嫌韓本ではなく、著者らが現在の韓国を憂えて記した“憂国の書”だということです。

 韓国で通説とされている歴史認識には誤りが多くあります。例えば徴用工。彼らは韓国では強制的に動員されて給料も満足に与えられなかった存在であるとされてきましたが、戦争末期までは自発的な就労が中心で、給料も高かった。竹島についても、韓国が領有の根拠としている安龍福の証言の信憑性は疑わしいことが判明しています。

韓国の歴史を中立公正に学ぶことが必要

 李氏は本書で、学問を職業とする研究者として、国民感情に配慮して誤った主張に固執したり、これを擁護することは許されないと述べています。そのような姿勢は結果的に国益を損ねてしまう、と。おそらく今後、韓国国内で、歴史に関する議論はより活発化して行くでしょう。本書を読んだ韓国の人々は自分たちが学んできた通説には誤りが多かったと知るでしょう。

 ただ日本人、特に政治家は本書を読んで、慰安婦や徴用工など「自分たちの主張が正しかったのだ」と鬼の首を獲ったかのように喜んでいいわけではありません。日本と韓国は永久に隣国であり、大事なパートナーです。彼らがなぜ歴史的事実と異なる不可思議な主張をしてきたのか、理由を歴史に沿って考えねばなりません。社会学者の小室直樹氏は『韓国の悲劇』で「日本人の韓国に対する文化的忘恩こそ、韓国人の対日的反感の淵源である」と指摘しています。日本人は韓国の歴史に対して、知らないことが多すぎたのも事実です。その意味で『反日種族主義』は必読の書と言えます。

 日本もこれを機に、韓国の歴史を、特定の史観に偏ることなく、中立公正に学ぶことが必要でしょう。それこそが悪化の一途を辿っている日韓関係を、改善させる一歩になるのです。

石破 茂/週刊文春 2019年12月19日号

 

最終更新:12/30(月) 12:00
文春オンライン


韓国の政治的行動、どこかおかしい感じがしませんか?国際的な約束を平然と無視したり、次から次へと歴史の問題

2019-12-30 18:55:09 | 日記

地政学で読み解く「韓国と反日の根源」

最近の韓国の政治的行動、、どこかおかしい感じがしませんか?国際的な約束を平然と無視したり、次から次へと歴史の問題を出してきたり、日本の日章旗にイチャモンをつけたり、レーダー照射したり、、、「なぜなのだろうか・・?」と、日本の普通の人々ならば疑問に思うでしょう。

 

もちろん国家と国家ですから、常に問題はあるでしょう。それを踏まえても、やはり最近の韓国には一般の人も意識するほど、何かおかしな雰囲気を感じます。そもそもなぜ韓国はここまで反日なのか・・?

 

植民地化されていたからでしょうか。同時代、同様に台湾、インドネシア、パラオといった国々も日本の占領下にありましたが、それらの国はむしろ親日国として有名です。同じ支配を受けた国にも関わらず、なぜここまで違うのでしょうか・・?

 

「韓国にある「反日の根源」は実は、すべては「地形」で説明がつく!」と、藤井先生が最も信頼を置く朝鮮専門家の古田先生は言います。

 

右の図のように、朝鮮半島のその「地形」が、実は巡り巡って、反日に繋がっているというのです。この記事を見れば、韓国による反日の理由がスッキリわかり、キレイに片付くでしょう。ぜひ本誌を手にとって見て下さい。これは本誌に掲載されている一部です。他にも、こんな内容が盛り沢山です、、

Q.なぜここまで韓国が反日活動に明け暮れるのか?

反日の根源はすべては「地形」で説明がつく!

 

※本誌より抜粋

ュー】藤井厳喜という生き方

#contents02  世界中の保守勢力が結集した「J-CPACの成功とその意義」

#contents03  ダイレクト出版社員による「J–CPAC潜入レポート」

#contents04「中国の「キャベツ戦略」が日本を脅かす」

#contents05【飯柴智亮】米軍の立場から見た今の世界と日本

#contents06【渡辺惣樹】英米視点からみた「満州事変」

#contents07【林 建良】師弟の絆で結ぶ台湾と日本

#contents08【古田博司】韓国の歴史と未来を読む

#contents09【若手社員座談会】僕らが自分の意見を確立できた過程

#contents10  読者からの「一問一答」コーナー

 

今回は国際政治学者・藤井厳喜先生の特集号です。今まで講座や講演会、著書では明かされなかった、藤井先生のルーツ、学者になる前の人生、どうして学者になろうと思ったのか?など、藤井先生の人生やプライベートに迫ります!

 

さらに世界的カンファレンスJCPACのレポートに加え、藤井先生が信頼を置く4人の執筆陣の寄稿、読者から藤井先生への一問一答企画、政治分析を離れた藤井先生のエッセイ、前回ご好評につき、僭越ながら社員座談会のレポートなども掲載。

創刊号よりも32ページ増量でお届けします!

 
 

1952 年生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了。82 年に自身のシンクタンク「ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン」を立ち上げ、40 年間発行する会員制レポートは「世界情勢を読み解くバイブル」として高い評価を得る。99 年、米ブッシュ政権との架け橋として外交 の裏側を担ったのをはじめ、国際的・政治的な活動も精力的に展開。著書多数、「ニュース女子」など数多くのマスコミで活躍中。文化、思想、宗教など多方面から未来を見通す能力は内外の専門家から高く評価されている。


北朝鮮、年始クーデター勃発か!? 米国の「真意」読み違えた正恩氏…“鉄槌”下された独裁者たちと重なる点も

2019-12-29 12:45:12 | 日記

北朝鮮、年始クーデター勃発か!? 米国の「真意」読み違えた正恩氏…“鉄槌”下された独裁者たちと重なる点も (1/3ページ)

<time datetime="2019-12-29">2019.12.29zakzak</time>
  • 国際投資アナリスト・大原浩氏
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 歴史は繰り返すのか。核・ミサイルなど強硬路線へ逆戻りしようとしている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。その言動は、かつて大国を甘く見て鉄槌(てっつい)を下された独裁者たちと重なると指摘するのは国際投資アナリストの大原浩氏だ。寄稿で大原氏は、米トランプ政権の対北軍事行動や、政権内の軍事クーデターが勃発する可能性が高まっているとみる。一方、米CNNテレビは26日、北朝鮮の挑発行動について、金委員長の誕生日である来年1月8日ごろまで実施の可能性があると伝えている。

 

 いよいよ正恩氏が自分勝手に決めた「米国との核廃棄に関わる交渉期限」である12月末が近づいてきた。

 国連決議による経済制裁の中でも、「北朝鮮からの出稼ぎ労働者の受け入れ禁止」が最も大きなダメージを与えており、最近の「打ち上げ花火」のようなミサイルの乱発も、北朝鮮が追い詰められている証である。

 前記決議によって、海外で収入を得る北朝鮮の出稼ぎ労働者は12月22日までに本国に戻るはずだったが、北朝鮮に親和的な国々では「制裁逃れ」になりかねない事態が起こっているようだ。実際、共産主義中国とロシアは16日、北朝鮮に対する制裁の一部を解除する決議案を国連安全保障理事会に提出した。

 ミサイル発射や金一族および政権幹部のぜいたくのために必要不可欠な「出稼ぎ労働」に対して、国連決議による経済制裁がどこまで順守されるかが、今後の北朝鮮情勢に大きな影響を与える。その「ピンハネ率」は70%以上ともいわれる。

 気になるのは、金正恩氏がトランプ大統領のメッセージを読み違えているのではないかということだ。それを読み解くためには、関係がないようにも思えるイランなど中東情勢や、その歴史が重要なポイントになる。

 まず、イランのロウハニ大統領が2日間の訪日日程を終えて21日に帰国した。これは、安倍外交の重要な成果だが、「安倍嫌い」の左派マスコミはほとんどスルーして何も伝えていない。

