慰安婦問題を考える会

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文政権“狂走”? 信じがたい「中国の核の傘に入る」発言 トランプ氏激怒か…「事実上の対米絶縁宣言

2019-12-06 17:11:24 | 日記

 

韓国・文政権“狂走”!? 信じがたい「中国の核の傘に入る」発言 トランプ氏激怒か…識者「事実上の対米絶縁宣言…米は文政権を倒しにかかる可能性」 

2019.12.6 zakzak

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、「裏切りの本心」をあらわにした。中国の王毅国務委員兼外相が4年ぶりに訪韓したタイミングで、文大統領の外交・安全保障のブレーンが「『中国の核の傘』入り」について言及したのだ。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を当面維持することで、自由主義陣営に踏みとどまった隣国だが、文政権が続く限り、中国共産党率いる全体主義陣営に寝返る危険性は捨てきれない。ドナルド・トランプ米政権は激怒し、さらに不信感を高めそうだ。

 「韓中両国間の緊密な対話・協力は北東アジアの安保を安定させ、世界経済の不確実な状況をともに克服できる力になるだろう」「(習近平国家主席と)近くお会いすることを期待している」

 文氏は5日、大統領府(青瓦台)で行われた王氏との会談でこう語り、中国側の積極的支援を要請した

 これに対し、王氏は「韓国を訪問したのは、韓国側と戦略的な意思疎通を行うため」という。聯合ニュース(日本語版)が5日報じた。

 文氏の発言には、米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備をめぐって悪化した中韓関係を正常化させたい必死さがにじんだ。

 一方、王氏は、暗にドナルド・トランプ米政権を念頭に置いた発言が目立った。日米韓の安全保障協力体制にくさびを打ち込み、文政権を中国側に引き寄せようとする狙いが透けてみえた。

両国の立場が明確になるなか、文氏の側近である文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官から、信じがたい発言が飛び出していた。

 朝鮮日報(日本語版、5日)によると、文正仁氏は4日、外務省傘下の外交安保研究所が開いた国際会議で司会をしていた際、中国側の参加者に向かって、次のように質問を投げかけたというのだ。

 「もし、北朝鮮の非核化が行われていない状態で在韓米軍が撤退したら、中国が韓国に『核の傘』を提供し、その状態で北朝鮮と非核化交渉をするという案はどうだろうか?

 韓国は米国の同盟国であり、「米国の核の傘」で守られている。1950年6月から53年7月まで激しい戦闘が続いた朝鮮戦争(休戦中)では、米軍は韓国を守るために約14万人もの死傷者を出した。文正仁氏は、中国側の歓心を買おうとしたのかもしれないが、トランプ政権にとっては「裏切りの言葉」でしかなかった。

 文正仁氏は以前から、米国や米軍を軽んじる発言を連発してきた。

 9月9日に高麗大学で行った講演では、「韓米同盟を生かそうとして、南北関係がダメになっている」「南北関係で最大の障害物は(在韓米軍を指揮する)国連軍司令部だ。国民が実態を知れば、『司令部は撤退せよ』と言うはずだ」と、事実上の米軍追い出しを示唆した。

 11月25日のテレビ番組では、「在韓米軍を5000~6000人縮小しても、韓米同盟の基本的な枠組みや対北軍事的抑止力には大きな変化は生じない」(中央日報・日本語版、11月26日)と言い切っていた。

韓国メディアは、文正仁氏について「文大統領の本音を語る人物」とみている。つまり、「文正仁氏の一言は、文大統領の一言」であり、冒頭の「中国の核の傘」発言は、まさに王氏の訪韓に合わせたメッセージともいえた。

 そもそも、文政権は、日本や米国、オーストラリア、インドなどの自由主義諸国が進める「自由で開かれたインド太平洋」構想に韓国が入るのだとは明言していない。

 

 一方で、共産党独裁国家の中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」への参加はチラつかせている。

