慰安婦問題を考える会

日本は世界から慰安婦問題で非難されていますが、その慰安婦問題はだどういうことで、どういう対応・対策をすべきか考えたい。

韓国は「民主主義国」から「独裁国家」に? 反日・反米・従北…文大統領と新権力層“傲慢・横暴”のやりたい放題 

2020-07-23 12:12:00 | 日記

【新・悪韓論】韓国は「民主主義国」から「独裁国家」に? 反日・反米・従北…文大統領と新権力層“傲慢・横暴”のやりたい放題 

  • 文大統領
  •  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権と、その周辺で蠢(うごめ)く新権力層の傲慢と横暴が、ますますひどくなってきた。新権力層の汚職や横領はもみ消すか、奇想天外な法理により無罪判決。その一方で、政権批判の声を上げた庶民は、形式法規を総動員して「見せしめ」のように締め上げる。

 もはや韓国は「看板だけ民主主義国」でもなくなった。文在寅グループと新権力集団の利権を最重視する独裁国家だ

 日本政府は、差し押さえられた日本企業の資産が売却されたら…といった受け身の姿勢ではなく、「言論を弾圧する非民主国家への制裁」という積極策を講じるべきではないのか。

 新権力層の汚職や横領が明らかになっても、警察も検察も、政権に忠誠を誓う新権力層。裁くのも政権に忠誠を誓った新権力層の裁判官だ。

 億ウォン台の汚職にも、父親の畑で収穫したトウモロコシを贈っていたから、両者は親交関係にあり賄賂ではないといった判決が出るわけだ。

 李王朝時代は、両班(ヤンバン=貴族層)の極悪非道な犯罪を、両班が裁いて無罪にした。韓国の統治文化はいまや、李王朝の時代に半分以上戻った。

 両班に共通する信条体系は朱子学だったが、新権力層に共通する信条体系は「対北屈従型」で「反米・反日」の左翼思想だ。

 両班が民からの収奪を恣(ほしいまま)にして、国としての経済を考えなかったように、新権力層は経済政策全般には関心を示さない。もちろん、国民の手前、口では「K(韓国型)ニューディール」といった空念仏を唱えるが、方法論なき目標数値の羅列にすぎない。

それでも左翼政権はひるまない。

 警察、検察、裁判所を利益共同体(新権力層)として私兵化し、さらに、「韓国版ゲシュタポ」とされる「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が間もなく発足する。国内では怖いものなしなのだ。

 日本政府は「大韓民国への対処」を考えてはいけない。「大韓人民共和国への積極対応」を進めるべき時だ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

 


「文在寅政権に制裁を!」米韓の人権団体からわき上がる批判 

2020-07-21 14:31:42 | 日記

「文在寅政権に制裁を!」米韓の人権団体からわき上がる批判 (1/3ページ)

 

 共同書簡には「北韓人権市民連合」(NKHR)や「6・25戦争拉北人士家族協議会」などのほか、対北ビラの散布を巡り韓国政府が17日付で法人資格を取り消した脱北者団体「自由北韓運動連合」と「クンセム」を含め、21の団体が名を連ねた。

■始まりは「金与正」

 共同書簡は、「北朝鮮政権の要求により、最近、韓国政府が北朝鮮人権団体に対して取っている一連の措置は、懸念すべき統制の始まりとみている」「韓国は国際社会における普遍的人権の原則を捨て、民主主義まで毀損している」などと主張している。

 韓国統一省は16日、北朝鮮の人権問題や脱北者の定着支援を行う25団体に対し、会計などの「事務検査」を行うと通知した。TJWGのイ・ヨンファン代表はこうした動きに対し、「このような調査は、現政権の恣意的基準に符合しない、あるいは政府に従順でない団体に対し不利益の可能性を暗示するものであり、対北、対政府批判を封じ込める目的があると見るほかない」と訴えた。

北朝鮮に融和的な文在寅政権とこれら団体はかねてから摩擦を抱えていたが、最近、北朝鮮が脱北者団体のビラ散布に猛反発し始めたことで、その度合いが増している。

 (参考記事:【写真】水着美女の「悩殺写真」も…金正恩氏を悩ませた対北ビラの効き目

 脱北者団体によるビラ散布を巡っては、金正恩朝鮮労働党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が先月4日に発表した談話で、韓国政府の責任を問う立場を表明。ビラ散布に対する法規制などの措置を迫った。これに続き、北朝鮮は南北首脳間のホットラインをはじめ、南北間の全ての通信連絡線を遮断。