 

 振り返れば、ホルムズ海峡近くのオマーン湾で6月13日に石油タンカー2隻が攻撃を受けた事件について、米国は「証拠」を挙げてイランの仕業だと強硬に主張し、あわや開戦という状況になった。

 これが安倍首相のイラン訪問中に起こったため、批判的に論評されたが、あまりに出来すぎたタイミングを考えると、うまくいかなかった場合のオプションとして安倍首相のイラン訪問をトランプ政権がセットしたという「米国による自作自演説」が濃厚だ。

 結局、イランはドイツ・フランスなどの「米国の同盟国」を後ろ盾にし、日本を仲介役にして「話し合い路線」に復帰した。

 金正恩氏は、このケースを見て、北朝鮮に対しても米国の軍事作戦はないと踏んでいるようだが、それは大きな間違いである。

 イランの後ろ盾には、米国の同盟国がずらりと並んでいるが、北朝鮮を支持するのは、「旧・悪の帝国」のロシアと「新・悪の帝国」の中国そして米国から「コウモリ以下」と思われている韓国である。

また、日本との間には「拉致問題」が大きく横たわっている。

 歴史を振り返れば、イラクのフセイン大統領は、ブッシュ(父)大統領の米国が動かないと思ってクウェートに侵攻したが、大きな間違いであった。また、アルゼンチンのガルチェリ大統領は、英国が黙認すると思ってフォークランドを占拠したが、サッチャー首相は大胆な決断をした。

 トランプ政権にとってはもちろん、米国の若者の血を流さないクーデターがベストだ。トランプ氏はハト派であり、拳を振り上げながらも、クーデターなどの自滅を待っているだろう。だが、米国のユダヤ票にも大きく影響するイランから手が離れつつある現在、朝鮮半島における軍事オプションも十分あり得る。

 長引くアフガニスタン紛争などで米国民の戦争疲れはたしかにあるが、北朝鮮が暴走して大義名分を与えれば軍事行動も否定できない。それは中国やイランへの強烈なメッセージともなる。

 注目は、例年発せられる正恩氏から北朝鮮国民への「新年の辞」だ。米国の真意を読み違えた正恩氏が、「すべての準備が整っている米国」の軍事作戦を招くか、米軍の攻撃を恐れた政権(軍)幹部のクーデターが起こる可能性はかなり高い。

 おとそ気分が冷めやらぬうちに、日本人は、「トランプ大統領からのお年玉」が北朝鮮に与えられるのを目撃するかもしれない。

 ■大原浩(おおはら・ひろし) 人間経済科学研究所執行パートナーで国際投資アナリスト。仏クレディ・リヨネ銀行などで金融の現場に携わる。夕刊フジで「バフェットの次を行く投資術」(木曜掲載)を連載中。


韓国司法がまた“異常”決定! 「日韓合意で問題が解決したわけではない」慰安婦合意を蒸し返しへ

2019-12-27 12:43:01 | 日記

韓国司法がまた“異常”決定! 「日韓合意で問題が解決したわけではない」慰安婦合意を蒸し返しへ

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 韓国司法が、また異常な決定をした。2015年の日韓合意で、慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に解決」しているのに、ソウル高裁が「日韓合意で問題が解決したわけではない」という決定を下したのだ。元徴用工問題もそうだが、いつまでゴールポストを動かして、蒸し返すつもりなのか。

 元慰安婦らは、日韓合意は11年の韓国憲法裁判所の判断と異なり、精神的苦痛を味わったとして、国に対し、1人当たり1億ウォン(日本円換算で約942万円)の慰謝料を求め、提訴していた。

 

 聯合ニュース(日本語版、26日)によると、ソウル高裁は同日、「慰安婦合意(=日韓合意)が被害者中心主義の原則に反し、被害者が精神的苦痛を味わったことを国が謙虚に認め(る)」として和解案を示した。

 決定文の中には「日韓合意が慰安婦被害者問題の真の解決とはならない点を明確にする」という内容が含まれていた。

 日韓合意は15年、安倍晋三政権と、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権との間で「最終的かつ不可逆的に解決」として結ばれた。だが、「反日」の文在寅(ムン・ジェイン)政権は合意を事実上、白紙化している。

 徴用工問題もソックリだ。

 日韓の請求権問題は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している。ところが、韓国最高裁は昨年10月、いわゆる「元徴用工」訴訟で、日本企業に賠償を命じた。文政権はこの国際法違反を放置し、日韓関係を決定的に悪化させた。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「韓国が、またも国際法違反の状態をつくり出した。国際常識では、裁判所は行政府の立場を尊重するという『司法自制の原則』があるが、隣国にはないようだ。これでは近代国家として信頼を失い、条約などは結べない。日本は『国家間の合意がある』と世界に発信し続けるしかない」と語った。

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文大統領、首脳会談で日本の譲歩得られず“大失敗” 左派からも攻撃で大逆風!「もう反日は通用しなくなる…日本は譲歩せず

2019-12-26 16:01:47 | 日記

韓国・文大統領、首脳会談で日本の譲歩得られず“大失敗” 左派からも攻撃で大逆風! 識者「もう反日は通用しなくなる…日本は譲歩せず原則を貫け」 

<time datetime="2019-12-26">2019.12.26zakzak</time>
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 韓国で年明け以降、文在寅(ムン・ジェイン)大統領への大逆風が吹き荒れそうだ。注目の日韓首脳会談(24日)で、安倍晋三首相から徴用工問題をめぐる国際法違反を厳しく指弾されたうえ、半導体材料の輸出管理厳格化でも解除に向けた言質を得られなかったのだ。韓国メディアは会談直後、「対話継続=日本が譲歩する」と勘違いしたようだが、安倍政権は1ミリたりとも譲る気はない。韓国内では、文政権と対立する保守勢力だけでなく、「反日・従北左派」の支持団体までも「文政権批判」を始めている。

 「輸出規制・強制動員問題、『対話による解決』の糸口見つけた」

 左派系の韓国紙ハンギョレ(日本語版)は25日、こんなタイトルの記事を掲載した。

 日韓首脳会談で、日本の輸出管理厳格化が解除される可能性を示唆(期待?)した記事だが、日本側の認識とは大きく違う

 日本は今年7月、半導体の洗浄に使う「フッ化水素」と、半導体の基板に塗る感光剤の「レジスト」、有機ELディスプレーに用いる「フッ化ポリイミド」の輸出管理を厳格化した。

 これは、大量破壊兵器に転用可能な戦略物資について、韓国の輸出管理に疑わしい事案が続出したためだ。同盟国・米国にも伝達している。韓国の貿易管理体制に改善見られなければ、「解決」など不可能といえる。

 一方の徴用工問題は、まったく次元が違う。

 韓国最高裁は昨年10月、いわゆる「元徴用工」訴訟で、日本企業に賠償を命じた。日韓の請求権問題を「完全かつ最終的な解決」した、1965年の日韓請求権協定に反する異常判決であり、文政権はこの国際法違反を放置した。日韓関係は決定的に悪化している。

 安倍首相は首脳会談で、「韓国側の責任において解決策を示してほしい」と迫り、韓国内で差し押さえられた日本企業の資産の現金化も避けるよう求めた。当然の要求といえる。

 ところが、文氏は「問題の解決の重要性については自分としても認識しており、早期に問題解決を図りたい」と語ったものの、「韓国政府は判決に関与することはできない」との立場を伝えてきたという。「反日・従北左派」の支持団体を気にしたのか、具体的な解決策は示さず、「ゼロ回答」だった。