 文政権の言動をどう見るか。

 韓国情勢に詳しい朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「文大統領は『左翼民族主義者』だ。表向きはトランプ政権の機嫌を損ねないように立ち回っているが、今回、王氏の訪韓をあえて狙い、およそ常識では考えられないような『中国の核の傘に入る』という本音を、側近の文正仁氏に言わせたのではないか。これは事実上、『対米絶縁宣言』に等しい。トランプ政権はすでに、『反日・反米』の文政権を見限っているが、中国と組むとなれば、力ずくで文政権を倒しにかかる可能性もある」と語っている。

 

 

 

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米中に板挟みで苦悩、平身低頭の韓国ー韓国側が王氏の米国批判に反論した形跡はなく

2019-12-06 06:07:01 | 日記

 

米中に板挟みで苦悩、平身低頭の韓国

産経新聞 - 2019年12月5日

 【ソウル=桜井紀雄】韓国を4年ぶりに訪れた中国の王毅国務委員兼外相は、露骨に米国の「一国主義」を批判し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に同調を求めた。米国が日米韓の安全保障協力の象徴とみる日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄騒動などで米韓の不協和音が顕在化したタイミングで文政権の取り込みに動いた形だ。

 「あらゆる手段で中国を押さえ込み、発展について悪く言う者もいるが、結局は失敗に終わるだろう」

 王氏は5日、韓国政財界の要人を招いたソウルでの昼食会でこう演説した。トランプ米政権への非難であることは明白だ。韓国については「信頼できる長期的な協力パートナーで、両国は既に利益共同体だ」と強調した。

 康京和(カン・ギョンファ)外相との4日の会談でも米国を念頭に「中国は大きな国が小さな国をいじめることに反対し、自分の力を信じ、他人に強要することに反対する」と述べた。だが、韓国の保守層からは「THAAD(米軍の高高度防衛ミサイル)問題で『3つのノー』を無理強いしたのは中国ではないか」と反発する声が出た。

 韓国は2017年の文大統領訪中前にTHAAD配備への中国の強い反発を受け、THAADの追加配備▽米国のミサイル防衛への参加▽日米韓安保協力の同盟への発展-をしないという「3つのノー」を約束した。事実上の報復といえる韓国への団体旅行の制限などは和らいだものの、芸能人の中国での活動の制限とともに依然続いている。

 韓国外務省当局者は、これらの問題に絡み「両国関係を完全に正常化すべきだとの認識で一致した」と説明したが、王氏は昼食会でも「THAADは中国を狙ったものだ」と主張した。韓国側が王氏の米国批判に反論した形跡はなく、平身低頭ぶりが際立った

 米ワシントンでは3、4日、在韓米軍の駐留経費をめぐる米韓協議が開かれた。米側は韓国に現行の5倍近い負担増額を迫り、平行線をたどっている。韓国与党からも「米側が要求を押し通すなら、(協議結果の)国会の同意を拒否すべきだ」と米国批判が公然と起きている。文政権はGSOMIAの破棄は踏みとどまったが、米韓間の亀裂は隠しようがない。そうした時期に王氏は訪韓した。

 文政権が中国に頭が上がらないのは、輸出立国の韓国で輸出額全体の25%以上を中国向けが占める経済面での中国依存の高さが背景にある。ただ、米中貿易摩擦のあおりで対中輸出が振るわず、輸出額は11月まで12カ月連続でマイナスを記録した。リスクが明らかでも対中依存構造から抜け出せる段階にはない。

 文大統領は北朝鮮政策も中国の協力抜きには進められないと信じている。韓国紙によると、文大統領の対北・対中政策のブレーンである文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官は4日の国際会議で「北朝鮮の非核化が行われずに在韓米軍が撤退したら、中国が韓国に核の傘を提供し、北朝鮮と交渉する案はどうだろう」と中国の出席者に問い掛けた。仮定の質問とはいえ、文政権の本音の一端が垣間見える。