 こうした動きを受け、韓国政府は同10日、ビラ散布を行っている脱北者団体を南北交流協力法違反などで警察に告発し、両団体に対する法人設立許可を取り消すと発表していた。

 しかし、その後も北朝鮮の強硬姿勢は変わらず、同19日には開城工業団地内にあった南北共同連絡事務所の爆破を実行した。

 このような流れの中、韓国政府が脱北者団体の法人認可取り消しに踏み切ったことに対しては、海外の人権団体からも批判が出ている。

 ロバート・キング元米国務省北朝鮮人権特使は18日、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の番組で「問題は韓国政府の決定が金与正氏による険悪な非難の後に出たという点だ」と指摘。「韓国があまりに卑屈でへつらうような態度を示すと、北朝鮮に対して効果的な対応ができなくなる」との懸念を示した。

グレッグ・スカラチュー米国北朝鮮人権委員会(HRNK)事務総長もVOAの番組で、脱北者団体の法人認可取り消しは「惨事」であり、「韓国政府は北朝鮮指導部をなだめるため、脱北民運動家らの声を抑圧しているという事実を明確に示した」と主張。「韓国はわれわれの知っていた民主主義国家なのか」との疑問を提起した。


韓国・文大統領に衝撃…後継候補や側近に“醜聞”続出! 反日のソウル市長はなぜ自殺したのか…深まる謎 

2020-07-19 21:02:41 | 日記

韓国・文大統領に衝撃…後継候補や側近に“醜聞”続出! 反日のソウル市長はなぜ自殺したのか…深まる謎

 朴氏は9日から行方不明となり、10日未明に同市内の山中で遺体となって発見された。

 8日にはセクハラ容疑に関する告訴状が警察に提出された。中央日報(日本語電子版)などによると、2017年から秘書を務めていた女性職員に対して携帯電話で複数回にわたって個人的な写真を送ったほか、身体にも触っていたという。被害者は1人だけではないともしている。

 朴氏が弁護士として名を上げたのは1993年。韓国で初のセクハラ訴訟で被害女性の弁護を引き受けて勝訴し、韓国でセクハラが違法行為だと認識されるきっかけを作った。2000年には非政府組織(NGO)が東京で開いた「女性国際戦犯法廷」(模擬法廷)に、韓国側の検事役として参加。朴氏は昭和天皇を慰安婦問題における戦犯として「起訴」した。

 11年に進歩系野党(当時)の統一候補としてソウル市長選に当選、現在3期目で、女性政策や性暴力の予防にも積極的に活動していた。

 昨年の日本政府による韓国への輸出管理強化を「加害者が経済的優位にあることを利用して報復を加えている」と批判、日本製品不買の「ノー・ジャパン」運動を主導したが、自身はトヨタ製のレクサスに乗っていたとの指摘もあった。

龍谷大学の李相哲教授は朴氏について「市民活動家として3つの団体を設立し、財閥解体を目指してきた人物として影響力があった。外面では人権や戦争反対を掲げながら、実態は全く異なるという左派系の象徴にも思える」と指摘する。

 与党の「共に民主党」にとっては、スキャンダルが止まらない。文大統領の側近だった呉巨敦(オ・ゴドン)釜山(プサン)市長は、セクハラ問題で4月に市長を辞任、共に民主党を除名された。17年の大統領選で共に民主党の予備選にも出馬していた安煕正(アン・ヒジョン)元忠清南道(チュンチョンナムド)知事にいたっては、強制わいせつ罪などで実刑が確定している。

 

 一方、朴氏の死をめぐっては「本当にセクハラだけが理由なのか」(情報当局関係者)といぶかる声もある。真相はどこにあるのか。


恨と火病 「反日」はいつまで続くのか。韓民族特有といわれる「恨」の情念と、怒りの激情がもたらす「火病

2020-07-18 01:41:24 | 日記

恨と火病

「反日」はいつまで続くのか。韓民族特有といわれる「恨(ハン)」の情念と、怒りの激情がもたらす「火病(ファッピョン)」。2つの病に蝕まれた哀しき隣国の精神構造について考えたい。