 安倍政権が「国と国の約束を守れ」「原則は曲げない」「1ミリも譲歩しない」と批判するのは、当たり前なのだ。左派紙が報じた「解決の糸口」とは、ほど遠い現状といえる。

 こうしたなか、韓国内で、保守勢力と左派勢力の双方から、「反文政権」の動きが目立ってきている。

 過激な反日主義の実像をえぐった『反日種族主義』(文芸春秋)は、日韓両国でベストセラーとなった。編著者でソウル大学名誉教授の李栄薫(イ・ヨンフン)氏は、韓国を「ウソの国だ」と断じた。

23日には、日韓両国有志の法律家らが、東京とソウルでそれぞれ記者会見し、日韓請求権協定の尊重を求める共同声明を発表した。

 声明では、日韓の請求権について「(協定が)『完全かつ最終的に解決された』ことを明示的に確認している」と強調し、韓国最高裁判決を「特定の歴史解釈を下すことは、法解釈の側面においても学問研究の側面においても、決して望ましいものではない」と批判。そのうえで、協定の趣旨の尊重が「両国の友好関係と発展を保証する唯一の道」とした。

 

 文政権を支持してきた「反日・従北左派」団体は、まったく別の立場から「文政権批判」を強めている。北朝鮮が強く要求していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を、文政権が土壇場で撤回したため、「文政権離れ」を強めているのだ。

 保守勢力からも、左派勢力からも見放されつつある文政権は大丈夫なのか。

 韓国情勢に詳しい麗澤大学客員教授の西岡力氏は「ここにきて、良識ある韓国の公務員や外交官らも『文政権のウソ』を暴き、声を上げ始めている。文氏は4月の総選挙に向けて、『反日』のアクセルを踏む可能性はあるが、通用しなくなるだろう。保守政党や保守系『朝鮮日報』が今後、『アンチ反日=反文政権』になるかどうかが、日韓関係正常化のカギを握ると言ってもいい。日本は足して2で割るような譲歩はせず、何事も原則を貫くことが大切だ」と語っている。


日中韓サミットで文大統領苦境 日中から強い圧力、“出たとこ勝負”の外交に成果なし 中国側の「おもてなし」では安倍首相と“大差” 

2019-12-24 23:17:07 | 日記

記事詳細

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日中韓サミットで文大統領苦境 日中から強い圧力、“出たとこ勝負”の外交に成果なし 中国側の「おもてなし」では安倍首相と“大差” 

<time datetime="2019-12-24">2019.12.24zakzak</time>

 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、日本と中国から強い圧力を受けている。安倍晋三首相は24日、四川省成都で、文大統領と1年3カ月ぶりの日韓首脳会談を行うが、いわゆる「元徴用工」をめぐる韓国最高裁の異常判決を国際法違反として、是正を求める立場を1ミリも崩さない。習近平国家主席率いる中国も、文政権による日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄撤回などに激怒しているとされる。文氏が、日中韓サミットのために中国入りした23日、韓国検察は職権乱用容疑で、最側近だったチョ国(チョ・グク)前法相の逮捕状を請求した。この複合苦境を文氏は乗り越えられるのか。

 「中国がこの間、朝鮮半島の非核化や平和定着のため、重要な役割を果たしたことを高く評価する」「一時的には互いに残念な気持ちになることもあるが、両国の関係は決して疎遠になることができない悠久の歴史と文化を有している」

 文氏は23日、北京での習氏との中韓首脳会談で、こう語った。聯合ニュースなどが伝えた。「互いに残念な気持ち」とは、中国の怒りを意識した、媚びるような発言に聞こえた。

 注目の日中韓サミットは24日、中国の李克強首相をホストとして、パンダで有名な成都で開かれる。安倍首相と文氏はこれに先立ち23日に北京入りし、習氏とそれぞれ首脳会談を行った。

 ただ、中国側は「おもてなし」で差をつけたようだ。

習氏は23日、文氏とはランチで軽く済ませ、安倍首相とは夕食会で手厚くもてなした。文氏は24日に帰国するが、安倍首相は25日、李氏の案内で世界文化遺産の古代水利施設「都江堰(とこうえん)」を訪問する。

 こうした待遇の違いは、中国の文政権への不満・怒りがありそうだ。米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備(2017年)に続き、文政権は先月22日、米国の圧力を受けて、GSOMIA破棄を土壇場で撤回した。GSOMIA破棄は北朝鮮が強く求め、中国も賛成していた。

 中国は「文政権=裏切り者」と判断したのか、先月29日、東シナ海で中国と韓国が管轄権を争う暗礁「蘇岩礁」(韓国名・離於島)付近から、中国軍機1機を韓国の防空識別圏内に約20分間も侵入させた。

 さらに、中国の王毅国務委員兼外相を今月初めに訪韓させ、「韓国を訪問したのは、韓国側と戦略的な意思疎通を行うため」「中韓両国は隣国として、対話と協力を強化し、基本的な国際ルールを守らなければならない」と迫った。事実上の「レッドチーム入り厳命」とみられた。

 同じ日、文氏の外交・安全保障のブレーン、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は、国際会議で「中国の核の傘入り」について言及した。

 23日の中韓首脳会談でも、文氏は、欧米諸国が批判を強めている中国の人権問題について「香港や新疆(ウイグル自治区)の問題は中国の内政だ」と明言した。中国の怒りを鎮めるのに必死のようだった。

日本も、文政権には強硬姿勢で一貫している。

 これは、韓国最高裁が昨年10月、日本企業に元徴用工への賠償を命じる異常判決を出したためだ。韓国はその後も、海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件や、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」などの暴挙を続け、日韓関係は史上最悪の状態に陥っている。

 日韓の請求権問題は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している。

 安倍首相は訪中に先立つ23日午前、徴用工問題について、「国と国との約束は守ってもらわなければならない。請求権協定は国交正常化の前提で、日韓関係の根本をなすものだ」「日本の考え方を(文大統領に)しっかりと伝えたい」と、1ミリも譲歩しないことを、官邸で記者団に語った。

 文氏は日中両国の圧力に加え、24日に帰国すれば、チョ国氏の任命責任を激しく問われそうだ。大丈夫なのか。

 韓国情勢に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「文政権は、事務的な詰めの協議もなく、『出たとこ勝負の外交』しかしていない。これでは、日中韓サミットも、中韓首脳会談も、日韓首脳会談も、大きな成果は期待できない。日韓間の最大の懸案である徴用工問題も、安倍首相をやり込めれば決着できると考えているようだが、決して通用しない。半導体材料の輸出管理強化の撤回を求めても、見通しは暗い。帰国後、『何をしにいったのか?』と批判を浴びるのは目に見えている」とあきれている。

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1年3カ月ぶり「日韓会談」で文大統領窮地! 安倍首相「国と国の約束を守れ」 事前にトランプ大統領と“すり合わせ”も 

2019-12-23 16:58:14 | 日記

1年3カ月ぶり「日韓会談」で文大統領窮地! 安倍首相「国と国の約束を守れ」 事前にトランプ大統領と“すり合わせ”も 

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 安倍晋三首相は24日、中国四川省成都で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と約1年3カ月ぶりに首脳会談を行う。両国間には、いわゆる「元徴用工」の異常判決や、半導体材料の輸出管理厳格化、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)など、数多くの懸案が山積している。安倍首相は徴用工問題で「国と国の約束を守れ」と強く迫る考えで、夕刊フジの独占インタビューでも、その根幹となる「外交信念」を明かした。ドナルド・トランプ米大統領とも、対韓認識はほぼ一致している。ただ、朝鮮半島情勢が緊迫するなか、「反日・離米・従北・親中」の文氏に響くかは不透明だ。

  •  

 「トランプ大統領とは、最新の北朝鮮の情勢について分析し、今後の対応について、綿密なすり合わせを行った」

 安倍首相は21日夜、トランプ氏と約75分間の電話首脳会談を行った後、公邸で記者団にこう説明した。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が、クリスマスに合わせた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開をチラつかせており、最新情勢などについて意見交換したのだ。

