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外国人投資家の“韓国売り”で「資本逃避」が本格化! 惨状に“現実逃避状態”の文政権…英紙バッサリ

2019-12-08 15:22:03 | 日記

 

外国人投資家の“韓国売り”で「資本逃避」が本格化! 惨状に“現実逃避状態”の文政権…英紙バッサリ「ここ半世紀で最悪」 

2019.12.8
zakzak
  •  韓国からの外国人投資家の「資本逃避」が本格化している。株安とウォン安が再加速するなか、実体経済でも輸出が12カ月連続で前年割れし、低成長について英フィナンシャル・タイムズ紙が「半世紀で最悪の時期」と評する惨状だ。
  • こうしたなか、文在寅(ムン・ジェイン)政権は、大統領の外交・安全保障担当の特別補佐官が「中国の核の傘入り」に言及して米韓同盟の亀裂を印象付けるなど、「政治リスク」も明確になってきた。経済無策は世界に知れ渡っており、韓国は取り返しのつかないところまで来ているようだ。

 外国人投資家の売り越しは11月7日から今月5日まで実に21営業日連続を記録し、6日にようやく買い越しに転じた。サムスン電子やSKハイニックスなど主力銘柄も外国人の売り圧力は強く、代表的な指数の韓国総合株価指数(KOSPI)も節目の2000近辺で総じて軟調に推移した。

 一時は落ち着いていた外国為替市場でも再びウォン安ドル高が加速し、危険水域の1ドル=1200ウォンに迫ろうとしている

 韓国メディアで「セル・コリア(韓国売り)」「コリア・エクソダス(韓国脱出)」と報じる外国人売りが始まったのは今年8月から。日本政府が韓国を輸出管理上の優遇国である「グループA(ホワイト国から改称)」から除外すると発表した時期にあたる

 文政権は8月下旬、日本への対抗措置として、輸出管理とはまったく関係のない、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を発表した。これらが市場を刺激した可能性がある。

同協定は米国主導で締結されたものだが、北朝鮮が強く破棄を要求し、中国も破棄に賛同していた。つまり、米中貿易戦争が激化するなか、韓国の「GSOMIA破棄」は、事実上の「レッドチーム入り宣言」といえ、市場は「米韓同盟の亀裂」「韓国の自由主義陣営離脱」の危険性を感じ取ったともいえる。

 韓国経済の屋台骨を支える輸出も落ち込みが止まらない。韓国産業通商資源部によると、11月の輸出額は前年同月比14・3%減だった。実に12カ月連続でマイナスを記録し、直近1年間の累計輸出額も、2017年12月~18年11月と比べて10・1%下回った。年間の輸出減少率で2桁台の減少を記録するのは09年の通貨危機時以来だという。

 輸出の7割以上を占める半導体、自動車、機械、石油化学、石油製品の主要5品目とも大幅減と“全滅”状態だ。朝鮮日報は、半導体は台湾やタイ、日本との競争激化、ディスプレーは中国製パネルの供給増の影響が出ていると報じた。韓国が独り負けに等しい状態だ。

 ニッセイ基礎研究所准主任研究員の金明中(キム・ミョンジュン)氏は「半導体でいえば輸出量は増えているものの、価格が下落したことが影響を与えている。日本の輸出管理強化の影響は限定的で、米中摩擦の長期化による主な貿易相手国への輸出減少(対前年比中国は16・9%減少、米国は8・4%減少、日本は13・8%減少)が大きな要因だろう」と解説した。

深刻すぎる韓国経済について、英フィナンシャル・タイムズ(電子版)が11月29日に「韓国は半世紀で最悪の時期を迎えた」と報じた。韓国銀行(中央銀行)は今年の経済成長率を1月時点の2・6%から2・0%に下方修正したが、1%台まで落ちるとの見方もある。20年の成長率も2・3%と予測しており、2年連続で成長率が2・5%を下回るのは記録がある1954年以降で初めてのことだというのだ。

 デフレ懸念も強まっている。2日に統計庁が発表した11月の消費者物価は、前年同月比0・2%増。4カ月ぶりにプラスだったものの、中央日報(日本語電子版)によると、11カ月連続で消費者物価上昇率が0%台だったのは、65年の統計開始以降で初めてだという。

 

 記録破りの経済低迷。前出の産業通商資源部は20年1~3月には輸出はプラスに転じると予測する。韓国政府も低水準の物価について「供給サイドの要因による一時的減少だ」としている。数字を見ると明らかに窮地だが、なぜか楽観しているようだ。

 前出の金氏は「輸出は回復の兆しもあり、デフレ転落の恐れもそこまで深刻にはならないのではないか」と予想した上で、こう続けた。

 「悪い数字が出てしまえば、来年の総選挙で与党にマイナスとなってしまう。政府は、不確定要素が多数あることを強調したいのだろうが、効果的な支援策があれば行動に移さなければいけない状況だ」

 減速する経済に目を背けて“現実逃避状態”の政府に国民は何を思うのだろうか。