病者のように他者を苛む
  • 呉善花 恨と火病と疑似イノセンスと― 異常な反日行為と心の病

恨(ハン)と火病(ファッピョン)

 韓国人のけんかはすごい。怒鳴りあって大声を張り合う。手が出るのは意外にもマレでもっぱらののしり合いだ。
 韓国語で怒ることを「ファルルネダ」「ファガナダ」というが、ファは火のことで「怒る」は直訳すると「火を出す」となる。確かに火がついたようになる人々だ。なるほどと思っていたら、朝鮮半島には独特の「火病」というのがあった。
 「火病」というのは強いストレスが体に出る「鬱火病」の略称だ。ほかの国ではあまり聞かない韓国人独特の“病気”として知られる。東洋医学の五行、すなわち木火土金水が名の由来だそうで、激烈な感情(火)が蓄積して起きる。胸が苦しく、体のしんが熱くなり頭痛に悩まされるなどの症状で、専門の「火病クリニック」まである。
 どうも、怒りの「火」がうまく処理されないと発病するらしい。しゅうとめとの不和などからお嫁さんがよくこの病気になることで、これまで女性の病気とされた。ところが男性患者も急増して、いまや患者の三割。失業や就職難などストレスが原因というから「火病」は韓国社会のバロメーターかもしれない。
 深夜、うちのアパートでも夫婦げんかの罵声(ばせい)がしばしば聞こえる。何が原因か知らないが、うまく火を処理して「火病」にかかりませんように…と隣人としてお祈りしている。(久保田るり子 産経新聞 2003.12.10)
ソウルの過激な「反日」運動
ハンは、朝鮮文化における思考様式の一つで、感情的なしこりや、痛恨、悲哀、無常観をさす朝鮮語の概念。歴史学者古田博司は朝鮮文化における恨(ハン)を「伝統規範からみて責任を他者に押し付けられない状況のもとで、階層型秩序で下位に置かれた不満の累積とその解消願望」と説明している。朝鮮民族にとっての「恨」は、単なる恨みや辛みだけでなく、無念さや悲哀や無常観、(虐げる側である優越者に対する)あこがれや妬み、悲惨な境遇からの解放願望など、様々な感情をあらわすものであり、この文化は「恨の文化」とも呼ばれる。(Wikipedia
韓国人を理解する単語「ヤンバン」「恨(ハン)」「ジョン」(NEWSポストセブン)

“あの新聞”と韓国の共通点

日本にしてやられる…ざわつく韓国

反日路線が止まらない
朴槿恵政権(聯合=共同)
 「明治日本の産業革命遺産」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)から、世界文化遺産への登録を勧告されたばかり。日本政府が勧告を発表した4日から、韓国がまた、ざわつき始めた。
 韓国が登録阻止に向けた「主戦場」に位置づけるのは、6月末にドイツで始まる世界遺産委員会(21カ国で構成)だ。メンバー国の立場を使い、他のメンバー国に登録阻止を訴えて回っている。 
 同委員会で勧告が覆されることは原則としてない、との見方が大勢だが、登録の適否を問う投票が行われた場合、登録には3分の2の「賛成」が必要だ。登録阻止のため韓国は、3分の1以上の「反対票」を集めるのに現在、奔走している。
 一方、韓国は日本に直接訴えて、登録を断念させようともしている。今月末に東京で日本政府と協議し、「申請資産」の一部撤回を求める構えだ。韓国が望む通りに産業革命遺産の一部が登録されない場合、日本の対韓感情のさらなる悪化が予測される。しかし、韓国は日本の世論悪化など、意に介していない。安倍首相の米議会での演説が、成功裏に終わったこともあって、「国際社会では日本のペースで物事が進んでいる」「また日本にしてやられる」との思いが韓国では政府、政界、メディアの間で特に強まっているからだ。(ZAKZAK 2015.05.10

韓国、日本政府の「防衛白書」にイチャモン! 識者「『韓国はクレーマー国家』の悪評を…」

2020-07-17 18:33:48 | 日記

韓国、日本政府の「防衛白書」にイチャモン! 識者「『韓国はクレーマー国家』の悪評を…」 (1/2ページ)