 安倍首相はさらに、23日から訪中し、中国の習近平国家主席との首脳会談や、日中韓3カ国首脳によるサミットを開催することを説明し、「この地域の平和と安定に向けて、中国、韓国ともしっかりと連携したい」と、トランプ氏に語ったという。

朝鮮半島には、北の正恩氏だけでなく、南に文氏という要注意人物がいる。文氏側近は国際会議で「中国の核の傘入り」を示唆するなど、「レッドチーム入り」の本音をあらわにしている。

 トランプ氏の電話会談での韓国に関する発言は不明だが、フランスで8月末に開かれたG7(先進7カ国)首脳会談では、「文在寅という人間は信用できない」「何で、あんなヤツが大統領になったんだ」と酷評したとされる。「シンゾー、気をつけろよ」といった調子ではないか。

 

 日韓関係は昨年10月、韓国最高裁による、いわゆる「元徴用工」の異常判決で悪化した。その後も隣国は、海軍駆逐艦によるレーダー照射事件や、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」などの暴挙暴言が続き、史上最悪の状態に陥っている。

 こうしたなか、日本政府は今年7月、半導体材料などの対韓輸出管理を厳格化した。大量破壊兵器に転用可能な戦略物資について、韓国の輸出管理に疑わしい事案が続出したためだ。

 韓国は「元徴用工問題への報復だ」と反発したが、輸出管理は国際的な枠組みの話であり、まったく別である。日本にも、一部の左派野党やメディアが、これらを混同して日本政府を批判するような発信を続けている。一体、どこの国の政党・メディアなのか。

 ■安倍首相「国家間の約束守れ」

 注目の日韓首脳会談で、安倍首相はどう出るのか。

 実は、安倍首相は18日、夕刊フジ新春特別号(29日から発売)の独占インタビューに応じた。首相主催「桜を見る会」問題から、緊迫する朝鮮半島情勢、2020年の日本経済、年明けの衆院選の可能性などを一気に語った。当然、韓国問題にも言及した。

 

 

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12・24半島緊迫! 正恩氏が「武装力強化」宣言 北の“クリスマスプレゼント”に米軍も一層の警戒 

2019-12-23 14:12:07 | 日記

12・24半島緊迫! 正恩氏が「武装力強化」宣言 北の“クリスマスプレゼント”に米軍も一層の警戒 

<time datetime="2019-12-23">2019.12.23 zakzak</time>
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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、朝鮮半島の緊張を高めている。党中央軍事委員会拡大会議を開催し、「国防力の強化」を打ち出したのだ。北朝鮮は、米国との非核化協議の停滞を受け、クリスマスに合わせた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開をチラつかせており、「12・24」を控えて米国や日本は警戒態勢を強めている。

 「情勢の流れと時期の要求に合わせ、国の武装力をさらに強化するための対策を決定する」

 

 正恩氏は、拡大会議でこう語ったという。

 会議では、「自衛的国防力発展のための核心的問題」や、「軍の組織・機構的対策」が討議された。開催日時は不明。朝鮮中央通信など北朝鮮メディアが22日報じた。

 北朝鮮は昨年4月の党中央委員会で、核実験とICBM発射実験の中止を決定したが、米国からの見返りがないことに反発。今年5月以降、短距離弾道ミサイルなどを13回発射し、12月に入ってICBM用エンジンの燃焼実験とみられる「重大実験」を2回実施した。

 北朝鮮外務省幹部は今月初旬、「近づくクリスマスプレゼントに何を選ぶかは、すべて米国の決心にかかっている」と語っている。拡大会議での正恩氏の「国防力の強化」発言は、さらなる挑発といえそうだ。

 これに対し、米空軍は先週末、ミサイル発射の兆候を監視する主力偵察機RC135Wを朝鮮半島上空に飛行させたという。聯合ニュース(日本語版)が22日、報じた。

 日本も米国との情報共有を本格化させている。

 河野太郎防衛相とマーク・エスパー米国防長官が19日に電話会談したうえ、安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領が21日夜に電話首脳会談を行い、一層緊密に連携することを確認した。

 

 世界最強の米軍は警戒態勢を強めており、チャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官は17日、「(北朝鮮が挑発する場合)2017年に用意していたものが沢山ある」「すべての選択肢がテーブルの上にある」と語るなど、「軍事作戦」も視野に入れている。

 正恩氏の挑発が、トランプ氏の我慢の限界を超えた場合、「北朝鮮の自滅」となりかねない。


3大疑惑”直撃!韓国・文政権が窮地に 識者「チョ・グク氏聴取で次から次へと…」 韓国紙「捜査妨害は国民が許さな」

2019-12-23 13:58:19 | 日記

 

“3大疑惑”直撃!韓国・文政権が窮地に 識者「チョ・グク氏聴取で次から次へと…」 韓国紙「捜査妨害は国民が許さな」 1<time datetime="2019-12-23">019.12.23zakzak</time><iframe frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>

 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を「3大疑惑」が直撃している。

検察の当面の標的は最側近のチョ国(チョ・グク)前法相だが、文氏にも疑惑は拡大。朴槿恵(パク・クネ)前大統領を弾劾訴追で引きずり下ろしたやり口がブーメランのように戻ってきた。与党は検察の捜査権を縛る法案の成立を急ぐが、「反日」で経済が低迷するなか、国民の不満は「反文」の形で噴出しそうだ。

  •  検察の捜査が進んでいるのが、昨年6月の蔚山(ウルサン)市長選への介入疑惑。与党系候補が、現職だった野党系の前市長を破って当選したが、選挙前に青瓦台(大統領府)が前市長側の不正情報を警察に流して捜査させた疑いがある。韓国メディアは「下命疑惑」と報じた。

 当選した現市長は文大統領の友人で、2012年に国会議員選挙に出馬した際に後援会長を務めたのはチョ氏。対立候補の不正情報を流したとされる青瓦台民情首席室のトップもチョ氏だったというズブズブの関係だ。

 今月1日には、青瓦台に出向していた元検察職員が、検察の参考人聴取の直前に自殺した。

 検察は20日、現市長の公約や政策実現を政府レベルで支援した疑いがあるとして、政府系シンクタンクの韓国開発研究院を家宅捜索。野党の

 自由韓国党は同日、チョ氏ら8人を公職選挙法違反などの容疑で検察に告発した。

 朝鮮日報は「前大統領は、はるかに軽い容疑で2年の刑を受けた」と題した社説を掲載。朴前大統領が14年の総選挙で与党の公認候補選びに介入したとして、公選法違反で懲役2年の実刑判決を受けたことを引き合いに出し、蔚山市長選への介入も「常識的に大統領の指示としか見ることができない」と強調した。

 第2に、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近に対する内部監察もみ消し疑惑にも検察のメスが入った。盧氏の側近だった柳在洙(ユ・ジェス)元釜山(プサン)市副市長について、民情首席室の特別監察班は、不正情報を17年の時点で入手していたが、上層部の指示で監察を打ち切っていた。

 

 これもチョ氏が民情首席室のトップだったときに起きた。検察は青瓦台を家宅捜索し、今月中旬にチョ氏を2回にわたって事情聴取するなど捜査を本格化させている。文大統領は盧氏の秘書室長を務め、柳氏とも親しいという。

 第3の疑惑は、盧元大統領の腰の手術を執刀した医師が院長を務める病院への融資問題だ。病院は財務状態が良くなかったにもかかわらず、政府系を含めた金融機関から12年と17年に融資を受けていたとされる。

 院長の元妻はリゾート会社を経営し、文大統領の著書の監修もしたと韓国メディアは報じた。融資をめぐっては、与党の要人の介入や、政治資金の名目で金品を受け取っていた疑いも浮上している。

朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授は、「保守系メディアを中心にこれらのニュースで持ち切りだ。チョ氏が事情聴取されたことで、次から次へと新しい事実が分かってくる状態で、文大統領と疑惑の関わりを匂わせている。すでに文氏から離反する人物も出てきており、権力は弱まっているといえる」と指摘する。

 自由韓国党は、来年4月の統一地方選へ向け、これらの疑惑を「国政壟断(ろうだん)三大事件」と呼び、文大統領への攻勢をかける。

 

 これに対し「与党は高位の公職者の不正を捜査する部署を新たに設置する法案を作ろうとしている。成立すれば3大疑惑をもみ消すのではないかとの疑念がある」と李氏は指摘する。

 検察からの逃げ切りへなりふり構わない文大統領だが、経済政策の失敗や無謀な反日のツケが回り、経済不況から抜け出せない。疑惑が連日報じられるなかで、国民の大量離反を招きかねない状況だ。

 前出の朝鮮日報の社説は「捜査妨害は国民が許さないだろう」と指摘した。文政権は崖っぷちを切り抜けられるのか。


超学歴社会の韓国、試験中の女子大を包む独特な空気

2019-12-23 05:34:56 | 日記
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超学歴社会の韓国、試験中の女子大を包む独特な空気

 
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平井 敏晴
<time datetime="2019-12-21T21:00:00.000Z" data-always-show="true">2019/12/22 06:00</time>
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<main id="main" role="main" data-m="{" data-id="49" data-region="main"> <article class="articlecontent allowvig loaded" data-m="{" data-id="52" data-nativead-placements="article_aside:3;singlecard1:1;singlecard2:1;singlecard3:1;singlecard4:1;singlecard5:1;singlecard6:1;singlecard7:1;singlecard8:1;singlecard9:1;singlecard10:1;singlecard11:1;"> <section class="flexarticle" data-m="{" data-id="53"> <section class="articlebody " data-m="{" data-id="54"> © JBpress 提供

(平井 敏晴:韓国・漢陽女子大学助教授)

 本当にクリスマスシーズンなのだろうか。ソウルの巷を歩いていると、そんな疑念にとらわれる。

 もともとクリスマスでそんなに騒ぐ国ではなかったが、この5年くらいは12月になっても普段と変わらず、クリスマスの気配はほとんど感じられない。

 韓国では旧正月を祝うので1月1日へのカウントダウンもそんなに大きな意味を持つわけではないし、儒教のお国柄ということもあり、クリスマスを祝うなんて戦後になってアメリカあたりから入ってきたのか、それとも隣の日本でクリスマス商戦なんて言ってずいぶん百貨店が盛況だったから、それをちょっと真似しただけというところもあるのかもしれない。

 クリスチャンが宗派は関係なく人口の3割にのぼり、仏教の2割強を凌いでもっとも多くの信仰を集めているのだから、もう少しクリスマスフィーバーが目に飛び込んできても良さそうなものだ。私が韓国に移住してきたときには、ソウル旧市街地にある鍾路と呼ばれる通りや江南などでは、確かにクリスマスのデコレーションが否が応でも目に飛び込んできた。しかもそれはクリスマスが終わって新年を迎え、さらに旧正月を迎えるまでの一月半以上にわたり長々と続いていて、一緒に韓国語を勉強しているクラスメイトと、「一体いつまでやってるんだろうね」と話題にしていたほどだ。

 そのピークは2006年頃だっただろうか。それから次第に控えめになって、今ではそんなものを見つけるのが難しいほど、小ざっぱりした12月を迎えている。

 その理由にはいろいろあるだろうが、2007年にはリーマンショックがあったわけだから、景気後退もあるのだろう。

クリスマスの前に期末テスト

 とはいえ、現代っ子は楽しいこと好きというのは韓国でも日本でも同じで、街中が寂しかろうと、彼らは彼らなりにクリスマスを楽しんでいる。私の在職しているところは女子大だから、学生たちは毎年クリスマスが迫ってくると、どうやらソワソワしてくるらしい。教室に入ると、黒板にはクリスマスツリーの絵が大きく描いてあったりすることもある。授業の時間を使ってクリスマスパーティーをしようというのだが、こんなオヤジと騒いだところで、楽しくもなかろう。

 が、韓国の大学で教える身としては、そうした学生の気持ちもよくわかる。

 この記事がアップされる頃はクリスマスの前後だろうが、執筆している今は学期末にあたる。日本と違って1つの学期に中間テストと期末テストがあって、これが、日本から見るとなかなかシビアなのだ。

 韓国は日本以上に学歴社会と言われる。実際にそのとおりで、たとえば出身大学だけでなく、大学での成績も就職にかなり影響すると言われる。採用する側は、履歴書と大学での成績証明書を並べて、その応募者がどのような勉強を大学時代にしてきたかを吟味する。

 中間テストの場合は30点満点だが、期末テストの場合は40点満点。これに出席・態度の点数を合わせた総合点で順位を争うことになる。

 重要なのは、相対評価で最終的にランク付けされるということだ。一番上のランクである「A+」と「A」、そしてその下のランクの「B+」と「B」をもらうことができる学生の割合の上限がそれぞれ決まっているのだ。この上限設定は大学によって違うらしいが、A以上の学生は受講者の35%前後で設定されているようだ。

 上限が35%で設定されていると、まず総合点で90点以上をとり、さらに上位30%に入らないといけない。だから、総合点が90点以上であってもAがもらえないこともある。私の講義では、総合点がだいたい93点以上だとAになれる。92点だと、場合によってはB+に降格させられてしまう。

 不合格だと「F」がつき、これだと単位がもらえない。単位をもらうには合計点が60点以上をとらなければならず、下からD、D+(65点以上)、C(70点以上)、C+(75点以上)と5点おきにランクが上がり、95点以上だとA+のランク付けされる。

 A+やAなどの成績ランクには、それぞれに「学点」と呼ばれる点数が割り当てられている。A+の学点は4.5点で、Aは4点。ランクが1つ下がると0.5点減っていくので、合格最低ランクのDは1.0点ということになる。

 こんな学生が本当にいるのかどうかわからないが、もしも卒業の時点で全成績の学点の平均が4.5点だとしよう。その学生は全てA+を取った頑張り屋で、能力もあり、なおかつほぼノーミスの回答を続けてきたということだ。企業が学生を採用するかどうかの判断材料には、この平均学点も含まれる。成績表を眺めて「この学生はCが多いな」とか、どれくらいのランクかを把握するだけではなく、満点の4.5点にどれだけ近いかによって、その人が学生時代に一生懸命勉学に取り組んだのかどうかを見抜くのだ。

普段はお洒落な学生もスッピンに

 だからテスト期間は、学生たちにしてみれば良い成績を取って自分の道を開いていくための一大イベント週間である。教室は異様な雰囲気に包まれ、勉強に根を詰めすぎてやつれた学生がずらりと並ぶ。それはそうだ。連日3~4時間睡眠でこの1週間を乗り切る学生もいるのだから。今日も期末テストの監督をやってきたが、「うー、気持ち悪い」と言って退出していった学生もいた。

 普段はお洒落に余念のない女子学生も、テスト期間中だけは化粧の時間も惜しんでスッピン勝負だ。もちろんそれ自体は悪いことではない。ただスッピンで来る時は、帽子やフードを深々とかぶってマスクまでしてくるものだから、誰が座っているのかわからない。本人確認も一苦労だ。それは今私が在職している女子大であろうが、共学であろうが、どうやらそんなに大きく変わるものではないらしい。あくまでも人づてに聞いた話だが・・・。

 大学側も全面的に学生をバックアップする。片道1時間半以上かけて通う学生も多く、彼女たちはテスト週間になると朝5時半に起きなければならない。そういう学生たちのために、図書館は夜通し開放される。勉強のついでに寝泊まりまでできるのだ。だが、なかには近くに座っていた学生がガサゴソとうるさくて、よく眠れないまま朝を迎えてしまい、その結果、ボロボロになってテストを受けたという学生もいる。やはり家で寝るのが、健康と成績のためなのだ。私はそう学生に言い聞かせるようにしている。