 「不当な領有権の主張を繰り返すことに対し、強力に抗議し即刻、撤回を求める」

 韓国外務省は14日、河野太郎防衛相が同日の閣議で報告した防衛白書に記された竹島の記述について、このような報道官の論評を発表した。

 ただ、竹島が日本領土であることは、歴史的にも国際法上も、米国の公文書である「マッカーサー電文」や「ラスク書簡」を見ても明白である。白書は何も間違っていない。

 韓国メディアは「20年版防衛白書 韓国を冷遇」(朝鮮日報)などとも批判しているが、これも“内政干渉”に近い。

 白書には、同盟国・米国以外の国・地域との防衛交流をまとめた「安全保障協力」の章があり、国別の記載順が注目される。韓国は昨年版で2番目から4番目に“格下げ”され、今回も「オーストラリア」「インド」「東南アジア(ASEAN)諸国」に次ぐ4番目だった。

韓国側はこれが気に入らないようだが、前出のレーダー照射事件や、自衛隊旗である「旭日旗」への対応などを考えれば、4番目でも上等だ。

 同国メディアは、昨年版にあった「日韓は幅広い分野で防衛協力を進める」との記述が削除されたことも批判するが、これは「分量の関係」(防衛省担当者)という。

 韓国側の過剰な反応をどうみるか。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「韓国側は、日韓関係を一方的に冷やしているのに、謝罪もせず、耳も貸さない。河野氏は、防衛白書の記述によって『韓国との信頼関係は薄い。責任は韓国側にある』と伝えたかったのではないか。今回の反応を見る限り、『韓国はクレーマー国家』という国際社会の悪評は払拭できないだろう」と語っている。


韓国・文政権は“スキャンダルまみれ”! イースター航空と大統領「娘夫婦」の関係は… 私募債「オプティマス」破綻なら癒着明るみに 

2020-07-15 16:51:55 | 日記

【新・悪韓論】韓国・文政権は“スキャンダルまみれ”! イースター航空と大統領「娘夫婦」の関係は… 私募債「オプティマス」破綻なら癒着明るみに (1/3ページ)

  • 朴元淳市長(共同)

 

 文政権の綻(ほころ)びが、次から次へと露呈している。

 慰安婦問題の独占窓口だった支援団体「正義記憶連帯」の横領・詐欺疑惑、秋美愛(チュ・ミエ)法相が息子の「軍務怠慢」をもみ消そうとした疑惑、釜山市の呉巨敦(オ・ゴドン)市長のセクハラ辞任、そして、ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長のセクハラ自殺…。

 慰安婦問題や、女性の人権問題で「いい格好」を見せてきた政権の看板スターの“裏の汚れ腐った素顔”が次々と明るみに出ている。

 とりわけ、ソウル市長をめぐる喧騒はしばらく続くだろうが、その裏では、文氏に直接響きそうなスキャンダルがいよいよ弾けようとしている。

 格安航空「イースター航空」と、私募債「オプティマス」の経営危機だ。


韓国・文大統領、支持率急落! 北・米との外交は崩壊、内政も国民の不満高まり“迷走”する韓国・文政権

2020-07-14 07:35:33 | 日記

韓国・文大統領、支持率急落! 北・米との外交は崩壊、内政も国民の不満高まり

  • <iframe frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>韓国・文大統領
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 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が急落している。世論調査会社「リアルメーター」は6日、支持率が前週から3・5ポイント減の49・8%となり、約3カ月半ぶりに50%を割り込んだと発表した。外交、内政ともに国民の不満が高まっているようだ。

  •  

 不支持率は前週比2・8ポイント増の45・5%。文政権が外交での功績と誇っていたのが北朝鮮との融和姿勢だったが、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長が6月に南北共同連絡事務所を爆破するなど急速に関係が悪化した。

 ボルトン前米大統領補佐官の著書でも、米朝首脳会談の際に、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に非核化の意思があると文氏が吹聴したり、板門店(パンムンジョム)での米朝首脳の対面に強引に同行した様子などが暴かれた。

 国内では経済の不調が続くうえ、最近は高騰する不動産への対応を巡り反発が出ている。文政権は要職の人事再編を進めて南北関係の立て直しを目指しているが、不動産対策では打つ手がない状態だ。