 テストが終わると今度は点数に一喜一憂し、採点・評価の妥当性に敏感になる。特に中間テストの点数は、次の期末へつながるものなので、どこを間違えたかを確認しておくのはもちろん、採点ミスなどもあれば修正してもらい、点数を上げられるものなら上げておいたほうがいいのだ。たまに自分の採点ミスも見つけてもらえるから良いのだが、その様は大卒就職率の高い日本からすると異様に見えてしまうだろう。実際に私も、最初の頃はずいぶんと理解に苦しんだのだ。

 私の場合は、学生が採点結果を確認したいというときには研究室まで来てもらうことにしている。研究室は講義室からずいぶん離れているが、それでも1学年120名ほどいるなかで2割弱くらいの学生が訪ねてくる。

 また、期末テストの成績が出て学期が終わったあとも、成績に納得できない学生は担当講師に連絡できるようになっている。私も学期の終わりに必ず何通かそういったメールを受け取るが、どうしてその成績ランクになったのかをきちんと説明するようにしている。

 正直なところ、こういう作業は手間がかかる。だが、成績が相対評価なのでせっかく取った点数を無碍に削られてしまうこともあるわけだし、また、そうやって出された学点が就職活動に影響するので、成績について学生が疑問を呈したり意見するというのは、彼らの重要な権利だと思っている。

 もちろん学生たちが将来の職に就くためには、学校の成績だけが全てではない。いわゆる「手に職がある」ことを証明するため、様々な資格を取ることも、大学の成績に負けず劣らず必要だ。そうやって学生たちはあたふたと将来のための「準備」に追われる毎日を送っていることを付け加えておこう。

熾烈なテストを乗り越えての笑顔

 先日見た2つのニュースが印象的だった。韓国の若者のうち、7.5割ほどが韓国を脱出して海外に住みたいという願望を持っているという。その一方で、韓国人全体のうち、「人生に満足している」「仕事にやりがいを感じている」と答えた人は、どちらも6割以上いる。若者は海外に逃げ出したいのだが、年齢を重ねると収入がそれなりに安定してきて、韓国は住みやすいということなのだろう。

 クリスマスから年末年始にかけて、ソウルをはじめ韓国を訪れる日本人は相変わらず多いことだろう。そのころには学生たちはすでに冬休みに突入して、楽しそうな表情で街を歩き、コーヒーショップで友人たちとの会話に花開かせていることだろう。ソウル市内でもスタイリッシュなカフェが至るところにあり、学生たちもそういうところを好む。

 韓国に興味をもった理由が韓流であれドラマであれ、どちらにしてもエンタメであり、その華やかで楽しげな世界は今のソウルを歩く若者の雰囲気と重なる。だが、その彼らは、実はその数週間前までは、熾烈なテスト週間を送っていたのだ。それも自分たちの将来のためではあるのだが、その熾烈さを乗り越えての笑顔であることを、心に留めておいていただければありがたい。

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超学歴社会の韓国、試験中の女子大を包む独特な空気

2019-12-23 05:34:56 | 日記
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超学歴社会の韓国、試験中の女子大を包む独特な空気

 
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平井 敏晴
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(平井 敏晴:韓国・漢陽女子大学助教授)

 本当にクリスマスシーズンなのだろうか。ソウルの巷を歩いていると、そんな疑念にとらわれる。

 もともとクリスマスでそんなに騒ぐ国ではなかったが、この5年くらいは12月になっても普段と変わらず、クリスマスの気配はほとんど感じられない。

 韓国では旧正月を祝うので1月1日へのカウントダウンもそんなに大きな意味を持つわけではないし、儒教のお国柄ということもあり、クリスマスを祝うなんて戦後になってアメリカあたりから入ってきたのか、それとも隣の日本でクリスマス商戦なんて言ってずいぶん百貨店が盛況だったから、それをちょっと真似しただけというところもあるのかもしれない。

 クリスチャンが宗派は関係なく人口の3割にのぼり、仏教の2割強を凌いでもっとも多くの信仰を集めているのだから、もう少しクリスマスフィーバーが目に飛び込んできても良さそうなものだ。私が韓国に移住してきたときには、ソウル旧市街地にある鍾路と呼ばれる通りや江南などでは、確かにクリスマスのデコレーションが否が応でも目に飛び込んできた。しかもそれはクリスマスが終わって新年を迎え、さらに旧正月を迎えるまでの一月半以上にわたり長々と続いていて、一緒に韓国語を勉強しているクラスメイトと、「一体いつまでやってるんだろうね」と話題にしていたほどだ。

 そのピークは2006年頃だっただろうか。それから次第に控えめになって、今ではそんなものを見つけるのが難しいほど、小ざっぱりした12月を迎えている。

 その理由にはいろいろあるだろうが、2007年にはリーマンショックがあったわけだから、景気後退もあるのだろう。

クリスマスの前に期末テスト

 とはいえ、現代っ子は楽しいこと好きというのは韓国でも日本でも同じで、街中が寂しかろうと、彼らは彼らなりにクリスマスを楽しんでいる。私の在職しているところは女子大だから、学生たちは毎年クリスマスが迫ってくると、どうやらソワソワしてくるらしい。教室に入ると、黒板にはクリスマスツリーの絵が大きく描いてあったりすることもある。授業の時間を使ってクリスマスパーティーをしようというのだが、こんなオヤジと騒いだところで、楽しくもなかろう。

 が、韓国の大学で教える身としては、そうした学生の気持ちもよくわかる。

 この記事がアップされる頃はクリスマスの前後だろうが、執筆している今は学期末にあたる。日本と違って1つの学期に中間テストと期末テストがあって、これが、日本から見るとなかなかシビアなのだ。

 韓国は日本以上に学歴社会と言われる。実際にそのとおりで、たとえば出身大学だけでなく、大学での成績も就職にかなり影響すると言われる。採用する側は、履歴書と大学での成績証明書を並べて、その応募者がどのような勉強を大学時代にしてきたかを吟味する。

 中間テストの場合は30点満点だが、期末テストの場合は40点満点。これに出席・態度の点数を合わせた総合点で順位を争うことになる。

 重要なのは、相対評価で最終的にランク付けされるということだ。一番上のランクである「A+」と「A」、そしてその下のランクの「B+」と「B」をもらうことができる学生の割合の上限がそれぞれ決まっているのだ。この上限設定は大学によって違うらしいが、A以上の学生は受講者の35%前後で設定されているようだ。

 上限が35%で設定されていると、まず総合点で90点以上をとり、さらに上位30%に入らないといけない。だから、総合点が90点以上であってもAがもらえないこともある。私の講義では、総合点がだいたい93点以上だとAになれる。92点だと、場合によってはB+に降格させられてしまう。

 不合格だと「F」がつき、これだと単位がもらえない。単位をもらうには合計点が60点以上をとらなければならず、下からD、D+(65点以上)、C(70点以上)、C+(75点以上)と5点おきにランクが上がり、95点以上だとA+のランク付けされる。

 A+やAなどの成績ランクには、それぞれに「学点」と呼ばれる点数が割り当てられている。A+の学点は4.5点で、Aは4点。ランクが1つ下がると0.5点減っていくので、合格最低ランクのDは1.0点ということになる。

 こんな学生が本当にいるのかどうかわからないが、もしも卒業の時点で全成績の学点の平均が4.5点だとしよう。その学生は全てA+を取った頑張り屋で、能力もあり、なおかつほぼノーミスの回答を続けてきたということだ。企業が学生を採用するかどうかの判断材料には、この平均学点も含まれる。成績表を眺めて「この学生はCが多いな」とか、どれくらいのランクかを把握するだけではなく、満点の4.5点にどれだけ近いかによって、その人が学生時代に一生懸命勉学に取り組んだのかどうかを見抜くのだ。