 高須院長の愛知県・大村知事リコール運動、成立すれば日本の戦後政治に風穴を開ける一大事 

2020-07-02 16:24:03 | 日記

【有本香の以読制毒】「千万人と雖も吾往かん」 高須院長の愛知県・大村知事リコール運動、成立すれば日本の戦後政治に風穴を開ける一大事 (1/3ページ)

  • 大村知事(共同)

 「急な話なんやけど、明日の午後、高須先生が名古屋で大村知事リコールの記者会見するんやて。有本さん、現地、行かれへんよな」

 夕刊フジでもおなじみの高須克弥院長(=連載『Yes!高須のこれはNo!だぜ』)が、昨年夏の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」の件で、愛知県の大村秀章知事に怒り心頭、リコール(解職請求)を考えておられることは、院長のツイートなどから察していた。

 それにしても急な展開だ。今日の明日。少し調整の時間を…と答えようとすると、それを見透かしたように受話器の向こうから、「(評論家の)竹田恒泰さんは『行く』と即答してくれたで」

 と百田さんが一言。思わず、「わかりました。『私も参ります』と高須先生にお伝えください」と答えていた。

 翌日、会見場に着いてみると、科学者の武田邦彦氏もおられた。高須院長の応援団として、インターネット番組「真相深入り 虎ノ門ニュース」のレギュラー出演者が期せずして顔をそろえた。

 私は会見を取材するつもりで出かけたのだったが、その場の雰囲気に圧され、高須院長と並んでメディアの質問を受ける側に座ることになってしまった。

 会見の様子と、その後1カ月間の高須院長の見事な闘いぶりは夕刊フジでも折に触れ報じられているので、ここではなぞらない。ただ、肝心ないくつかのみ、あえて強調しておきたい。

 

 まず、都道府県知事のリコールは、過去に例がない。数百万の有権者に「イエス・ノー」を問う知事のリコールは、その運動が惹起(じゃっき)されたことすら例がないのだ。もし成立すれば、史上初、日本の戦後政治に風穴を開ける一大事である。が、その重大性にメディアの皆さまが、いまひとつピンときておられないように見える。

 第2のポイントは、今回の「争点」だ。

 

 高須院長や私たちが問題視しているのは、端的に言えば、極めて不適切な公共事業であり、税金の使途である。前代未聞のとんでもない公共事業をゴリ押しした大村知事の行政手法を「許せん」と、高須院長は一貫して主張している。

 ところがこれを、あたかも「表現の自由」を認めない偏狭な考えの人々が騒いでいるかのようにミスリードするメディアがあるのは甚だ残念である。

 日本国憲法第一条で、「日本国と日本国民統合の象徴」とされている天皇陛下であられた昭和天皇の写真をバーナーで燃やし、灰を足で踏みつける。良識のある日本国民なら正視に耐えないこの表現でも、私的に行う分には強制的にやめさせることはできない。

 しかし、公金を注ぎ込む公共の場に展示するものとして、ふさわしいと言えるのか。それを改めて愛知県民に問おうというわけだ。

  加えて、昨年10月3日発行の本コラムで書いたとおり、この企画展のプロセスには重大な疑惑がつきまとっている。慰安婦像など、不適切とされそうな作品の存在を「隠して」文化庁に補助金申請したのではないかとの疑惑が完全に払拭されたとは言い難い。一部関係者の証言どおりなら、補助金詐取かとも思えてしまう。

ところで、高須院長はがんの闘病中でもある。その体でまさか、蒸し暑い名古屋の街頭に自ら立ってハガキ配りまでするとは思わなかった。文字通り命を削って、「日本のため」「郷土・愛知県の尊厳のために」闘っているのだが、院長に悲壮感はない。

 「戦いの火蓋は8月1日に切っておとされます。(中略)(署名受任者のハガキに署名して)身内となった皆さん、僕の総攻撃の合図を待ってください。僕は一瞬でリコールを成立させ、勝負をつけるつもりです。歴史に残ります」

 

 院長のこのツイートにしびれたのは私だけではないだろう。風は少しずつ、しかし着実に変わってきている。

 高須院長は2日、県議会での陳述に立つ。まさに「千万人と雖(いえど)も吾(われ)往かん」の気概を示されるに違いない。とかく群れるのが好きな永田町の皆さまよ、よく目を開いて高須院長の闘いぶりをご覧あれ。

 ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。