普段はお洒落な学生もスッピンに

 だからテスト期間は、学生たちにしてみれば良い成績を取って自分の道を開いていくための一大イベント週間である。教室は異様な雰囲気に包まれ、勉強に根を詰めすぎてやつれた学生がずらりと並ぶ。それはそうだ。連日3~4時間睡眠でこの1週間を乗り切る学生もいるのだから。今日も期末テストの監督をやってきたが、「うー、気持ち悪い」と言って退出していった学生もいた。

 普段はお洒落に余念のない女子学生も、テスト期間中だけは化粧の時間も惜しんでスッピン勝負だ。もちろんそれ自体は悪いことではない。ただスッピンで来る時は、帽子やフードを深々とかぶってマスクまでしてくるものだから、誰が座っているのかわからない。本人確認も一苦労だ。それは今私が在職している女子大であろうが、共学であろうが、どうやらそんなに大きく変わるものではないらしい。あくまでも人づてに聞いた話だが・・・。

 大学側も全面的に学生をバックアップする。片道1時間半以上かけて通う学生も多く、彼女たちはテスト週間になると朝5時半に起きなければならない。そういう学生たちのために、図書館は夜通し開放される。勉強のついでに寝泊まりまでできるのだ。だが、なかには近くに座っていた学生がガサゴソとうるさくて、よく眠れないまま朝を迎えてしまい、その結果、ボロボロになってテストを受けたという学生もいる。やはり家で寝るのが、健康と成績のためなのだ。私はそう学生に言い聞かせるようにしている。

 テストが終わると今度は点数に一喜一憂し、採点・評価の妥当性に敏感になる。特に中間テストの点数は、次の期末へつながるものなので、どこを間違えたかを確認しておくのはもちろん、採点ミスなどもあれば修正してもらい、点数を上げられるものなら上げておいたほうがいいのだ。たまに自分の採点ミスも見つけてもらえるから良いのだが、その様は大卒就職率の高い日本からすると異様に見えてしまうだろう。実際に私も、最初の頃はずいぶんと理解に苦しんだのだ。

 私の場合は、学生が採点結果を確認したいというときには研究室まで来てもらうことにしている。研究室は講義室からずいぶん離れているが、それでも1学年120名ほどいるなかで2割弱くらいの学生が訪ねてくる。

 また、期末テストの成績が出て学期が終わったあとも、成績に納得できない学生は担当講師に連絡できるようになっている。私も学期の終わりに必ず何通かそういったメールを受け取るが、どうしてその成績ランクになったのかをきちんと説明するようにしている。

 正直なところ、こういう作業は手間がかかる。だが、成績が相対評価なのでせっかく取った点数を無碍に削られてしまうこともあるわけだし、また、そうやって出された学点が就職活動に影響するので、成績について学生が疑問を呈したり意見するというのは、彼らの重要な権利だと思っている。

 もちろん学生たちが将来の職に就くためには、学校の成績だけが全てではない。いわゆる「手に職がある」ことを証明するため、様々な資格を取ることも、大学の成績に負けず劣らず必要だ。そうやって学生たちはあたふたと将来のための「準備」に追われる毎日を送っていることを付け加えておこう。

熾烈なテストを乗り越えての笑顔

 先日見た2つのニュースが印象的だった。韓国の若者のうち、7.5割ほどが韓国を脱出して海外に住みたいという願望を持っているという。その一方で、韓国人全体のうち、「人生に満足している」「仕事にやりがいを感じている」と答えた人は、どちらも6割以上いる。若者は海外に逃げ出したいのだが、年齢を重ねると収入がそれなりに安定してきて、韓国は住みやすいということなのだろう。

 クリスマスから年末年始にかけて、ソウルをはじめ韓国を訪れる日本人は相変わらず多いことだろう。そのころには学生たちはすでに冬休みに突入して、楽しそうな表情で街を歩き、コーヒーショップで友人たちとの会話に花開かせていることだろう。ソウル市内でもスタイリッシュなカフェが至るところにあり、学生たちもそういうところを好む。

 韓国に興味をもった理由が韓流であれドラマであれ、どちらにしてもエンタメであり、その華やかで楽しげな世界は今のソウルを歩く若者の雰囲気と重なる。だが、その彼らは、実はその数週間前までは、熾烈なテスト週間を送っていたのだ。それも自分たちの将来のためではあるのだが、その熾烈さを乗り越えての笑顔であることを、心に留めておいていただければありがたい。

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「人体をミンチ」衛星が見ていた…金正恩氏の残虐処刑 “暴走”北朝鮮

2019-12-23 05:27:08 | 日記

 

「人体をミンチ」衛星が見ていた…金正恩氏の残虐処刑

<time datetime="2019-12-21">2019.12.21zakzak</time>

 

 国連総会が18日(現地時間)、ニューヨーク国連本部で本会議を開き、北朝鮮における人権侵害を強く非難し、速やかな改善を促す決議案を採択した。同じ趣旨の決議採択は2005年から15年連続となる。

 

 決議案は「長い間、そして現在も組織的かつ広範囲で、重大な人権侵害が行われている」として、北朝鮮に人権侵害を今すぐ止めるよう要求。強制収容所の運営、強姦、公開処刑、非司法的・恣意的拘禁・処刑、連座制の適用、強制労働など各種人権侵害行為を列挙した。

 女性芸能人に見学強制

 また、国連安全保障理事会は北朝鮮人権状況を国際刑事裁判所(ICC)に送付し、人道に反する罪に対して「最も責任ある者」に対する適切な措置などを取るよう勧告した。

 北朝鮮において「最も責任ある者」と言えば、どんな問題にせよ独裁者である金正恩党委員長のほかにいない。

 米朝対話が危機に瀕した状況で出された決議に、北朝鮮政府が2016年1月6日の核実験に際して発表した声明を想起した。声明は、国際社会に対して次のように反発していた。

 「米国は敵対勢力を糾合してありとあらゆる対朝鮮経済制裁と謀略的な『人権』騒動にこだわり、われわれの強盛国家建設と人民生活の向上を妨げて『制度の崩壊』を実現しようと血を食んで襲いかかっている」

 人権問題は明らかに、金正恩氏の「怒りのボタン」のひとつなのだ。

 これまで、決議案作成はEU(欧州連合)と日本が共同で行ってきたが、日本は今回は抜けた。ただ、米国など61カ国の共同提案国には名を連ねた。一方、韓国は2008年から昨年まで共同提案国として参加したが、今回は参加しなかった。

こうした日本や韓国の行動は、人権問題が金正恩氏を強く刺激することを、関係各国が理解していることを物語っている。非核化のための対話を優先したいなら、人権問題には触れない方がよい、との認識が存在するわけだ。

 トランプ米大統領もまた、こうした判断に沿って行動してきた。しかし、北朝鮮の人権侵害から完全に目を背けるなど、土台ムリな相談なのだ。金正恩は公開処刑を女性芸能人に見学させたり、人体を文字通り「ミンチ」にするような方法を用いたりしていることで知られている。また、そうした公開処刑の現場は、衛星写真でも捉えられているからだ。

 

 (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

 そして、北朝鮮が非核化に消極的になるほど、人権問題の圧力も強まらざるを得ない。

 北朝鮮も無論、直ちに反発する。キム・ソン北朝鮮国連代表部大使は18日、国連総会で北朝鮮人権決議案に対して、敵対勢力の政治的陰謀だと批判し、人権増進や人権保護とは何の関係もないと批判した。

 北朝鮮はまたもや大陸間弾道ミサイル発射などの強硬対応に出るかもしれないが、それは経済制裁の包囲網を狭め、金正恩の破滅をいっそう引き寄せる結果を招くかもしれない。


“逆風”トランプ政権、朝鮮半島で「軍事作戦」決断も 図に乗る正恩氏にキレた? 韓国・文政権は??

2019-12-20 16:11:46 | 日記

 

「弾劾」可決で“逆風”トランプ政権、朝鮮半島で「軍事作戦」決断も 図に乗る正恩氏にキレた!? 韓国・文政権は「レッドチーム入り」示唆 

<time datetime="2019-12-20">2019.12.20zakzak</time>
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 ドナルド・トランプ米大統領が憤慨している。米下院本会議が18日、ウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を、野党民主党の賛成多数で可決したからだ。一方、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮は、クリスマスに合わせた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験再開をチラつかせている。朝鮮半島の緊張が高まるなか、米軍幹部は「すべての選択肢がテーブルの上にある」と牽制(けんせい)した。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近は「レッドチーム入り」を示唆しているが、逆風のトランプ政権が「軍事作戦」を決断する可能性があるのか。

 《これは米国に対する攻撃であり、共和党に対する攻撃だ》

 トランプ氏は18日、民主党多数の下院で弾劾訴追決議案の審議が続くなか、ツイッターでこう批判を繰り広げた。

 弾劾訴追決議案には、トランプ氏が軍事支援などを使って、民主党の政敵、ジョー・バイデン前副大統領周辺の捜査を発表するようウクライナに圧力をかけた「権力乱用」と、議会の弾劾調査に協力しないよう政府高官らに指示した「議会妨害」の2つの弾劾条項が盛り込まれた。

 米大統領の弾劾訴追は、1868年のアンドルー・ジョンソン氏(17代)と、1998年のビル・クリントン氏(42代)以来。トランプ氏は米史上3人目の弾劾訴追される「不名誉な大統領」となった。

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来月には上院の弾劾裁判が開始され、出席議員の3分の2が賛成すれば有罪・罷免となるが、上院は与党共和党が過半数を占めているため、「無罪」が濃厚な情勢だ。

 ただ、左派系メディアによる“トランプバッシング”は続きそうだ。

 トランプ氏の頭痛の種は朝鮮半島にもある。

 北朝鮮は今年5月から弾道ミサイル発射を再開し、13回を数える。さらに、7日と13日、北西部・東倉里(トンチャンリ)の「西海(ヘソ)衛星発射場」で「重大な実験」を実施した。ICBM用エンジンの燃焼実験とみられ、北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議の停滞にイラ立ち、ICBM発射や核実験再開が懸念されている。

 「(北朝鮮が)何かを進行中なのであれば失望する」「その場合は対処する」「事態を非常に注意深く見守っている」

 トランプ氏は16日、ホワイトハウスで記者団にこう語ったが、米軍幹部が「対処」の概略について明かした。

 チャールズ・ブラウン米太平洋空軍司令官が17日、「(北朝鮮が挑発する場合)2017年に用意していたものが沢山あるので、われわれは早くホコリを払って準備することができる」「すべての選択肢がテーブルの上にある」と、ワシントンで記者団に語ったのだ。韓国・東亜日報(日本語版)が19日報じた。

 17年といえば、北朝鮮がミサイル発射や核実験を繰り返し、米朝関係が極度に緊張した年である。

 米軍は、朝鮮半島に最新ステルス戦略爆撃機B-2「スピリット」や、超音速爆撃機B-1B「ランサー」を何度も飛来させた。さらに、世界最強の原子力空母「ロナルド・レーガン」と「セオドア・ルーズベルト」「ニミッツ」を中心とする打撃群3つを展開するなど、「第2次朝鮮戦争」が真剣に取り沙汰されていた。

あれから2年、クリントン政権の国防次官補を務めたグレアム・アリソン米ハーバード大教授は12日、東京での会議で、北朝鮮情勢について「非常に危険な展開」「第2次朝鮮戦争が起きる可能性が高まっている」と警告している

 ■図に乗る正恩にキレる?

 朝鮮半島で軍事衝突が起きれば、韓国の被害は甚大だが、文氏のブレーンである、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は国際会議で「中国の核の傘入り」を示唆するなど、「レッドチーム入り」の本音をあらわにした。トランプ政権の決断のハードルは下がっているともいえる。

 トランプ氏は、弾劾訴追という不名誉を受けたうえ、正恩氏から無礼な挑発を受けている。来年11月の大統領選を見据えて我慢してきたが、爆発する可能性はあるのか。「戦時の大統領」として選挙戦で勝ち抜く戦略は考えられるのか。

 拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏は「トランプ政権の安全保障政策を支えていた、ジェームズ・マティス元国防長官や、ジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はもういない。マイク・ポンペオ国務長官にも上院選出馬の話がある。トランプ氏のタガが外れて、『先制攻撃』を決断する可能性はある。正恩氏は図に乗っているが、危険だ」と指摘している。

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【お金は知っている】「日韓対話」再開の裏に韓国経済の窮迫化! 対日関係悪化で「株安・ウォン売り」加速

2019-12-20 13:08:52 | 日記

 

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【お金は知っている】「日韓対話」再開の裏に韓国経済の窮迫化! 対日関係悪化で「株安・ウォン売り」加速

 

 日韓は輸出管理に関する政策対話を約3年半ぶりに再開した。韓国側は輸出管理体制の改善に取り組むと言い、今月下旬には首脳会談での日韓関係修復に期待している。

 背景には韓国経済の行き詰まりがある。中国経済の不振による影響に加えて対日関係の悪化は株安とウォン売りを誘っているばかりでなく、生産や所得を押し下げている。日韓関係を正常化させて金融市場のムードチェンジを図るしかない。日本側としては毅然(きぜん)と輸出管理、徴用工問題などでスジを通すだけだ

 

 韓国経済の不振のきっかけは国内総生産(GDP)の約1割を占める中国経済の減速による。中国経済は昨年前半から失速し、昨年夏に始まった米中貿易戦争によって景気の悪化に加速がかかり、株価が下がり始めた。韓国企業の株式は海外投資家のポートフォリオ投資が高い比率を占める。韓国株売りは通貨ウォン売りに直結するので、株安とウォン安が同時進行しやすい。7月には日本の半導体材料などの対韓国輸出管理強化を受け、こうした下落トレンドに拍車がかかる事態になった。

 実体経済も不振がひどくなっている。7~9月期の実質生産前年同期比は繊維・皮革4・9%減、化学1・5%減、金属3・3%減、電気機器2%減、機械設備2・6%減など多くの産業分野でマイナスに陥った。ウォンは下落し続けたものの、輸出は伸びず、内需も落ち込んでいる。

 

 グラフは、韓国の最近の実質国内総所得、実質住宅建設と韓国株価の推移である。国内総所得とはGDPを所得面から見たもので、GDPとは最終的には一致するが、統計方法の関係で短期的にはかい離が生じる。それでも文字通り所得の実勢を表している。一目瞭然、住宅建設と株価は昨年秋から下がり続け、実質所得も今年に入って以来前年比減のトレンドに陥っている。実質GDPは2%台のプラス成長を維持しているが、所得面ではマイナス成長というわけだ。

 もう一つ見逃せないのが住宅建設の動向だ。グラフが示すように、昨年後半から住宅建設は実質ベースで前年を下回るようになり、この6~9月期は前年比で2割近くにまで落ち込んだ。韓国は家計債務のGDP比が9割を超え、日本の同58%、米国の76%をはるかにしのぐ。それを可能にしているのが韓国独特の住宅賃貸制度「伝貰(チョンセ)」だ。借り手は家賃を払う代わりに、契約時に住宅価格の5~8割程度を貸し手に払う。住宅市場が崩れ出すと、家計債務問題が一挙に表面化し、信用パニックが勃発しかねない。

 グラフが示すのは、韓国の生産、所得、そして金融という経済全般の急激な落ち込みだ。株価は今月、米中貿易戦争の部分的な「休戦」によって多少持ち直しているが、中国経済の減速は相変わらずだ。日本との経済関係を正常化させ、自国経済難の打開につなげたいと願っているはずだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)

 

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